千葉県Chiba Prefectural Government

~ 千葉県にオリンピック・パラリンピックがやってくる ~

更新日:令和4(2022)年3月25日

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第2部Ⅴ-1.オール千葉おもてなしアクション!

 千葉県は、東京2020大会を契機として、千葉県を訪れる人を最高のおもてなしで迎え、「千葉に来て良かった」「また千葉に来たい」と思ってもらえるよう、オール千葉でのおもてなし機運の醸成を図るため、庁内各部局によるおもてなしにつながる取り組みを、千葉県ならではのおもてなしである「思いやり」「スマイル」「クリーン」の合言葉のもと、連携・協力して推進する「オール千葉おもてなしアクション!」を展開した。

オール千葉おもてなし隊

結成式

 「オール千葉おもてなしアクション!」の取り組みの一環として、2018(平成30)年8月に、千葉県民全員をメンバーとする「オール千葉おもてなし隊」を結成。県民や事業者が行う清掃や植栽などの環境美化、あいさつ促進、サービスやマナーの向上、安全・安心の提供などの活動が、国内外からのお客様への「おもてなしに繋がる活動」であるということをPRし、それぞれに気づきを与えることで、オール千葉でのおもてなし機運の醸成を図ることとした。

 結成式には千葉県出身の鈴木愛理さんやアイドルグループ「アップアップガールズ(2)」の鍛治島彩さんたちが参加し、「オール千葉おもてなし隊」の取り組みを広くPRするオピニオンリーダーに就任した。

イベントでのPR

 千葉県主催の「県民の日ちばワクワクフェスタ」や千葉ロッテマリーンズ主催の「ALL for CHIBA」など、多くの人が集まる県内イベントにオピニオンリーダーが参加し、PRを展開した。2018年10月に開催された「ちばアクアラインマラソン2018」では、36km地点の「おもてなしロード」でランナーたちに千葉県産の新鮮な野菜や果物、名物のお菓子などを配布し、PRを行った。

各地域での「おもてなしに繋がる活動」への参加

 各地域で行われる「おもてなしに繋がる活動」にオピニオンリーダーが参加し、活動を行うとともに、その様子を動画にまとめ、県のホームページに掲載するなどして広くPRを行った。

 2019年8月には東京2020大会でオリンピック初のサーフィン競技が行われる一宮町で実施された「一宮海岸ビーチクリーン活動」に参加した。一宮海岸でのビーチクリーン活動は、長生村、一宮町、白子町が共同で実施しているもので、2017年から東京2020大会の開催までの夏季、「おもてなしCHIBAプロジェクトin九十九里・外房~ビーチ☆クリーン☆キャンペーン東京2020~」の取り組みの一環として実施した。馬淵昌也一宮町長は、オピニオンリーダーからのインタビューで、「東京2020大会では『地域の力』を見せたい」と語った。

 2020年2月には千葉大学工学部において、東京2020パラリンピック競技大会を盛り上げるために日本郵便株式会社と千葉大学が共同で実施した「切手モザイクアート」に参加し、車いすフェンシングのモザイクアートを制作した。切手モザイクアートは、千葉県内の郵便局利用者から使用済み切手の寄付を募り、それを利用してパラリンピック競技のモザイクアートを作成するものであり、成田空港等に展示することで多くの人にパラリンピックに関心を持ってもらうことを目的としている。

 その他、和洋女子大学と京成電鉄株式会社が連携し、京成線における千葉県の入口となる国府台駅に設置した「おもてなし看板」の完成披露セレモニーなど、計28の活動に参加した。

千葉おもてなし宣言とオール千葉おもてなしキャンペーン

 各事業者と連携・協働するための取り組みとして、「千葉おもてなし宣言」を展開した。「オール千葉おもてなしアクション!」の取り組みに賛同した事業者は、自らもおもてなしの取り組みを実践していくことを宣言し、店頭などに宣言書を掲示することで千葉おもてなし宣言事業者となる。(2021年時点:698事業者、2,940事業所が参加)

 千葉おもてなし宣言事業者になると、「おもてなしロゴ」の使用や「オール千葉おもてなしキャンペーン」への参加が可能となる。

 「オール千葉おもてなしキャンペーン」では、千葉おもてなし宣言事業者が取り組む“私たちのおもてなし”を再確認する期間とし、ポスターやのぼりを掲出するなど、県下一斉展開を行った。

県境おもてなし作戦

 来訪者を最高のおもてなしで迎えられるよう、「県境おもてなし作戦」として、千葉県への主要な入り口の道路看板を歓迎の気持ちや県の魅力を伝える統一感のあるデザインに刷新していくこととした。デザインは県民からの公募により決定し、2019年9月に第1号の看板が千葉県道1号市川松戸線下り葛飾橋に設置された。以降、2021年6月までに、東京湾アクアライン連絡道木更津金田IC付近をはじめ、計14基の看板を設置・更新している。

「おもてなしポスト」スタート

 2019年11月に日本郵便株式会社関東支社との包括連携協定に基づき、県内各地(約6,000カ所)に設置された郵便ポストを活用し、国内外からの観光客に観光や安心・安全情報を提供する「おもてなしポスト」の取り組みを開始することとし、11月11日、県庁前郵便ポストをその第1号とするスタートセレモニーを開催した。この取り組みは、郵便ポストに、千葉県公式観光情報サイト「CHIBA, JAPAN TRAVEL GUIDE」(まるごとe!ちば)と観光庁が監修した外国人旅行者向け災害時情報提供アプリ「Safety tips」につながるQRコードを掲載したシール(おもてなしシール)を貼付するもので、来日した外国人観光客にこれを知ってもらうために、成田空港内、県内ホテル・旅館などで告知カードを配布するなどのPRを行った。

 【CHIBA, JAPAN TRAVEL GUIDE(まるごとe!ちば)】
 観光施設やイベント情報・グルメ情報の発信とモデルコース・旬の情報やオススメ情報をまとめた特集記事を定期的に掲載している。英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、タイ語、マレー語、ベトナム語、日本語の7カ国語対応。

【Safety tips】
 観光庁監修の外国人旅行者向け災害時情報提供アプリで、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、スペイン語、ポルトガル語、ベトナム語、タイ語、インドネシア語、タガログ語、ネパール語、クメール語、ビルマ語、モンゴル語、日本語の14カ国語に対応。日本国内における緊急地震速報や津波警報、気象特別警報などがプッシュ型で通知されるなど、災害時に役立つさまざまな情報を入手できる。

CHIBA“おもてなし”多言語コミュニケーションシート

 2020年10月には、観光関連産業で働く人と海外からの来訪者が、日常に加え、新型コロナウイルス感染症への対応や災害発生時など、さまざまな場面において指差しだけで簡単に会話できるコミュニケーションシートを作成した。作成にあたっては、タクシー、バス、宿泊施設、飲食施設、物販の5つのシーン別に、関係団体などの意見を取り入れ、実用的な内容とした。

 また、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、タイ語で228種類のフレーズを用意し、言語やフレーズを変更して、オリジナルシートが作成できるウェブサイトを公開した。フレーズは利用者からのリクエストも受け付け、随時追加していくことも可能となっている。

おもてなしCHIBAプロジェクト

おもてなしCHIBAプロジェクトin九十九里・外房~ビーチ☆クリーン☆キャンペーン東京2020~

 2017年7月から、東京2020大会で釣ヶ崎海岸がサーフィン競技の会場に選定されたことを契機として、住民参加によって地域の一体感を醸成するとともに、きれいな海辺をPRしていくため、九十九里・外房全域でビーチクリーン活動を実施することとし、外房16市町村(銚子市、旭市、匝瑳市、横芝光町、山武市、九十九里町、大網白里市、白子町、長生村、一宮町、いすみ市、御宿町、勝浦市、鴨川市、南房総市、館山市)が一体となって「おもてなしCHIBAプロジェクトin九十九里・外房~ビーチ☆クリーン☆キャンペーン東京2020~」を展開。地元の団体や住民が参加し、海水浴場や海辺の清掃活動を実施した。その後も、東京2020大会が開催された2021年まで毎年行われた。

 館山市の鏡ヶ浦(館山湾)では、海水浴客をはじめ、鏡ヶ浦を訪れる人に気持ち良く過ごしてもらうとともに、市民の財産である鏡ヶ浦を守り、未来を担う子どもたちに引き継ぐために、2000年から毎年7月、2008年からは春、夏に「鏡ヶ浦クリーン作戦」を実施している。2017年7月の鏡ヶ浦クリーン作戦は、「おもてなしCHIBAプロジェクト~ビーチ☆クリーン☆キャンペーン東京2020~」を兼ねて展開。約700人が参加して船形から沖ノ島にかけての各海岸を清掃した。

おもてなしCHIBAプロジェクトin九十九里・外房~ひまわりと笑顔で結ぶオリンピック~

 2018年3月からは、「おもてなしCHIBAプロジェクト」の第二弾として、九十九里・外房地域16市町村の公立学校、幼稚園・保育所などで「おもてなしCHIBAプロジェクトin九十九里・外房~ひまわりと笑顔で結ぶオリンピック~」を展開した。

 外房16市町村の子どもたち等が育てたひまわりで会場周辺を彩り、地域が一体となって訪れる人をおもてなしすることで、住民の参加意識と機運の醸成を図るものであり、子どもたちが栽培した背の高いひまわりから採れた種は地域の人たちに配布され、各家庭で栽培されるまでひまわりの輪を広げていった。東京2020大会時には、サーフィン競技会場周辺や沿道等を、子どもたちのメッセージプレートを添えた満開のひまわりのプランターで装飾した。

お問い合わせ

所属課室:環境生活部生涯スポーツ振興課企画調整班

電話番号:043-223-2449

ファックス番号:043-222-5716

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