千葉県Chiba Prefectural Government

~ 千葉県にオリンピック・パラリンピックがやってくる ~

更新日:令和4(2022)年3月25日

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第2部Ⅳコラム

世界に一体のモニュメント

 千葉県では、東京2020大会の機運醸成を図るため、ガッツポーズのミライトワ、ソメイティとサーフィンポーズのミライトワのモニュメントを制作。サーフィンポーズのミライトワのモニュメントは、世界に一体だけのものである。

 制作したモニュメントは、2021年4月から6月までは千葉県庁内に展示。また東京2020大会の開催期間中には、ガッツポーズのミライトワ、ソメイティは幕張メッセに、サーフィンポーズのミライトワは一宮町役場に展示した。

 このモニュメントは、大会後も県内での開催を思い起こすことができるよう、競技会場となった幕張メッセと釣ヶ崎海岸にそれぞれ設置を予定している。

市町村における機運醸成の取り組み

 千葉県内の市町村では、東京2020大会に向け、1964年大会で使用された物品の展示やアスリートとの交流、競技体験等を通じ、機運醸成やスポーツ振興を図った。

主な取り組み

1964年東京オリンピック体操あん馬のメダリストの対談(松戸市、2019年)

 1964年東京オリンピック体操あん馬の金メダリスト ミロスラウ・ツェラルさん(スロベニア出身)と銀メダリスト鶴見修治さんによる対談が、同大会で使用されたセノー株式会社(松戸市)製のあん馬の前で内閣官房主催により行われた。ツェラルさんからは「友人の鶴見さんに会えて、湧き上がるものがある」、鶴見さんからは「一緒に演技したことを思い出して懐かしい」と再会を喜んだ。

大河ドラマ「いだてん」紹介展示(松戸市、2019年)

 「いだてん」の主人公は、前半が明治時代に初めてオリンピックに出場した金栗四三、後半は1964年の東京オリンピック招致の立役者である田畑政治。田畑役を松戸市出身の俳優・阿部サダヲさんが演じた縁で、紹介展示を実施した。

習志野こどもしんぶん「オリンピック・パラリンピックがやってくる!号」(習志野市、2019年)

 市とNPO法人「ならしの子ども劇場」が協働して行った事業。子ども記者たちが、市内でトレーニングキャンプを行っていたオランダ水泳選手に取材を実施。レイアウトなどについて意見を出し合いながら作成された。

各種水球普及イベント(八千代市、2019年)

 多くの水球女子日本代表選手を輩出している秀明大学とともに、東京オリンピックの正式種目となっている水球競技の普及イベント「プールで球技を楽しもう!」を開催。市内の小学1年生から6年生までの51人が参加し、水球男子日本代表キャプテンの大川慶悟選手や秀明大学水球部女子選手から競技指導を受け、アクアゲーム(ボールのパス・シュート、ミニゲームなど)を楽しんだ。

もばら夏まつりで東京五輪音頭-2020-(茂原市、2019年)

 茂原市では、「東京五輪音頭-2020-練習会」を実施して東京2020応援プログラム認証の「もばら夏まつり」で踊り、まつり当日や練習会の動画を公開した。

「感動再び!東京オリンピック展」(香取市、2021年)

 東京2020大会で使用される聖火リレートーチ巡回展、東京1964大会で聖火リレーの伴走を務めた「オリンピックカー」のほか、東京1964大会の聖火リレーでの貴重な資料を展示した。

「東京1964大会金メダリスト桜井孝雄展」(香取市、2021年)

 東京1964大会ボクシングバンタム級で金メダルを獲得した香取市出身の桜井孝雄さんの金メダルやボクシンググローブ、ボクシングシューズのほか、オリンピック公式ブレザーなどを展示した。

ゆかりのオリンピアン・パラリンピアンの紹介展示(銚子市、2020年)

 銚子市ゆかりのオリンピアン山口東一さん(1964年東京大会1500m出場)、加藤友里恵さん(2016年リオデジャネイロ大会トライアスロン出場)や、パラリンピアン渡邉紫帆さん(2012年ロンドン大会走幅跳、円盤投、100m出場)の大会当時の写真やユニフォーム、寄書きなどを銚子市役所1階において展示した。

市町村における文化振興

 千葉県内の市町村では、東京2020大会を契機にさらなる文化振興を図るため、市民と行政が一体となって市町村ごとに個性を生かした文化関連イベントを展開した。

主な取り組み

千葉市 千の葉の芸術祭「生態系へのジャックイン展」(2021年)

 千葉市初の芸術祭「千の葉の芸術祭」の一つとして開催。幕張新都心で活動するリサーチプロジェクト「METACITY」と連携し、幕張海浜公園日本庭園「見浜園」を会場として、光を使ったインスタレーション(展示空間全体をアート作品として表現すること)や回遊式のエキシビションなどを展開した。

匝瑳市 飯高檀林コンサート(2018年)[beyond2020プログラム事業]

 国の重要文化財である飯高寺(飯高檀林跡)の講堂を舞台に芸術文化の振興と文化財保護の啓発を目的として、ドイツ在住の日本人ソプラノ歌手・ピアニストとマンドリニストによるコンサートを開催した。

匝瑳市 八重垣神社祇園祭「神輿連合渡御」(2019年)[東京2020参画プログラム事業]

 神輿連合渡御では、10町内から集まった20基ほどの神輿と囃子連が延々と連なり、笛と太鼓の軽快な囃子に合わせ、「あんりゃぁどした」という威勢のいい掛け声で市街を練り歩く。神輿の行列に冷水を浴びせかけるのもこの祭りの特徴。

四街道市 市民文化祭(2019年)[beyond2020プログラム事業]

 四街道市民文化祭実行委員会に所属している各団体が中心となり、「展示部門」「芸能部門」「各種文化行事」に分かれて、市民の文化活動の成果を発表。また、県立四街道特別支援学校や県立千葉盲学校と連携して「児童生徒作品展」を開催し、障害の有無にかかわらず市内小・中学校の児童・生徒の情操教育の成果を発表している。

お問い合わせ

所属課室:環境生活部生涯スポーツ振興課企画調整班

電話番号:043-223-2449

ファックス番号:043-222-5716

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