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更新日:令和5(2023)年4月10日
閉科のお知らせ
「溶接非破壊検査科(1年)」は令和4年度(令和5年3月)をもって、閉科いたしました。
令和6年1月より、「非破壊検査科(6か月)」をスタートする予定です。
詳しいことは、準備ができ次第HP上でお知らせしていきます。
求人をいただいておりました近隣企業の方々には、長年お付き合いいただき、誠にありがとうございました。
金属加工業界で活躍できる溶接工や非破壊検査技術者を育成します
鉄鋼材料を溶接する際使用される「被覆アーク溶接」「炭酸ガスアーク溶接(半自動溶接)」を始め、ステンレス鋼やアルミニウム合金が溶接できる「TIG(ティグ)溶接」の技術、また必要な知識を習得します。
さらに、鉄鋼材料を切断する「ガス切断」「プラズマ切断」の技術、知識を習得します。
被覆アーク溶接
炭酸ガスアーク溶接(半自動溶接)
TIG(ティグ)溶接
手動によるガス切断
自動プラズマ切断
下記の資格試験には、通常「実務経験」が必要であり、溶接の経験のない者が受験することは出来ません。
当科では、定められたカリキュラムを受講することにより受験が可能になります。
資格種類 | 必要な実務経験期間 | 当科での履修可能期間 | 概要 |
---|---|---|---|
アーク溶接適格性証明書 | 1ヶ月 | 3ヶ月 必要な実務経験期間1ヶ月を上記の訓練期間を受けることで、経験したとすることが出来る |
被覆アーク溶接がある程度できることの証明になる |
半自動溶接適格性証明書 | 1ヶ月 | 3ヶ月 必要な実務経験期間1ヶ月を上記の訓練期間を受けることで、経験したとすることが出来る |
半自動溶接(炭酸ガスアーク溶接)がある程度出来ることの証明なる |
プレス機械または手作業による「切断加工」「曲げ加工」「締結加工(リベット留め)」の技術を習得します。
プレス機械による曲げ加工
溶接・熱切断実習やプレス加工実習で身に付けた技術を使い、実際の製作物に近い課題を製作します。
これにより、現場で即戦力となる力が身に付きます。
課題のヤスリ掛け作業風景
グラインダーによる研削作業
ボール盤による穴あけ作業
溶接作業
完成した課題
特殊な溶液をつかい、検査物表面にある小さく、幅の狭い亀裂を発見出来るようにする試験です。毛細管現象を利用しています。
非破壊検査の中で最もポピュラーで広く用いられています。
超音波により、金属やコンクリート内部の様子を映し出す機器を使用して、検査物内部の亀裂を発見することが出来る試験です。
医療用として広く利用されているエコー検査と同じ原理です。
上記の2つの試験法については、実技および知識について十分に習得し、「非破壊試験技術者資格」の取得を目指します。
また、資格の受験に必要な「講習時間」について当校で訓練が行えるよう、必要なレベルの資格を持った有資格者が指導します。
資格種類 | 必要講習時間 | 当科での履修可能時間 | 概要 |
---|---|---|---|
非破壊試験技術者資格 (浸透探傷試験レベル1) |
16時間 | 16時間以上 | 非破壊検査(浸透探傷試験)を補助的に行うことが出来る資格 |
非破壊試験技術者資格 (浸透探傷試験レベル2) |
24時間 (レベル1取得済みの場合) |
24時間以上 | 非破壊検査(浸透探傷試験)を主体的に行うことが出来る資格 |
非破壊試験技術者資格 (超音波探傷試験レベル1) |
40時間 | 40時間以上 | 非破壊検査(超音波探傷試験)を補助的に行うことが出来る資格 |
上記2種についても、概要を学び、基本的な非破壊検査全般について学習します。
当科では、実技を重視し技術を習得していきますが、資格取得を始め、仕事をする上で本当に必要な知識については学科授業として習得します。
市原高等技術専門校では、一人一人にそれぞれの特徴に合った企業をできる限り紹介し、修了した生徒がそれぞれの科で学んだ技術、技能を活かし企業で活躍できるよう応援しています。
年度 | 就職率(%) |
---|---|
前年度 | 100 |
2年前 | 100 |
3年前 | 100 |
平成30年度 修了生
求人事業所数 |
54社 |
---|---|
求人数 |
88人 |
市原高等技術専門校は千葉労働局へ届け出を行い、企業からの求人の受付、企業への訓練生の紹介ができる「無料職業紹介事業所」です。
創造する喜びを知ってほしい
須藤先生
私は、働き始めたとき「溶接」を学びました。30代に入った頃、「非破壊検査」を学び始めました。
どちらも、専門的な仕事で、最初は難しく感じましたが、上達するにつれ、とても楽しくなり、同時にやりがいを感じました。
今では、この両方の技術を皆さんに指導できるようになったことをうれしく思っています。
皆さんにも、この仕事の楽しさを感じてもらえたら、嬉しいです。
資格
(須藤)
石川先生
溶接非破壊検査科では、金属を接合する「溶接」や製品の良否を調べる「非破壊検査」を学びます。
溶接は日本で一番高い構造物であるスカイツリーや子供の頃に遊んだ遊具など、非常に多くの製品に扱われています。
非破壊検査は、その製品に欠陥がないかを調べる技術です。
溶接や非破壊検査は、多くの人の生活を支えています。
目の前で金属を溶かしたり、自分の手でものをつくる経験はとても楽しくやりがいがあります。
資格
(石川)
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