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更新日:令和7(2025)年3月1日
ページ番号:341326
HTML版は、音声読み上げ向けに写真と図を省略し、表を簡略化しています。
パンフレット掲載内容のほかに、「職種紹介・先輩職員からのメッセージ」ページに掲載しています、より詳しい内容も併せて記載しています。
事務系|技術系|資格免許職|派遣研修|メンター制度|育児休業を取得した職員
総合企画部報道広報課戦略広報推進室|商工企画部企業立地課産業用地整備支援室
2016年 佐倉県税事務所
2020年 教育庁企画管理部福利課(千葉県公立共済組合)
2023年 総合企画部報道広報課戦略広報推進室
私は「報道広報課」で、主に千葉県の各種行事や施策、募集案内や地域情報、魅力などをテレビやラジオを介して広く発信し、県内外の方へ情報発信をする仕事をしています。たとえば、県でも強化している「不正軽油の防止」に関する呼びかけをラジオで流した際、普段、車で何気なくラジオを聴いているという方から、「ラジオを聞いて怪しい場所に思い当たりがある」との情報提供がありました。情報の目的に応じて、放送媒体や内容を選定することが大切だと学びました。
九州出身でさまざまな地域を訪れる中、日本の玄関口である千葉県に魅力を感じました。千葉の強みを伝え、その魅力を国内外に広める仕事に貢献したいと考えています。県外出身の視点を生かし、千葉の魅力を発信していきたいです。
地元の方々をテレビ取材後、「番組の反響があった。想いを伝えられてよかった」と言われることがありました。飲食店取材ではリポーターに試食してもらったり、SNSで告知など、どのように届けるかを考えて取り組むことにやりがいを感じます。
県の広報テレビ番組では年に4回、放送時間を延長した特別番組を制作します。テレビ局と協力し、地元の方々の温かさや誇りに触れながら撮影を行い、特に気持ちを込めた放送回が完成しました。放送後にも様々な反響があり、達成感を得られました。
大型商業施設や多くのレジャースポットなどを取り上げられがちですが、観光業や農業などにも力を入れており、また、三方を海に囲まれた千葉県の“海”に関わる漁業やレジャーは必見です。「都会」も「自然」もバランスよくある県は珍しいですし、県外の方にも自慢できる魅力だと感じています。また、千葉県のマスコットキャラクターである「チーバくん」の人気の高さにも驚き、たくさんの方に愛されてきたんだと実感し嬉しい気持ちになりました。
報道広報課は、比較的若い職員が多く、活気がある職場です。常に同僚と情報共有やアイデアを出し合い、コミュニケーションをとっています。また、自然災害などの緊急の事態には、いち早く正確な情報を県民へ届ける必要があることから、迅速な対応力が求められます。そんな時こそ互いに協力し、チームワークを大切にしています。
休日は、千葉県内の観光スポット巡りや、地域のイベントに参加して、リフレッシュするとともに、観光資源を自分の目で確認しています。また、退庁後は本屋へ立ち寄り県内情報の載った旅行雑誌を見て、番組の企画の参考にしたり、家でゆっくり自分の時間を過ごしリラックスしています。
8:30 |
出勤・メール確認 |
---|---|
9:00 | テレビ番組の台本やテロップの確認 |
10:00 | 取材先へアポ取り(ロケハンの日程調整など) |
12:00 | 昼休憩 |
13:00 | 出張、取材先でテレビ撮影(ロケ) |
15:00 | 帰庁(メール確認、番組の企画書作成) |
16:00 | ラジオ収録原稿の確認、翌日の準備 |
17:15 | 退庁 |
2011年 企業庁地域整備部事業調整推進課
2014年 印旛保健所(健康福祉センター)
2017年 総務部市町村課
2018年 大網白里市役所派遣(総務部市町村課付)
2019年 総務部市町村課
2023年 商工労働部企業立地課産業用地整備支援室
一般行政職は業務内容が非常に幅広く、様々な業務に関わることができます。私自身、生活保護ケースワーカー、市町村派遣、選挙管理委員会、企業誘致と、多種多様な業務に携わってきましたが、異動のたびに新しい業務が経験でき、その経験を通じ成長していける点が魅力であると感じています。
私は、地元への愛着と貢献したい思いから千葉県職員を志望しました。生まれ育った千葉で自然や人々の温かさに触れ、地元に恩返しをしたいと強く感じました。首都圏の一角を担う千葉の可能性を信じ、その発展に貢献したいです。
やりがいを感じるのは、自分の関わった企業様が実際に千葉県に立地し、操業を開始する姿を見られたときです。担当した企業様から「千葉県に立地してよかった、ありがとう」と感謝の言葉をいただいた際、大きな達成感を得ました。
令和5年度に台湾で開催した企業誘致セミナーの運営に携わったことです。知事や台湾の企業様に講演していただき、千葉県の魅力をアピールしました。海外開催で準備は大変でしたが、投資を検討する企業様も現れ、大きな達成感を得ました。
千葉県へ投資を考えられている企業の方々と話をすることで、県外の方から見た千葉県の魅力に改めて気づかされました。首都圏に位置し、アクアラインや圏央道等の道路網が整備されている千葉県は、東京からのアクセスが良く、企業の方々からの注目度がとても高いです。また、日本の空の玄関口である成田空港を有しているため、海外の企業様からの注目度も高く、様々な企業様に関心を持っていただいています。千葉県は、多くの自治体の中でも有数のポテンシャルを有していると実感しています。
企業立地課は、比較的若い職員が多く、活気がある職場です。また、企業様とのやり取りが多く、県庁内外の様々な方と関わりあえるため、柔軟で新しい発想が生まれやすい環境です。業務は忙しいですが、周囲のサポートも手厚く、チームワークを大切にしています。
休日は、家族と一緒に千葉県内の観光スポットを巡ったり、地域のイベントに参加したりしています。また、県庁の同僚と一緒に野球やマラソンをして、リフレッシュをしています。退庁後は同僚と食事に行ったり、地域のスポーツ施設でリラックスしたりしています。
8:30 |
出勤・メール確認やスケジュール確認 |
---|---|
10:00 |
立地予定企業を訪問(補助金等の説明) |
12:00 |
昼休憩 |
13:30 |
金融機関を訪問(県内立地動向について意見交換) |
15:00 |
訪問アポイント(企業向けイベントの打ち合わせ) |
16:30 |
帰庁、訪問記録の作成、翌日の準備 |
17:15 |
退庁 |
2023年 県立病院事務千葉県立佐原病院
私は「事務局管理課」で、診療の際に使用する診療材料(ガーゼや包帯など)や医療用消耗備品(血圧計やパルスオキシメータなど)に係る業者との様々な交渉や、毎月の請求書処理や契約等、会計事務に関する仕事を主に行っています。
コロナ禍で実際に医療現場で働く人が減ってきていると知り、今の医療現場を支えていきたいと思いました。県立病院事務は事務仕事だけではなく、施設管理や病院経営等あらゆる面で医療を支えていけるところも魅力を感じました。
やりがいを感じるのは、新しく購入した診療材料が使いやすいと現場から言われたときです。新しく購入した診療材料が、患者様の怪我や病気の治療に役立っていると実感できるからです。
整形外科で使用する診療材料は単価が高いものでしたが、業者と何度も価格交渉を行い、病院・患者様にとってよりよい診療材料を購入することができました。努力が成果に結びついたという達成感を得られ、特に印象に残っています。
千葉県は、豊かな自然環境と多くの特産品や観光スポットがあるところに魅力を感じています。特に、銚子市を訪れた際に、観光スポットである犬吠埼灯台に上ったり、屏風ヶ浦に行って地層を見たり銚子の魅力や歴史を感じることが出来たので一番印象に残っています。
事務局の職員の方たちは、皆さん気さくでとても話しやすく明るい方たちです。分からないことがあった際に相談すると、親身になって話を聞いてくれます。また、業務が忙しい中でもコミュニケーションがしっかりとれるのでとても働きやすい職場だと思います。
休日は、本を読むことが好きなので家で読書をしたり、家族で千葉県内の観光スポットを巡ったりして過ごしています。また、習い事の書道に通ったりして過ごすことが多いです。
8:30 |
出勤・メール確認 |
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9:00 |
現場からの依頼対応 |
10:00 |
診療材料に係る打合せ |
12:00 |
昼休憩 |
13:00 |
業者へ見積依頼 |
15:00 |
業者対応 |
17:15 |
退庁 |
2015年 千葉県警察学校
2015年 総務部装備課
2018年 警務部警務課
2021年 君津警察署
私は君津警察署の会計課で働いていて、旅費支給事務と遺失拾得事務を担当しています。旅費支給事務とは職員が出張する際に発生した費用を職員に支給する仕事で、なるべく早く支給することを心がけています。遺失拾得事務は、落とし物をして困っている人の対応や拾得物を持ち主に返還する仕事で、少しでも早く持ち主の下へ返還して不安を取り除くことができるように思いやりの気持ちをもって対応します。
千葉県をさらに住みやすく魅力的な場所にするためには、事件・事故を減らし治安を維持することが必要です。この課題に対し、事務職という立場で警察官の支えとして貢献できる警察事務は、私に最も適した職種であると感じました。
拾得物を持ち主の方へ返還できたときです。警察署に届く拾得物の持ち主を調査し、一つでも多くの物件を返還できるよう心がけています。返還できた時の持ち主の方の嬉しそうな笑顔や、安堵した表情が見られると大きな達成感を感じます。
県内の大型イベントで拾得物などの対応にあたり、職員の一人として治安の維持に携われたことが印象に残っています。警察事務は、デスクワークが多いと思われがちですが、警察官と一緒に県民の方々に接する業務も多くあります。
君津警察署に着任して感じたことは、県外から観光に来られている方がとても多いということです。君津市は、アクアラインを利用すると都心からのアクセスがとてもよく、豊かな自然と食を求めて多くの方が来訪します。窓口対応した際も千葉県での楽しかった思い出を話してくださる方がおり、千葉県職員としてとても嬉しい気持ちになりました。
私が現在所属している君津警察署の会計課は、明るくアットホームな雰囲気の職場です。職員同士でコミュニケーションが取りやすく業務の進め方で迷った時は気軽に先輩や上司に相談することができます。また、自分が困っている時やほかの誰かが困っている時も全員で助け合いながら仕事をしています。千葉県警察全体でワークライフバランスに取り組んでいるので、休みをとりながらメリハリをつけて仕事をしています。
休日は、家族と過ごす時間を大切にしており、買い物や子どもと公園に行くなどしてリフレッシュしています。プライベートを充実させることで仕事にも集中して取り組めると思いますので、仕事と休暇のメリハリをつけられるよう心がけています。
8:30 |
出勤、朝会 |
---|---|
9:00 |
旅費データの確認 |
10:00 |
遺失拾得窓口対応 |
11:00 |
旅費支給事務 |
12:00 |
昼休憩 |
13:00 |
施設修繕立会い |
15:00 |
関係機関へ書類提出 |
16:00 | 遺失拾得締め作業 |
17:00 | 翌日の業務準備 |
17:15 | 退庁 |
2018年 富里市立浩養小学校
2023年 匝瑳市立平和小学校
私は「平和小学校」で、先生方の給料の報告、校内備品の管理、学校配当予算の執行、計画立案など多岐にわたる仕事をしています。1年間での大まかな流れからいうと、採用者書類、住民税事務、手当の事後確認、教科書事務、年末調整事務、退職手当の作成、出張旅費の調査、年度末人事異動者の異動書類の作成など1年間で季節ごとに異なる業務を行っています。
私が学校事務職員を志望したのは、先生方のサポートをし、千葉県の教育に携わりたいと考えていたからです。高校時に学校事務職があることを知り、自分の長所が生かせる職を考えた結果、事務職員になりたいと強く感じました。
先生方から感謝されるとき、子どもたちの元気な笑顔を見ているときです。学校事務として、
先生方や子どもたちの困りごとを解決できた際は、直接感謝の声をいただくことも多く、
達成感と共に充実感を得ることができます。
先生方へ書類作成のお願いをした際、わかりやすく、丁寧な説明をすると「わかりやすくスムーズに作成できたよ」などと言ってもらえるなど、日常の業務で感謝されることが多く、そのすべてが印象的です。
これまで勤務した、富里市や匝瑳市では、地域の方々が学校に対してどのような思いがあるのか、子どもたちの地域への思いはどのようなものかがわかりました。親の農家を継ぎたい、もっともっと畑を大きくして、たくさんの人に自分が作ったものを食べてもらいたいなど、千葉県には、これからを担ってくれる宝がたくさんあるからこそ、私はそれを大事に育てていきたいと考えています。
若手からベテランのバランスが良く、明るい職場です。若手は勢いがあり、ベテランは若手へ、アドバイスをするなど、互いに意見を出し合い、風通しの良い環境です。子どもたちにとって何が一番良いのか常に考え、一丸となって児童を見守っています。
休日は、千葉県内に限らず、様々な観光名所などへ行き、見聞を広め、子どもたちと話せる話題を探しています。またジムへ通い、有事の際に対応できるよう、身体を鍛えています。児童が夏休みなどの長期休暇の際は、四国一周旅行などをして、普段できないような長期旅行をしてリフレッシュしています。
7:55 |
出勤、朝会 |
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8:20 |
旅費データの確認 |
8:30 |
遺失拾得窓口対応 |
12:00 |
旅費支給事務 |
12:50 |
昼休憩 |
13:20 |
施設修繕立会い |
13:45 |
関係機関へ書類提出 |
15:55 | 遺失拾得締め作業 |
16:10 | 翌日の業務準備 |
16:25 | 退勤 |
心理|児童指導員|農業|林業|水産|畜産|農業土木|土木|建築|化学|電気|機械
本庁:健康福祉部児童家庭課など
出先機関:児童相談所、障害者相談センター、県立病院など
2020年 柏児童相談所診断指導課
2024年 市川児童相談所診断指導課
児童心理司は、虐待や障害、非行などこどもに関する様々な相談業務に携わっています。こどもと面接で話をしたり、心理検査を行いながらその子の特性や抱えている気持ちを見立て、保護者や関係機関と話し合いをしながら、そのこどもに必要な支援を検討していきます。
児童の気持ちに寄り添うことができる業務に携わりたいと思い、児童相談所の児童心理司という職種を知りました。心理職の採用数が他県に比べ多く、こどもの心理面のアセスメントやサポートに注力していると感じ千葉県を選びました。
こども一人ひとりに異なる事情があるため、経験を積んでも、最適な対応を日々考える中で悩むことも多いです。研修や意見交換を通じて専門性を高め、他機関と連携しながら支援を行い、変化を感じることでやりがいを実感しています。
担当となったものの、なかなか面接に応じなかったこどもと、2年間手紙の関わりを続け、面接が実現。関係を築き笑顔も見られるように。成果がすぐに出なくとも、日々の積み重ねが結果に繋がることを実感しました。
専門性が求められる職種であり、常に学び、成長することが必要です。千葉県では、各所属や県職員全体で様々な研修が実施されており、面接や心理検査の技術の向上やこどもへの支援の質を上げることを目指すことができます。
こどもへの支援は児童心理司だけでなく、児童福祉司をはじめ様々な職種の職員とチームとなって考えています。お互いの考えや意見を尊重しながら話し合いができ、上司や同僚にも気軽に相談ができる、温かみのある雰囲気があります。
映画を見たり、おいしいものを食べてゆっくりする時間を取ることが多いです。また、友人と食事や買い物などの外出に行くことや、年次休暇を取って旅行に行くこともあります。
8:30 |
出勤・メールやスケジュールの確認・調整 |
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9:00 |
一時保護児童との面接 |
11:00 |
担当児童のカンファレンス |
12:00 |
昼休憩 |
13:00 |
児童福祉司との打ち合わせ |
14:00 |
保護者との面接 |
16:00 |
面接記録や面接時に使用する資料の作成 |
17:15 | 退庁 |
2021年 富浦学園(児童養護施設)
2023年 中央児童相談所調査課
私は児童相談所の児童福祉司として、主に担当地域の児童虐待について調査をする仕事をしています。児童に関する心配な情報が当所に入ってきたら、家庭訪問等をして児童やその保護者の方からお話を聞き、その事実があれば再発防止のために一緒に保護者の方と考えていく公益性の高い仕事です。
県外出身なので、あまり千葉県に足を踏み入れたことがありませんでした。しかし、児童福祉に特化した業務に携われることに魅力を感じ、千葉県に入庁しました。
やりがいは未来を担うこどもたちに貢献できることです。様々な環境に置かれているこどもたちの声を直接聴くことができ、そのこどもたちの将来の可能性を広げるため少しでもお手伝いできることがとても嬉しいです。
児童養護施設で行事を計画したことです。施設には映画館やファストフードの体験がないこどもたちも多くいました。こどもたちと相談しながら、できるだけ多くの経験や楽しんでもらえる内容を考えるのは、とても充実した時間でした。
仕事柄、千葉県内を出張で回ることが多いので県外出身者としては色々な土地を見られることが楽しいです。千葉ってこんなに広いんだなと日々感じています。お昼時間が合えば、その地元のお店の料理を食べることもできます。海や自然が豊かな土地もあれば、都心(又は中心部)で栄えている場所もあり暮らしやすい環境だと思います。
今の職場は同年代の方もベテランの方も多くいて、とても過ごしやすい環境です。業務内容上どうしても苦労する場面が少なくはないですが、一緒に働いている同僚や後輩、上司がいるからこそ続けられると日々感じています。プライベートで遊ぶこともあります。わからないことがあってもすぐに相談できる環境で、お互い支え合って成り立つ関係性であるところがとてもいいと思います。
休日は、いい意味でも仕事と分けて思いっきり自分が好きなことをするようにしています!休みを取りやすいので、遠出をしたり長期で休みが取れた時は地元に帰省することもあります。退庁後は、同僚と食事をすることが多いです。
9:00 |
出勤・メールやスケジュールの確認 |
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10:30 |
会議報告 |
11:00 |
電話対応 |
12:00 |
昼休憩 |
13:00 |
家庭訪問 |
16:00 |
所内カンファレンス |
17:00 |
資料作成 |
17:45 | 退庁 |
2018年 農林水産部農地・農村振興課
2020年 長生農業事務所改良普及課
農業職は現地で農家へ栽培技術指導・経営指導などをする「普及指導」、新たな品種や栽培技術等の開発・研究を行う「試験研究」、農業施策を企画立案する「農業行政」が主な業務であり、多方面から千葉県の農業振興に取り組んでいます。現在の私は、長生地域で水稲・落花生・小麦などの作物担当として「普及指導」業務に従事しています。業務内容としては、日々担当地域の水稲生産者などを訪問し、栽培指導や経営指導を行うほか、田んぼでの生育調査や新技術の現地調査、研修会の開催、農協や市町村などの関係機関と連携した地域課題の解決など多岐に渡ります。農家の経営がどうすれば向上するのか、将来に向けて地域農業をどうやって維持・発展させていくのか、考えながら業務に従事しています。
農家と直接関わる仕事を求め、農業が盛んな千葉県を志望しました。多品目の栽培が盛んで、消費地の東京に近い点も魅力です。かつて住んでいた経験から、千葉県への愛着や生活のしやすさを感じていたことも志望理由の一つです。
やりがいを感じるのは、農家の方から「ありがとう」と感謝される瞬間です。正解がない仕事に悩みながらも、技術や経営の指導が実を結び、「あなたのおかげで上手くいった」と言われると自信が持てます。
農家から相談を受け、地域に合う水稲の品種を調査し試験を実施しました。1年目は1件、2年目は2件での試験に留まりましたが、結果を研修会で周知したところ、3、4年目に栽培農家が増加し、農協など関係機関と連携して新品種を地域に定着できたことです。
千葉県に入庁した時には、名前も読めない市町村があり、自分がこれまで接してきた千葉県は一部だったのだと思いました。農業職は千葉県の都市部ではなく、農村地域を訪問することが多く、千葉県の自然の豊かさを感じることができます。また、千葉県は小さな日本といわれるほど様々なものや環境が揃っています。県内でも北部と南部、沿岸部と山間部では気候や自然が異なり、自然豊かな観光地からテーマパークなどの都市型観光地、成田空港からの国内国外へのアクセスの良さ、おいしい物の宝庫でもあります。また、県職員の先輩や同僚、地域の農家の方からの口コミ情報で、ネットや雑誌にも紹介されていない名店や隠れた観光スポットなどたくさん発見することができます。
若い職員が多く、活気のある職場です。老若男女関わらず活躍する場がある職場で、日々仕事に関する意見交換も活発に行われています。また、私は第一子誕生の際に3か月の育児休業と復帰後2か月の育児短時間勤務(週3日勤務)を取得、現在も保育園の送迎に合わせた時差出勤も活用して、仕事と育児の両立に取り組んでいます。近年男性の育児休業の取得率も上がっており、若い職員も多いことから理解が得られ、子育てしやすい環境であると感じています。
休日は、家族で近所の公園に行ったり、県内の観光スポット巡り、担当地域での開催されるイベントに参加しています。計画的な有給休暇の取得が推奨されており、平日に休みをとって休日では混んでいて行きにくいスポットに行くこともあります。カレンダー通りの休みなので、先の予定も組みやすいのが魅力です。千葉県は広くまだまだ行ってみたい場所やお店がたくさんあります。
8:30 |
出勤・メールやスケジュールの確認 |
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9:00 |
水稲栽培試験ほ場の生育調査 |
12:00 |
昼休憩 |
12:45 |
水稲農家巡回・経営指導 |
15:00 |
生育調査結果とりまとめ、栽培指導資料作成 |
17:00 |
退庁 |
※休憩時間の特例措置(中学校就学前の子の育児)活用により昼休みは45分。退庁時間を15分早めている。
2018年 農林水産部森林課
2020年 北部林業事務所
2024年 中部林業事務所森林振興課
林業職では、森林整備事業の補助金交付業務や、森林・林業に関する技術や知識等の普及業務から治山・林道工事や保安林整備の森林土木、林地開発の許認可等に関することまで、様々な業務に携わることができます。現在は、「中部林業事務所」で、普及指導員として、森林所有者や林業事業体、特用林産物生産者等に森林・林業に関する技術や知識の普及及び支援等を行うとともに、森林整備事業に関する補助金の検査等の仕事をしています。また、令和元年度から譲与が開始された森林環境譲与税の活用に係る管内5市への支援等も行っています。支援にあたっては、千葉県森林経営管理協議会等と連携し、森林環境譲与税の活用方法や他自治体における取組事例の収集等を行い、各地域に即した活用方法や事業が展開されるよう業務を行っています。
私が千葉県職員を志望した理由は、大学で学んだ森林に関する知識を活かし、地元で地域に貢献したいと考えたからです。小さいころから自然と触れ合うのが好きで、千葉県の森林・林業に貢献したいという思いが強くなりました。
事務作業だけでなく、森林整備や工事進捗の確認、現地調査など現場に出る機会も多く、林内を歩きながら森林や自然と触れ合えることが魅力です。また、千葉県はおいしいご飯屋さんが多く、出張の際のお昼ご飯も楽しみの一つです。
森林・林業の普及活動のイベントは特に印象に残っています。どのように関心を引くか考えることが新鮮で、地域の方々に魅力を伝える難しさと楽しさを感じました。様々な意見を聞くことで課題の検討ができたとともに、自身の成長に繋がりました。
千葉県職員になって、県内のさまざまな場所へ行く機会が増えました。初めて行くような地域も多く、自分の知る千葉県はほんの一部だったと感じました。千葉県の北部や南部、九十九里側や東京湾側等、県内でも地域の違いで、自然環境や森林状況が異なることは、県職員として働いて新しく発見した千葉県の魅力だと思います。地域によって森林に求めている機能や需要が違うことはとても面白く感じています。
若手職員からベテランの先輩方まで、様々な年齢の方がいますが、年齢に関係なく意見やアイデアを出し合える職場です。優しい方々ばかりで、一人で困っているときは、必ず手を差し伸べてくれます。若手職員の新しい意見や考えをベテランの方々の経験値でまとめてくれるバランスの取れた環境だと思います。
休日は、出張の際に発見したおいしいご飯屋さんに家族を連れて行ったり、友人と予定があえば、山登りに行ったり、映画鑑賞やスポーツ観戦等をしてリフレッシュしています。退庁後は、同僚や友人と食事に行くこともあれば、家に帰って編み物や筋トレ等、自分の趣味に時間を使っています。
8:30 |
出勤・メール確認やスケジュール調整 |
---|---|
9:00 |
森林整備事業の補助金申請に係る現地確認 |
12:00 |
昼休憩 |
13:00 |
現地確認の結果取りまとめ、補助金申請書類の内容確認 |
14:00 |
森林環境譲与税活用に向けた市町村との打ち合わせ |
16:00 |
森林計画業務に関する問い合わせ対応 |
17:15 | 退庁 |
2018年 水産総合研究センター
2023年 農林水産部水産局水産課企画指導室
私が配属されている「水産課」では、水産業の振興、漁業に関する許認可や取締り、水産物の販売促進などの業務に取り組んでいます。私自身は、主に漁業就業者の確保・育成対策に関することを担当しています。例えば、「就業相談会」での説明や「漁業体験」の実施、新しく人を雇いたい漁業者とのマッチングなど、相談から就業、定着まで就業希望者の支援を行っています。
私が千葉県職員を志望した理由は、水産系の大学で学んだ知識を生かし、漁業現場で漁業者に貢献できると考えたからです。千葉県は三方を海に囲まれ、銚子漁港などで多くの水産物が水揚げされる点も魅力です。
どの業務も漁業者や加工業者の生産に密接に関わっています。その分、大きな責任もありますが、成果を出した時には、漁業者や加工業者に直接感謝されることも多く、自分の仕事が漁業現場に貢献できたという実感を得られます。
就業相談から漁業体験、その後の漁業就業まで支援を行った就業希望者の方が漁業者として地域に定着し、本人や雇用者から感謝されたことです。相手の気持ちや状況に寄り添って、支援に取り組んだ成果が出ました。
千葉県内の様々な漁港・漁村を訪れることで、各地域の水産物の魅力に改めて気づかされました。特に銚子漁港を訪れた際、地元で購入したマイワシがとてもおいしく、多くの方にこのおいしさを知ってほしいと思いました。また、九十九里町の直売所では、地元の方が郷土料理の「イワシのごま漬け」を作るため、水揚げされたばかりのカタクチイワシを並んで買っている姿をみて、漁業とつながりのある地域文化も千葉県の魅力だと感じました。
水産職は水産系の大学出身で水産物を食べることや釣りが好きな人が多く、仕事以外のことでも先輩方と話しやすい雰囲気だと感じます。現在所属している水産課の職員数は、約30人ですが、同じく水産職が配属される漁業資源課も隣にあり、同期や同年代の水産職との関わりも多い職場だと思います。また、業務を進めるうえでは、観光や土木に携わる職員との関わりも多く、様々な視点を持ち視野を広げることができる職場だと思います。
休日は、東京湾や外房地域で釣りをすることが多いです。水産職は、釣り好きの人が多いので、同僚と一緒に行くこともよくあります。また、退庁後は同僚と食事に行ったり、地域の入浴施設でリラックスしたりしています。
8:30 |
出勤・メール確認やスケジュール調整 |
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9:00 |
漁業就業者の確保・育成対策に関する資料の作成 |
11:30 |
作成資料を上司に説明 |
12:00 |
昼休憩 |
13:00 |
上司の指示による資料修正 |
14:00 |
関係機関への資料の送付及び説明 |
16:30 | デスクワーク、本日の業務内容の確認と翌日の準備 |
17:15 | 退庁 |
2021年 農林水産部畜産課
2024年 君津農業事務所企画振興課
農業事務所の企画振興課では、畜産農家さんが県や国の補助事業を取り組む際に、提出資料の作成のサポートを行っています。また、畜産農家及び関係機関(市、JA等)が構成員となっている君津地域畜産振興協議会の事務局を担っており、畜産の振興を図る活動を行っています。協議会では、毎年「かずさファームフェスタ」を開催し、地元の畜産物の販売や模擬牛での乳しぼり体験及び頭絡投げ(家畜を保定するための紐で作った輪を投げて遊んでもらう)等を行うイベントを開催しています。小さい子から大人の方まで楽しめるようなイベントを目指しており、地域の方に畜産を身近に感じるきっかけとなればと考えて、イベントの企画・準備を行っています。
酪農発祥の地といわれている「南房総地域」で育ったことから、畜産農家や地域のために貢献できる県職員の仕事に魅力を感じました。千葉県は酪農だけではなく、養豚や養鶏も盛んで、畜産業を盛り上げる仕事が多いと感じています。
補助事業に携われることです。飼料高騰の中、自給飼料をより多く生産するため、畜産農家や市と連携し資料作成を行い、自給飼料生産のための機械を導入できた時はこの仕事をしていて良かったと感じました。
畜産の交流イベント等開催時に、来場者から「毎年楽しみ」「子どもが楽しめて良かった」との声を聞けたこと。関係機関と連携して準備を進め、イベントが無事開催され、好評をいただけたことに大きな達成感を感じました。
畜産農家に限らず、多くの農家さんが生産物を販売または加工して販売しています。メディアで取り上げられている有名な農家さんもいますが、地元の直売所や地元で開催されるイベントに出店している生産物を知り、購入することができるのは、職員として働いているからこそだと感じています。まだまだ美味しい農畜産物を生産している農家さんは、たくさんいるので、これからも直売所などで、地元の農畜産物を見つけていきたいと思います。
農業事務所は、若い職員から経験豊富なベテラン職員もおり、バランスの取れた職場だと感じています。若い職員同士や若手職員から先輩職員へ、業務の疑問について、聞きやすい雰囲気があり、職員間で協力し合える職場だと感じています。
木更津地域は、内房の中央部に位置し、アクアラインを使えば、県外へのアクセスも良い立地となっています。県北や県南へも比較的行きやすいので、よく県内観光スポットを巡っています。各地域の特産物が置いてある道の駅に行くのが好きで、出かけた際は、必ず道の駅に立ち寄っています。
8:30 |
出勤・メール確認 |
---|---|
9:00 |
移動 |
10:00 |
畜産農家さん、市職員と事業計画の打合せ |
12:00 |
昼休憩 |
13:00 |
メール確認 |
13:15 |
課内会議 |
14:00 | 事業完了確認検査準備 |
15:30 | 調査回答の取りまとめ |
17:15 | 退庁 |
2012年 印旛農業事務所
2015年 海匝農業事務所
2017年 農林水産部耕地課
2021年 香取農業事務所
2023年 千葉農業事務所基盤整備課
農業土木職が担当する農業農村整備事業は、農地の大区画化・汎用化、畑地かんがい施設の整備等の農地整備事業、水路、ダム、機場の整備等の農業水利事業、農地の湛水防止、ため池の改修等の農地防災事業など、非常に多岐にわたっています。現在、私は農地整備事業の新規立ち上げを担当しています。近年、農家の方々の高齢化や減少が問題となっている中で、担い手が営農しやすい農業生産の基盤を整備することで、地域の農業を守り、農村環境の活性化にも繋げる仕事です。地域の将来を見据えながら、地元農家や関係機関と協力して計画を立てています。
千葉県出身ではありませんが、学生時代にゼミの農村調査で千葉県を訪れ、農業関係者から米や野菜、畜産物などの高品質な農産物についてお話を伺いました。農業に誇りを持つ方々の姿を見て魅力を感じ、志望しました。
工事が完了し、地元の農家さんから「田んぼが広くなって使いやすくなった」「工事をやってよかった」と言われたときは本当に嬉しかったです。調整が大変でも、誰のためかを実感でき、その笑顔を見られることがやりがいです。
田んぼの大区画化を行う工事が完了した後に、地図アプリで確認した際、工事後の区画が反映されていたときは嬉しかったです。工事の成果が目に見える形で残り、これまでの努力が実を結んだと感じ、感慨深かったです。
定期的な人事異動により、県内の様々な地域の農業事務所等に配属になります。私も既に複数の事務所を経験しましたが、地域によって様々な名産品や観光スポットがあり、地元の方々の人柄も微妙に違ったりして面白いと思いました。農村や都市、海や山といった、様々な特色がある千葉県ならではの魅力だと思います。
千葉農業事務所は独立庁舎で2箇所に分かれています。私が勤務している庁舎は基盤整備課と総務課の2つの課のみで、比較的人数も少なく、上司や後輩とも気軽に話しやすい非常にアットホームな雰囲気です。
休日は、県内外の観光地巡りなどをしてリフレッシュしています。退庁後は同僚と食事に行ったり、最近は健康維持のためにランニングを始めました。
8:30 |
出勤・メール確認 |
---|---|
9:00 |
スケジュール調整、調査物対応 |
10:00 |
コンサルタントと事業計画業務に関する打合せ |
12:00 |
昼休憩 |
13:00 |
地元農家への事業計画説明会 |
16:00 |
説明会議事録の作成 |
17:15 | 退庁 |
2017年 柏土木事務所
2020年 葛南土木事務所
2023年 県土整備部道路整備課市町村道班
私は土木職として、社会インフラを整備し、県民の生活を支えるための様々な仕事を行っています。道路整備課では、千葉県の新たな道路や橋梁の整備、市町村の道路整備に係る仕事をしています。例えば、地域の現場を所管している土木事務所から、事業の計画と進捗をヒアリングし、計画通りに進めていくための対策を考えたり、予算管理を行ったりしています。現在は、市町村の道路事業の技術的支援等に携わっています。市町村からの相談や要望に対して寄り添い、適切な助言により円滑に事業を進められた時には、仕事の手応えを感じます。
自宅近くの道路が快適に整備されたのを見て、人の生活を支える土木に興味を持ちました。特に、災害に強い街づくりに貢献したいと考え、志望しました。インターンシップで千葉県庁の温かい雰囲気を感じ、地域のために働きたいと思いました。
縁の下の力持ちとして県民の安全・安心な生活に貢献することにやりがいを感じます。歩道整備や堤防補強、災害復旧工事など幅広い業務に携わり、地域課題を改善できたときの達成感は計り知れません。
令和5年度の三郷流山橋有料道路の開通に際して、工事工程管理や開通式典を担当しました。地元住民に喜ばれ、交通混雑緩和や地域活性化、防災強化に役立つことを実感しました。
千葉県の道路を利用して様々な場所を訪れることで、その地域の魅力を発見する機会が増えました。私が子供の頃は、千葉県の北部から南部へ車で出掛けるには、すごく時間を要する印象がありましたが、現在は、圏央道をはじめ、外環道や富津館山道路が整備され、短時間で気軽に南房総まで行けるようになり驚きました。千葉県がこうした道路の計画や環境影響評価等に携わって、地域活力の向上につなげるための道路整備を進めていることを知り、実際に千葉県の道路を利用してドライブに出掛けた際には、地域毎に特色のある道の駅や海の幸、四季のお花を楽しめ、地域の魅力を発見できました。
道路整備課は、風通しが良く、気さくな人が多いと感じます。また、多様な職場で経験のある職員や知識豊富な上司が多く、仕事の進め方を相談しやすい環境だと思います。一方で、道路整備に関する県民からの要望は多く、仕事が忙しい時もありますが、チームワークを大切にし、育児などで早く帰る職員に対してもお互い様という雰囲気が感じられるところが良いなと思います。
休日は、友人と会ってのおしゃべりや、道の駅を巡って美味しいものを食べたり、自然に触れたりすることが楽しみです。また、同僚や同期と、休日や退庁後に一緒にスポーツ観戦に出掛け、リフレッシュしています。
9:00 |
出勤・メール・スケジュール確認 |
---|---|
9:30 |
班長・班員との業務進捗報告、情報共有のミーティング |
10:00 |
市町村道事業の執行状況・交付金要望について市町村ヒアリング |
12:00 |
昼休憩 |
13:00 |
市町村道事業の交付金要望説明資料作成 |
14:00 | 課内説明 |
15:00 | 市町村の交付金交付に係る国への申請資料チェック |
17:00 | 市町村からの道路事業の問合せ回答作成、翌日の準備 |
17:45 | 退庁 |
※時差出勤制度を活用しています。
2016年 銚子土木事務所
2020年 銚子漁港事務所
2024年 県土整備部港湾課港湾整備室
土木職は、県民の安全・安心で豊かな暮らしを支える社会インフラである道路・河川・港湾・都市計画・上下水道などの幅広い分野に関する企画、設計、工事監督、維持管理などに携われることが大きな魅力です。また、私は「港湾課」で、港湾事業のマネジメントに従事しています。主な内容としては、県が管理する港湾・海岸の各事業の進捗管理や予算管理を行っています。
工業高校で学んできた土木分野の知識を生まれ育った千葉県で生かしたいと思ったことと、先輩職員から千葉県土木職の業務内容などの話を聞き、県の仕事の魅力を改めて実感し、私も微力ながら千葉県の発展に貢献したいと考えたからです。
事業を進めていくうえで、支障となりそうなリスクを想定して対策を検討し、問題が発生した時にはすぐに対応・解決できるように港湾課と港湾事務所が一体となって計画の見直しを行い、事業が進んだときに大きなやりがいを感じています。
名洗港の高潮対策事業では、震災を契機に津波対策の整備を実施しました。地元住民の方々の整備に対する意見から、津波から人々や財産を守ることも大切だが、景観を配慮する必要もあると勉強し、地域に寄り添うことの大切さを実感しました。
千葉県は、首都圏で成田空港やアクアラインなどの主要なインフラ施設がありながら、自然豊かな場所が多くあります。また、港湾・漁港の仕事に従事してから港ごとの役割やレジャー施設など地域によって様々な海の魅力を発見できました。県内それぞれの地域に違った魅力があります。
港湾課は、比較的若い職員が多く、解らないことがあれば丁寧に教えてくださる先輩や上司がいて、とても仕事に取り組みやすい環境であり、一人で抱えることなく周りの方々と気軽に相談しながら業務を進めることができます。
休日は、県内の観光スポット巡りや、スポーツ観戦をしてリフレッシュしています。また、人数が集まれば学生時代から行っている野球をやることもあります。退庁後は、同僚と食事に行ったり、映画鑑賞したりしています。
8:30 |
出勤・メールやスケジュール確認 |
---|---|
9:00 |
発注手続きに関する説明資料作成 |
10:30 |
県土整備部内会議 |
12:00 |
昼休憩 |
13:00 |
管轄の出先事務所と事業の進捗状況の打合せ |
14:30 | 外部機関とWeb打合せ |
16:00 | Web打合せ結果の整理(議事録作成、資料修正、関係者への共有) |
17:15 | 退庁 |
2018年 香取土木事務所
2021年 海匝土木事務所
2024年 県土整備部都市整備局建築指導課建築審査班
現在は、建築基準法に基づく許可・認定等の審査、相談などの業務に従事しています。「安心で安全な建築・まちづくり」を心掛け、法令や基準等を確認しながら申請資料や図面等を審査したり、県民や設計者からの相談対応や電話での窓口業務等を行ったりしています。
生まれ育った千葉県で、県民の暮らし・生活に大きく影響する建築やまちづくりについて、学生時代に培った知識や経験を活かしながら、より幅広く深い視野から携わることのできる千葉県庁の建築職に憧れを抱き志望しました。
建築物の審査には法律などの幅広い知識が必要となるため、困難に直面することも多いです。それを乗り越え自分が携わった物件が実際に本物の建築物として完成すると、感動するとともに“建築”の素晴らしさを実感できます。
自分が審査した物件の完了検査を行い、完成したばかりの建物に立ち入ると、仕事の成果が目に見え毎回感動します。“新品”の建物が、これから県民に利用され、思い出を作っていくことを想像すると、感慨深いものがあります。
建築物の完了検査や現地視察において、今まで訪れたことのなかった千葉県内の様々な場所に行く機会が増えました。そのたびに、現地の景色や雰囲気、食事など、新しい発見や魅力に気づき、まだまだ知らない素敵な千葉県を見つけることができる喜びを感じています。
建築職という性質上、建築関連の業者の方や県民の方、市町、他県、部署をまたいでのコミュニケーションが重要となることが多々ありますが、職場の上司や同僚の心強いサポートもあり、程よい緊張感と和やかなムードで業務に取り組むことができています。
休日や退庁後は、友人と遊ぶ時間や趣味の時間を多く作って過ごすことができています。その中で、有給休暇や夏季休暇を利用して一級建築士などの資格取得のための勉強をするのも良いかもしれません。「仕事」「プライベート」「スキルアップ」をバランス良く充実させることができるのも、この職業の魅力だと思います。
8:30 |
出勤・メールやスケジュール、回覧物の確認 |
---|---|
9:00 |
都市計画審議会の案件資料の作成 |
10:00 |
案件説明・打合せ |
12:00 |
昼休憩 |
13:00 |
業者との打合せ |
14:30 | 申請資料や図面等の審査 |
17:00 | 書類整理、翌日の準備 |
17:15 | 退庁 |
2014年 環境生活部水質保全課
2017年 東葛飾地域振興事務所
2020年 環境生活部廃棄物指導課
2023年 環境生活部温暖化対策推進課企画調整班
私は「温暖化対策推進課」で、地球温暖化を防止するために、県民や県内事業者の皆様に対する地球温暖化対策の普及啓発に関する仕事をしています。具体的には、太陽光パネル設置促進のための共同購入支援事業の実施や、子どもたちを中心に地球温暖化対策の取り組みを学んでもらうためのコンテンツを開発しています。
元々別の仕事をしていましたが、東日本大震災のボランティア活動に参加した際に、復旧・復興に取り組む行政職員の姿を見て、自分も行政職員として住民のために働きたいと思い、地元の千葉県庁に転職しました。
化学職は水質・大気・廃棄物の問題解決や地球温暖化防止など環境関連の幅広い業務を担当します。案件によっては長期間かかることもあり、前任者から引き継いだ業務に対し責任を感じながら取り組むことにやりがいを感じています。
地盤沈下対策で県内1,000か所以上の標高を計測する水準測量委託業務を担当しました。これまで経験した業務とは異なる分野の知識が必要でしたが、庁内の専門職と協力し公表した成果が土木工事などで活用され、役立ったことに達成感を感じました。
化学職は工場・事業場への立入が多く、入庁前にはあまり意識してこなかった県内の製造業界を知ることができました。千葉県には全国的な知名度を持つ企業の生産拠点から、知名度は低いものの生活に欠かせない製品を製造している企業まで、全国の産業や国民生活を支える役割を担う製造事業者が多数所在しており、このことは千葉県の大きな魅力だと感じています。
現在の課は新しいことにどんどんチャレンジしようという雰囲気があり、上司も相談に応じてくれて、一緒に真剣に考えてくれます。また、職場の同僚は人として尊敬でき、経験や専門知識も豊富な人が多く、とても恵まれた環境だと感じています。
遠方からの通勤のため、平日はなかなかまとまった時間が取れないことから、休日は仕事のことをできるだけ考えずにリフレッシュするようにしています。最近は妻と子と行楽地へ出かけたり、料理を作ったりすることが多いです。
8:30 |
出勤・スケジュール確認 |
---|---|
9:00 |
国や他自治体の最新の動向の確認 |
10:00 |
広報用チラシデザインの確認 |
11:00 |
事業者と新規事業提案に関する意見交換(Webミーティング) |
12:00 |
昼休憩 |
13:00 | 開発中のコンテンツのシナリオ等確認 |
15:00 | 班内ミーティング |
16:00 | コンテンツ開発会社と打合せ(Webミーティング) |
17:15 | 退庁 |
2017年 県土整備部都市整備局建築指導課
2019年 防災危機管理部防災対策課情報通信管理室
私は「防災対策課」で、災害時において一般回線での通信が困難な場合でも、関係機関との間で情報の受伝達が滞りなく出来ることを目的に整備されている、県防災行政無線の更改及び維持管理を行っています。県防災行政無線は、衛星回線を使用した電話、気象情報等の伝達を行う一斉伝達システムなどが有り、無線、電話、IP通信など幅広い知識を用いながら業務を遂行しています。
私が千葉県職員を志望したのは、都心と自然がどちらも調和している地元千葉県において、
行政業務を効率的に実行し、良いものを提供して、県の発展に貢献したいと考えたからです。
多くの法令や指針を特に遵守しなければならないため、それを理解しながら進める大変さはあります。しかし電気の知識を使いながら、自分の考えを形にして、世の中に良いものを提供出来たときはやりがいを感じます。
令和元年度の台風による災害の際に、市町村等との情報伝達手段である県防災行政無線設備の維持にチーム一丸となって対応したことが印象に残っています。日頃の維持管理業務の大切さを改めて実感しました。
県職員になるまでは都心部以外へはほとんど行ったことがありませんでしたが、出張等で様々な場所に出向く機会があり、改めて自然の豊かさに驚きました。災害等においては脅威になることもあり、共存することの難しさも再認識しましたが、この魅力を守りながら、より色んな方に触れてもらうことに貢献出来るような仕事も出来たら良いと思っています。
防災対策課は、新しい意見にも柔軟に考慮してもらえる雰囲気で、風通しも良く、思う存分仕事が出来るような職場です。他の若手職員とともにサポートし合いながら新しい風を吹かせられればと思っています。
音楽と自然が好きなので、フェスに出向いたり、自然に触れに車で出かけたりしてます。千葉県は音楽フェスも多く開催しており、また自然を堪能できるスポットも多くあったりと、リフレッシュ出来る機会が多くあり、ありがたく思っています。
8:30 |
出勤・メールやスケジュール確認 |
---|---|
8:45 |
デスクワーク、資料作成 |
11:00 |
現場確認 |
12:00 |
昼休憩 |
13:00 |
メールの確認・対応 |
15:00 | 工事の打合せ |
17:00 | 翌日の業務の確認準備 |
17:15 | 退庁 |
2017年 江戸川下水道事務所
2019年 葛南港湾事務所
2022年 県土整備部営繕課機械設備班
私のいる「営繕課」は、県有施設を建築するための設計・工事監理を主にしています。最近では、合同庁舎や研究施設、福祉センター等の新築に機械設備担当として携わりました。営繕課にいる建築職、電気職の他、設計事務所や工事業者等、多くの人と協力しながら建物の完成を目指しています。
生まれ育った千葉県で、地域に貢献したいと思い志望しました。他の自治体も検討しましたが、千葉県であれば大きな仕事も出来ると思い志望しました。
多くの人と調整・協力しながら仕事を進め、建物が完成した時にやりがいを感じます。一筋縄ではいかないことも多くあり、問題発生時は皆で解決策を考えます。また、建築した場所は地図にも残るので、それも大きなやりがいです。
初めて担当した工事で、山武合同庁舎が完成した時です。異動してきたばかりで慣れない部分も多く、たくさんの人に助けてもらいながら工事を完成することが出来ました。完成した新しい建物を見て、苦労が報われたと感じました。
営繕課にいると、千葉県内の様々な現場を担当しますので、出張先が県内全域にあります。色々な街を訪れることで、街並みやおいしいお店など、まだ知らない地域の魅力を感じたりすることがありました。
営繕課は現在37名が在籍し、技術職(建築・電気・機械)が大部分を占め、機械職はそのうち7名です。各分野の職員が情熱を持って仕事を進めているので、とてもやりがいがある職場です。皆優しく、話しかけやすいので相談に行っても丁寧に対応してくれます。
休日はランニングをしたり、サッカーが好きなので友人とジェフ千葉の試合を見に行ったりしています。旅行や登山も好きなので、たまに職場の同期と行ったりもします。
8:30 |
出勤、スケジュール調整、メールの確認・返信 |
---|---|
9:30 |
業者から提出された書類の確認 |
10:30 |
設計についての打合せ |
12:00 |
昼休憩 |
13:00 |
担当する工事現場への打合せ・立会い |
16:30 | メールの確認・返信、書類整理、担当間の調整 |
17:00 | デスクワーク、資料作成や翌日の準備 |
17:15 | 退庁 |
獣医師|薬剤師|保健師|管理栄養士|保育士|臨床検査技師|栄養士|司書
2021年 東総食肉衛生検査所
食肉衛生検査所の主な仕事は食肉検査や食肉関連施設の監視・指導、衛生教育です。ここでは、牛、豚、鶏等が生体から食肉になる過程に関わることとなり、まさに食の安全を守るため、毎日一頭一頭検査を行っています。また、衛生講習会などを通じて、事業者の方に食肉の衛生的な作業や管理についてお話しています。
千葉県は首都圏でありながら、畜産業も盛んであるため、公務員獣医師として人と動物どちらにもかかわる様々な業務ができると思い、千葉県を選びました。
事業者の方に、食肉の衛生的な作業や管理についてお話しする機会が多くあります。対話を重ねていく中で、講習内容の理解も深まり、施設の衛生管理や処理作業・解体作業などの食肉の取扱いが改善されたときはやりがいを感じます。
食鳥処理施設に向けた衛生講習会では、あまり関心を持ってもらえませんでした。そこで、冒頭に問題を解いてから、その内容に沿った講習会をする流れに変更したところ、関心をもって聞いてくれる方が増え、施設の衛生状況も改善しました。
千葉県といえば新鮮な魚介類を思い浮かべる人も多いと思います。もちろん、おいしい海の幸が千葉県にはたくさんあります。ですが、千葉県は畜産業も盛んで、おいしいお肉がたくさんあります。この職場に入ってから、積極的に千葉県産のお肉を買うようにしていますが、やわらかくて、脂身の甘さが際立っていてとてもおいしいです。
東総食肉衛生検査所には経験豊富な獣医師の先輩が多く、現場で難しい症例が出たときも知識豊富な先輩方にいつも助けられています。周りにたくさんの獣医師がおり、疑問などなんでも聞くことができます。食肉検査はチームワークが重要なので、協力的な環境が整っていると感じます。
退勤後はジムで筋トレや有酸素運動をしてリフレッシュしています。休日は、ゴルフ練習に励んでいます。ゴルフを本格的に始めたのは今年度に入ってからですが、千葉県にはたくさんのゴルフ場があるので、どんどん制覇していきたいです。また、有給休暇を利用して家族や友人と旅行をするなど、充実した日々を過ごしています。
8:00 |
出勤 |
---|---|
8:30 |
食肉検査開始 |
12:00 |
昼休憩 |
13:00 |
検査再開 |
15:30 |
食肉検査終了 |
15:45 | メール確認や事務処理 |
16:45 | 退庁 |
2021年 印旛保健所(健康福祉センター)
2024年 健康福祉部薬務課麻薬指導班
私は「薬務課」で、麻薬取締員として、医療用麻薬等の適正使用と薬物乱用防止の啓発に係る仕事をしています。具体的には、医療機関等へ立入検査を実施し、麻薬等の取り扱いについて監視指導を行っています。一方で、薬物乱用防止の啓発の業務では、駅やお祭りにおける街頭での啓発活動や、テレビやラジオ、SNSといった広告媒体を活用した広報活動、青少年を対象にした薬物乱用防止教室の講師を務めるなど様々な啓発活動を行っています。
私は麻薬取締官を目指し、薬剤師になったという経緯があり、自身の出身である千葉県において、薬剤師としての知識を活用し、薬物乱用防止に係る業務に従事したいと考え、千葉県職員を志望しました。
医務や薬務といった医療関係の仕事だけでなく、公衆衛生に関する業務、衛生研究所等における検査・研究業務といった様々な業務に従事することができ、各分野において薬剤師としての専門知識を活用できることにやりがいを感じています。
麻薬・覚醒剤・大麻乱用防止運動千葉大会の業務では、様々な行政機関や教育機関等へ周知し、若い世代を含め多くの方に御参加いただきました。「薬物乱用防止への正しい知識を楽しく学べた」といった感想をいただき、大きな達成感を得ました。
監視指導や啓発の業務では県内各地に出張する機会が多いのですが、小さな漁港や里山、広大な田園があるかと思えば、都会的な街並みのベイエリアや飛行機がひっきりなしに離発着する成田空港があったりと、一つの県の中でも様々な風景に巡り合うことができます。それぞれの地域にポテンシャルを感じさせるところが千葉県の魅力だと感じています。
薬務課は、在籍している職員のほとんどが薬剤師で、同じ職種の方ということもあり、仕事上の疑問点などを相談しやすい環境です。また、公文書や伝票の作成方法など、県庁特有のルールを習得することが大変ですが、業務経験の豊富な方が多く、手厚いサポートに支えてもらっています。
休日と年次休暇を活用して、友人や家族と国内旅行や海外旅行に行き、思いっきりリフレッシュしています。また、日帰りでも県内・県外の様々な場所へ美味しい料理を求めて、車でドライブへ出掛けることが多いです。
8:30 |
出勤・メール確認や1日のスケジュール確認 |
---|---|
9:00 |
ミーティングで業務方針の相談・情報共有 |
10:00 |
出張(立入検査) |
12:00 |
出張から帰庁・昼休憩 |
13:00 |
立入検査の結果をまとめる |
15:00 | 薬物乱用防止対策業務に係る契約資料の作成 |
16:00 | 国への報告資料作成や翌日の準備 |
17:15 | 退庁 |
2022年 山武保健所(健康福祉センター)健康生活支援課
私は健康生活支援課で、当保健所管内の感染症・結核予防に関する仕事をしています。日頃の感染症発生状況の把握や患者への疫学調査・接触者調査、結核患者に対する服薬支援(DOTS)、HIV・性感染症検査、地域での感染症予防研修など、発生時の初動対応から予防まで、様々な場面で感染症対策に携わります。
千葉県沿岸部で生まれ育ち、東日本大震災での被災経験を契機に、看護職に興味を持ちました。公衆衛生看護の重要性を学び、地域を広域的に見て健康危機に対処する保健所保健師として、地元の千葉県で働きたいと思うようになりました。
受け持った患者さんが、その人らしい生活を大切にしながら、治療を完遂できた時は、自分ごとのようにうれしく、やりがいを感じます。それと同時に、感染症にかかわる地域住民の伴走者となる保健所保健師としての役割を実感しました。
入庁後初仕事の、新型コロナウイルス感染症の対応業務です。コロナ対応は行動制限をかけることもあり、県民の皆様の協力が不可欠な業務であると同時に、健康を守る最前線で活動していることを認識し、身が引き締まる思いでした。
千葉県内には都市や海、緑など、様々な環境が共存しており、そこに魅力があると感じます。地元は沿岸部、大学は都市部で過ごし、現在は郡部に勤務していますが、その中で、地域によって特産物や観光名所の性質も異なり、ひとつの県の中で幅広く楽しめる要素を持っていることを改めて感じています。
保健所は、食品・環境衛生、結核・感染症対策、医事・薬事などを担当する技術職が多く所属する特徴的な職場です。また、保健師については、結核・感染症対策の他に、難病対策や生活習慣病対策を担当する職員もいます。特に山武保健所は年代やキャリアも様々で、事務所がワンフロアの構造上、多課とのコミュニケーションが図りやすい環境でもあります。他職種でいろいろな視点から意見交換をしながら、互いに協力して業務にあたっています。
休日は、家でリラックスして過ごすことが多いです。異動後も仲良くしていただいている他の職場の先輩と食事をすることもあります。
8:30 |
出勤 メール確認やスケジュール調整 |
---|---|
9:30 |
課内会議で研修企画等の進捗報告・結核接触者検診の検討 |
10:30 |
感染症発生時の届出受理、電話調査 |
12:00 |
昼休憩 |
13:00 |
資料・防疫日誌作成 |
14:00 | 結核患者さんの家庭訪問、内服確認(DOTS) |
15:30 | 訪問記録・事務処理 |
17:15 | 退庁 |
2011年 夷隅保健所(健康福祉センター)
2015年 健康福祉部健康づくり支援課
2018年 習志野保健所(健康福祉センター)
2024年 山武保健所(健康福祉センター)地域保健課
県民の皆さんの健康の増進を図るため、地域の実情に応じた健康づくりを推進しています。給食施設への指導・支援や栄養成分表示等の食品表示に関する相談対応、健康ちば協力店推進事業等の食環境整備、市町村や関係団体の支援等を行っています。また、飲食店等の営業施設の許可業務や食中毒調査等、食品衛生業務に従事することもあります。
出身地である千葉県で管理栄養士の資格を活かし、多くの方々の健康づくりに貢献したいと考え、千葉県を志望しました。行政の管理栄養士の仕事は、「食」の面から生涯を通じた健康づくりを推進する非常にやりがいのある仕事だと思います。
給食施設指導において、適切な栄養管理が実施されるよう助言・指導し、実際に改善が見られた際にはやりがいを感じます。管理栄養士が従事する業務ひとつひとつが、県民の皆さんの健康を守り、支えることにつながっていると感じます。
入庁1年目に国民健康・栄養調査を担当し、住民の方、関係部署等、多くの方々のご協力のもと、調査ができました。また、地域による食文化の違いを改めて知る機会となり、地域特性に応じた健康づくりの重要性を強く感じました。
千葉県は、商業施設が立ち並ぶエリアや工業地帯、自然が豊かなエリアなど、様々なエリアが広がっています。異動するたびに、それぞれの地域の特色を肌で感じることができ、新たな発見に出会えることが千葉県で働く魅力のひとつだと思います。
様々な職種やキャリアを持つ職員が集まっているため、新しい視点や知識を日々学ぶことができます。また、現在子育て中であり、2時間の部分休業を取得しています。職場のみなさんの温かいサポートのおかげで、安心して仕事を続けることができています。
子どもがいるので、休日は子どもと一緒に近くの公園や図書館で過ごすことが多いです。職場の方に教えていただいたレジャースポットや、おすすめの飲食店に出かけることもあります。
9:00 |
出勤 メール確認やスケジュール調整 |
---|---|
9:30 |
課内会議で研修企画等の進捗報告・結核接触者検診の検討 |
12:00 |
感染症発生時の届出受理、電話調査 |
12:45 |
昼休憩 |
14:00 |
資料・防疫日誌作成 |
15:00 | 結核患者さんの家庭訪問、内服確認(DOTS) |
15:30 | 退庁 |
(子育て中のため部分休業2時間取得)
2018年 東上総児童相談所一時保護課
2022年 銚子児童相談所一時保護課
家庭から離れて一時保護となっているこどもたちと生活を共にしながら、こどもたちが安心して安全に過ごせるように学習や生活を通して支援しています。一人ひとり家庭環境が違う中で、様々な特性を持ったこどもたちを支援することの難しさを感じていますが、未来あるこどもたちを守る大切な仕事だと思っています。
私は県職員になる前、保育園で働いていました。その時に児童相談所と関わるこどもや、様々な特性を持ったこどもたちと関わってきました。特性を持ったこどもたちの支援や、社会的養護についての関心が高まったため、志望しました。
こどもたちが「せんせーい」と駆け寄ってくれる時や「ありがとう」と感謝されることがある時にやりがいを感じています。入所当初は心を開かずにいた子も、支援を通じて穏やかになり、心を開いてくれたと感じるときにやりがいを感じます。
夏祭りやクリスマス会に向けて、こどもたちも飾りを製作したり出し物の練習をしたり、準備に協力してくれます。夏休みやクリスマスを児童相談所で過ごすこどもたちも多いですが、たくさんのこどもの笑顔を見ることが出来ます。
銚子児童相談所では、月に1度程度こどもたちと所外に出て活動しています。犬吠埼灯台や、地球が丸く見える丘展望館、ポートタワーなど、こどもたちと一緒に出掛け、海に面した街ならではの魅力に気付くことが出来ました。
年齢・性別関係なく、互いに支え合える雰囲気があります。また、様々な資格を持った職員が集まっているため、色々な視点で見ることが出来たり、個人の能力を活かすことが出来ます。目的は皆同じなので、同じ方向を向いて『ありがとう なかよく みんな笑顔で』をモットーに仕事をしています。
休日は旅行に出かけることが多いです。夜勤明けで退勤してそのまま出掛けることもしばしばあり、旅行先でリフレッシュしています。また、学生時代の友人とフットサルをして身体を動かすこともあり、明日からの仕事の活力にもなっています。
8:30 |
出勤・夜勤者からの引継ぎを聞く |
---|---|
9:00 |
学習支援 |
11:40 |
学習終了。昼食準備 |
12:00 |
昼休憩 |
13:00 |
行動記録の作成 |
13:30 | 午後日課(大掃除、レクなど) |
15:00 | こどもたちとおやつ |
15:30 | 学童と戸外遊び |
16:30 | 事務作業や幼児のオムツ替え |
17:15 | 退庁 |
2022年 習志野保健所(健康福祉センター)検査課
保健所の「検査課」として、感染症・食中毒等の健康危機管理に係る検査、エイズ・性感染症・肝炎対策に係る検査、原爆被爆者対策に係る健康診断として尿一般検査、食品・水道従事者や一般の方への検便及び食品衛生業務に係る検査等を実施しています。
千葉県は私にとって、自分が生まれ育ち、家族や友人等大切な人々が住む愛着のある土地です。その千葉県で、県民の方々の健康被害発生の予防や感染拡大の防止に、臨床検査技師として貢献したいと思い志望しました。
直接県民の方々と接する機会は少ないですが、検査を通して食品による健康被害や感染症の拡大防止に携われることにやりがいを感じています。少しでも県民の方が安心して生活を送れるよう、微力ながら力になれるよう努めていきたいです。
自分が実施した食中毒の原因究明検査で行政としての対応が決まり、報道発表されたことです。検査で感染拡大の防止ができる一方、処分を受けた方々の生活にも影響を与えることを改めて実感し、結果を出すことの責任を痛感しました。
普段の検査業務で出張することはほとんどありませんが、医療機関への立入検査の際に、管轄市内の様々な地域を訪問しました。都市部の発展した地域や自然豊かな地域など、少しの移動で景色が移ろうところは千葉県の魅力だと感じました。
検査課の業務は課の全員で行う業務がほとんどであるため、交流が活発でお互いをサポートし合いながら、チームワークを大切にしています。わからないところなど先輩に聞きやすい環境で、仕事以外の相談にも乗っていただくこともあります。
友人や職場の同期と遊ぶことが多いです。土日休みで、年次休暇・夏季休暇が取得しやすく、旅行などの計画も立てやすいです。仕事だけでなく、プライベートも充実していて、ライフワークバランスがよい環境です。
8:30 |
出勤・メール・スケジュール確認 |
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9:00 |
培地・試薬準備 |
11:00 |
検体受付 |
12:00 |
昼休憩 |
13:00 |
検査業務 |
16:00 | 検査結果書作成 |
17:15 | 退庁 |
2016年 柏市立柏第七小学校
2021年 柏市立豊小学校
私は小学校の学校栄養職員として、主に給食管理業務と食育指導を行っています。給食管理業務として、献立作成、食材の発注・支払、調理指示、衛生管理、備品管理、食物アレルギー対応などを行います。食育指導は、給食時間や授業で食に関する指導を行います。授業では、こどもたちにグリンピースのさやむきや、とうもろこしの皮むきを体験してもらい、それを給食で提供する取り組みを行ったり、栄養バランスのよい食事について説明したりします。
栄養士として、栄養バランスはもちろんのこと、安心安全でおいしい給食を提供することで、千葉県のこどもたちの健康と成長を支える役割を果たしたいと思ったからです。
自分が考えた給食を、毎日大勢のこどもたちが食べることを考えると、身が引き締まる思いです。栄養価や食材・料理の組み合わせなど多方面から思案した給食を「おいしい」といって食べてもらえたときはとてもうれしく、安心します。
小学3年生にかぶの栄養についての授業を行ったことです。栄養の話は3年生には難しいのではないかと思い、授業をする前は不安でしたが、興味を持ってくれる子も多く、自分の仕事がこどもの成長に繋がっていると実感しました。
今働いている柏市は、県内でも人口の多い地域ですが、農業が盛んに行われています。柏市で多く生産されている「小かぶ」は給食で積極的に提供しています。学区内にかぶ畑が多くあり、農家の方の協力のもとかぶ畑を見学させていただくこともあります。ほかにも、地産地消の取り組みとして、柏市産のお米を給食で提供しています。これからも千葉県の地場産物を積極的に活用して、こどもたちに千葉県の魅力を伝えていきたいと感じています。
学校栄養職員は一人職ではありますが、職場のみなさんとお互いにサポートし合って仕事ができる環境です。調理員のみなさんは信頼できる頼もしい存在で、日頃から職場の方々に支えられていると感じています。業務は忙しいですが、仕事の合間にたわいのない会話をすることでコミュニケーションが円滑になり、リフレッシュできます。また、授業や給食の時間にこどもたちと直接関わることで、こどもたちの純粋なリアクションから新しい発見や学びがありますし、元気をもらいます。
退勤後は、近くのジムで軽い運動をすることを心掛けています。パソコンを使った事務仕事が多くあるため、毎日というわけにはいきませんが、少しの運動で体の調子を整えるようにしています。休日は、電車や車で出かけることが多く、外出先でおいしい料理を食べたときは、給食の献立の参考にすることもあります。夏休みには連休を取得し、遠方に旅行をしています。
8:10 |
出勤・メール確認 |
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8:30 |
給食室で食材の検収 |
9:30 |
伝票入力、事務作業 |
10:00 |
調理作業確認(中間検査) |
10:15 |
給食メモ作成、食物アレルギー対応の確認、その他事務作業 |
11:00 | 仕上がり確認・味見 |
11:35 | 校長先生に検食依頼 |
12:05 | 給食時間の巡回 |
12:50 | 残菜チェック |
13:10 | 休憩 |
13:55 | 事務作業(書類作成・献立作成等) |
15:30 | 調理員と打ち合わせ |
16:20 | 給食日報作成 |
16:40 | 退勤 |
2023年 千葉県立西部図書館資料管理課
私は資料管理課で選書を担当しています。選書とは図書館で購入する本を職員の意見をとりまとめて選定し書店へ発注する業務です。また年に一度、図書館資料の確認や整理を行う蔵書点検について準備や当日運営も担当しています。司書というとカウンターで利用者の対応をする職員が真っ先に思い浮かぶ方も多いと思いますが、資料管理課では事務室を中心に業務を行っています。
小学生の時に参加した地元図書館主催の「子ども司書」というプログラムをきっかけに、司書という職種を意識するようになりました。また新施設の計画も知り、先進的な事業にもチャレンジしたいという思いから志望しました。
選書した本が図書館の書架に並び、利用者の方が手にとったり借りたりする姿を見かけた時です。私の所属する資料管理課はカウンターに出ることが少ないですが、こういった時は、利用者の生活に役立っているということをより一層実感できます。
蔵書点検は図書館を休館して実施するため作業を先送りにすることができません。スケジュールの調整に難儀しましたが、周りから助言をいただきつつ進めることができ、何とか作業が完了した際には安堵の気持ちと共に達成感を得ました。
子どもの頃から暮らす中で千葉県は魅力がある県だと感じていましたが、県立図書館の司書として働くようになってからは、千葉県についての資料を目にする機会が多くなり、より一層千葉県の魅力に気づく機会が多くなったと感じています。千葉県では、かつて水運の基盤となった水路や橋などの歴史的な建造物が数多く残る他、産業についても醤油やみりんといった食品分野だけでなくモーターや化学プラントなど工業分野でも特色がある展開がされています。こうした多方面で豊かな地域性がみられることが、千葉県全体としての大きな魅力に繋がっていると思います。
先輩や上司にも気軽に相談することができ、サポートを受けながら仕事をすることができています。また業務の中には課をまたいで業務にあたるものもありますが、その際はお互いに協力して和気あいあいとした雰囲気で業務をしています。
休日はサークルで知り合った仲間や学生時代の同期と一緒に遊んで、リフレッシュすることが多いです。図書館は基本的に月曜日が休館日になっているため、普段の買い物や役所などの手続きは月曜日に済ませることが多いです。
8:30 |
出勤・開館準備(新聞配架・開架調整) |
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9:00 |
選書 |
12:00 |
昼休憩 |
13:00 |
相互貸借本処理 |
14:00 | 雑誌受入処理 |
15:00 | デスクワーク(蔵書確認や発注準備) |
17:15 | 退庁 |
一般行政
2018年 商工労働部企業立地課
2022年 山武保健所(健康福祉センター)
2024年 総務部デジタル改革推進局デジタル推進課
銀行内の各部署から届く業務改善相談に対して、RPAなどのデジタル技術を活用した業務見直し策の検討や企画に取り組んでいます。自分が考えた施策が実際導入されたときや、担当部署から業務改善・削減が図れたと喜びの声をいただいた時にやりがいを感じます。
千葉県を取り巻く環境の変化に伴い、求められるサービスが多様化しているため、問題解決手法やプロジェクト管理など民間企業での研修で得た実践的なスキルを活かし、行政職員として業務効率化策などを積極的に取り組み、県民サービスの向上に活かしていきたいです。
県内で生まれ育ったものの、訪れたことのない市町村が多かったですが、県職員として働く中で様々な市町村を訪れるようになり、各地の強みや特色を発見することができました。また、千葉県は農水産業や商工業の全ての産業においてトップクラスの水準であることに加えて、首都圏へのアクセスのしやすさや国際的な窓口の成田国際空港があり、生活・商業的な面で利便性が高く、各地の強みや特色を活かした施策を展開できるポテンシャルを秘めていることを発見することができました。
8:30 |
出勤・メールやスケジュールの確認・調整 |
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9:00 |
グループミーティングで上司らに案件の進捗報告・情報共有 |
10:00 |
相談部署との打合せや業務ヒアリング |
12:30 |
昼休憩 |
14:00 | 業務改革を見据えた業務フロー案や資料作成 |
16:00 | 関連部署との進捗状況確認 |
17:00 | 案件の進捗状況の更新や翌日の準備 |
17:10 | 退勤 |
一般行政
2024年 総務部管財課
入札や契約に関する事務、備品や消耗品の調達に関する事務などを担当しています。直接、県民の方と接する機会は多くありませんが、契約に関する指導や物品の調達を通じて県職員の仕事を支えることで、間接的に県民の生活を支えていることにやりがいを感じています。
メンターの方には、小さな疑問から仕事の悩みまで話を聞いてもらったり、定期的にランチに連れて行ってもらい、趣味の話などもします。私の仕事の進捗状況を気にかけてくれたり、これまでの自分の経験をもとにアドバイスをしてくださるので、頼りにしています。
メンターの方と私は所属している班が異なるので、自分が所属する班だけでなく、別の班にも気軽に相談できる方がいて心強いし、職場に早く馴染むことができたと思います。また、誰に相談すれば良いかが明確になっていることも良い点だと思います。
管財課の職員として県の様々な部署とやりとりをするなかで、県が関わっている事業の幅広さを改めて感じました。千葉県の豊かな産業を活用した地域の活性化や多様な伝統文化の発信など、多岐にわたる事業があるということは、それだけ多くの魅力が千葉県にあるということだと感じています。
8:15 |
出勤・メール確認 |
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9:00 |
購入依頼に関する書類の確認・作成 |
11:30 |
県職員からの相談対応 |
12:00 |
昼休憩 |
13:00 | 用品の配付対応 |
15:00 | 照会とりまとめ作業 |
17:00 | 退庁 |
一般行政
2016年 木更津県税事務所
2020年 総務部管財課
管財課の中で私は公用車に関することと管財課の予算の編成・執行管理を行っています。予算の編成・執行管理では他所属と調整することも多く、こちらの意図を伝えることの難しさにくじけることもありますが、最後までやり切った時に達成感を感じることができます。
新規採用職員として新しく入ってくる職員は、初めての環境・仕事・人間関係でわからないことだらけだと思います。そういった中で、メンターが少しでも気軽に話しかけられる存在になれるよう、仕事での状況やプライベートでの過ごし方などを、時にはランチをしながら話しています。
やはり年齢や立場の近い先輩と話ができるのは良い機会だと思います。メンティの方からの質問に対して今まで気にしていなかったことを改めて調べるきっかけをもらえることもあり、お互いに成長しあえる制度だと思っています。
千葉県で働いているなかで、千葉県内には様々な魅力があることを再認識しています。歴史を感じられる場所や自然を感じられる場所、イベントやライブで楽しめる場所など、いろいろな種類の良さを感じることができます。また、農業・水産業が盛んなこともあり、職場の人たちと一緒に農産物や水産物を食べに出かけたことも思い出の1つとなっています。
8:30 |
出勤・メール確認 |
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9:00 |
照会物への回答作成、問い合わせ対応 |
12:00 |
昼休憩 |
13:00 |
公用車の予約確認 |
13:30 | 業者との打ち合わせ |
15:30 | 課内予算整理、決算の確認 |
16:00 | 資料作成、問い合わせ対応 |
17:15 | 退庁 |
佐倉県税事務所収税一課|健康福祉部児童家庭課児童相談所建設室
2015年 千葉西県税事務所
2019年 総務部学事課
2024年 佐倉県税事務所
第1子・第2子/2021年4月5日~2024年1月31日(産休含む)
私が所属する佐倉県税事務所は県税の課税・徴収を行うところで、収税第一課は差し押さえた財産を換価して滞納に充てる業務を行っています。行政にあたって不可欠な財源に関わることができ、やりがいを感じています。
周囲の方々が体調に配慮してくれたので、高い棚の書類を取ろうとすると代わりに取ってくれたり、食べづわりだったので仕事中でも何かしら食べていないと気持ち悪くなってしまっていたのですが、嫌な顔せずに気を遣ってくれました。
提出に必要な書類はメールで送ってくれました。メールとは別に紙媒体でも郵送してくれて、印刷できないくらい忙しいときには大変助かりました。職場まで気軽に行ける距離ではなかったので、何かあるときは電話連絡をもらっていました。
復帰直後は短時間勤務をしていたため、久しぶりの仕事でこんな短い時間で大丈夫かと心配していましたが、周囲の方々がサポートしてくださり、なんとか仕事をこなすことができました。また子どもたちの保育園や幼稚園からの呼び出しも多いかと心配していましたが、あったとしても夫と協力してなるべく片方が休みすぎないように調整できました。
子どもの関係でどうしても仕事を休まなければならないときも、代わりに業務をやってもらうなどサポートしてもらっています。お迎えの関係で早めに仕事を終わらせるのですが、その時間以降にしかできない業務等は他の課員にお願いしています。
子どもたちが家を出るよりも早く出勤するのですが、家を出るとき子どもたちが泣いてしまうのでつらかったです。今ではもう慣れたのか、泣く頻度も減ってきました。
朝は保育園や幼稚園への送りを夫にまかせ、その分私は早く出勤して早く帰ることができるので、子どもたちを早くお迎えに行くことができるようにしています。
残業ができず時間が限られるため、以前よりも集中して業務に取り組むようになりました。今すべきことは何か考え、その業務を優先してやっています。
休日は子どもたちの行きたいところ(公園、ショッピングセンター)などに出かけています。あまり遠いところはまだ行けないので、県内で子どもが遊べるところを探して行っています。
退庁後、子どもたちが寝てからは思いっきりだらだらして過ごしています。
千葉県は都市と自然が共存して、非常に住みやすい場所です。佐倉県税事務所の管内の市町村は人口が増加している地域もあり、これからもっと発展していくと思います。その発展のお手伝いをできたらと思っています。
5:00 |
起床・家事 |
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7:00 |
出勤 |
16:00 |
退庁 |
18:00 |
夕食 |
19:30 | 入浴 |
20:00 | 寝かしつけ |
23:00 | 就寝 |
2015年 佐倉県税事務所
2018年 県土整備部施設改修課
2022年 健康福祉部児童家庭課
2023年8月11日~2024年8月11日
老朽化・狭隘化の著しい児童相談所について、新設・建替え事業を担当しています。整備に当たっては、児童の生活環境や現場で働く職員の執務環境の改善をするため、関係機関からの意見を取り入れつつ、仕事を進めています。大変な場面もありますが、広々とした綺麗で新しい建物の完成イメージが出来上がってくると、非常にやりがいと達成感を感じます。
児童家庭課では、業務内容も相まって相談が非常にしやすかったですし、県庁全体でも、男性が育児休業を取得することが定着してきていると思います。上司や同僚も「家庭のことを第1にしてください」と、取得を後押ししてくださるような温かいお声がけを頂きました。
郵送や職員用のチャットアプリで、定期的にやり取りさせていただきました。育児休業に入る前に、どういった情報をどのぐらいの頻度で欲しいのかを伝える「仕事と子育て両立支援プログラム」制度があるので、不安はなかったです。育児の現状についてもやり取りする機会があり、育児休業中であっても、サポート体制は手厚く感じました。
私は育児休業を1年間取得したので、復帰に関しては、少し不安がありました。育児休業中に業務を取り巻く状況が変化していくので、ついて行けるのかが心配でしたし、それ以外に復帰後の育児と仕事の両立をどうやっていくか、非常に気がかりでした。
復帰に際しては上司に相談し、育児短時間勤務制度(週3日勤務)を利用しました。その間、上司や同僚が積極的にサポートに入ってくれたので、非常に感謝しています。通常の勤務時間に復帰した後も、時差出勤制度や在宅勤務等を併用して仕事をすることが出来ているので、復帰後のサポート体制は充実していると思います。
活用した(している)制度:男性職員の育児参加休暇・子育て休暇(特別休暇)・育児短時間勤務制度・時差出勤制度・テレワーク
発熱や体調不良で通院など、突発的な対応があるので、予定通りに仕事が進まなくなる場面が多く、調整に苦労しています。仕事と育児の両立については、家庭内で現在の仕事の状況・子供の状況などの理解をお互いに深めておくことも必要だと思います。
最も変化したこととしては、仕事をいかに効率的に捌くか、という点を第1に考えるようになったことです。また、勤務時間に制限が出てくる関係上、仕事の優先順位についても、以前よりも意識が向くようになりました。また、急遽の休暇に備えて、担当業務が属人化しないよう、進捗状況をこまめに情報共有することに努めています。
平日の退庁後はルーティーンの家事で、手がいっぱいです。それでも、なるべく早く帰宅して、入浴や晩ご飯、寝かしつけまで、子供と一緒に過ごせる時間を少しでも多く作るようにしています。休日は子供と屋内の遊び場に行ったり、ドライブも兼ねて遠くのショッピングモールに行ったりするなどして、気分転換に思いっきり遊ばせています。
千葉県は、都市部から房総半島に至るまで、多様な地域性を持っていることが、魅力的だと思います。出張で県内の様々な場所にお伺いすることがあるのですが、同じ県内とは思えないほど、街や人の雰囲気が違ったりして、非常に面白いです。
7:00 |
起床 |
---|---|
7:30 |
家事 |
9:00 |
出勤 |
17:45 |
退庁 |
19:00 | 子の夕食 |
19:30 | 子の入浴 |
20:30 | 子の寝かしつけ |
21:00 | 親の夕食 |
22:00 | 家事・夜泣き対応 |
23:00 | 就寝 |
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