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東京2020オリンピック・パラリンピック > 東京2020大会千葉県開催記録誌/東京2020聖火リレー千葉県実施記録誌・記録映像 > 東京2020大会千葉県開催記録誌(テキスト版) > 第2部Ⅴ-3.県民によるさまざまなボランティア
更新日:令和4(2022)年3月25日
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東京2020大会にボランティアとして関わりたいという思いから、さまざまなボランティア活動が生まれていった。
2014年から、高校生など次世代を担う若者が、独自の発想で、自分たちにできることをボランティアの形として実践する「2020ちばおもてなし隊」に取り組んだ。NPO法人が中核団体となり、さまざまな団体や企業を巻き込み活動を支えた(千葉県ボランティア参加促進事業/次世代ボランティア人材育成事業)。
連携団体の中では、特に大学生の「学生団体おりがみ」が活動にあたり高校生をバックアップした。活動内容は、各種国際大会における選手の応援・見送り、事前キャンプの語学サポート、災害マップづくり、優しい日本語のプログラムや特別支援学校生徒との交流など多岐にわたった。
さまざまな団体が、東京2020大会を契機に海外から来る観戦客や地域への来訪者を迎えるために、語学や日本の伝統的な技術、文化を生かした人材育成や、交流プログラムの企画を進めてきた。
新型コロナウイルス感染症の影響で、海外の来訪者との接点は持ちにくい大会期間となったが、世界と日本の往来が復活し、培ったスキルやアイデアが生かされていくことが期待されている。
2017年に立ち上がった任意団体「プロジェクト結」は、とある高齢者宅を訪問した際に、高齢者女性の手作りの「箸置き」から着眼を得て、高齢者や子ども、障害のある人、誰でも参加できるおもてなしのプログラムを作ろうと活動を開始した。みんなで作成した箸置きを東京2020大会時に訪れる外国人の方にプレゼントしようというもので、気軽に参加できる取り組みとして、県内のみならず、県外にまで活動は広がりを見せた。
箸置きの「作り手」は必ずしも屋外で配る活動には参加できないかもしれないが、若者や都市ボランティアなど、「渡し手」として活動できる人に箸置きと思いを託すというボランティア同士の連携も生まれた。
また、この活動の仕組みを参考に、千葉県では、気軽にできる「#ちょいボラ」キャンペーンを立ち上げ、県民などが自主的に作成した「おもてなしグッズ」を集め、東京2020大会時に都市ボランティアが配布する取り組みを行った。
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