消化器外科

はじめに

千葉県立病院群の特長を生かした修練プログラムにより、優れた消化器外科医を養成することを目的に消化器外科医専攻医を募集します。外科専門医資格取得後、それに連動した消化器外科専門医資格を取得することを主眼にしたカリキュラムを組んでいます（日本消化器外科学会専門医修練カリキュラムに準ずる）。最大で4県立病院（がん・循環・佐原・こども）の消化器外科・外科をローテートしながら研修することになりますが、がんセンターでは食道・胃腸外科と肝胆膵外科に分かれて診療が行われており、より専門的な外科診療を学ぶことができます。修練施設全体では約20名の消化器外科指導医・専門医、各臓器ごとの専門医を擁し、経験豊富な外科医の指導のもとで多くの経験ができます。また、鏡視下手術も積極的に取り入れており、技術認定医が指導に当たります。手術以外の周術期管理、がん緩和医療などについても学ぶことが可能で、学会発表や論文作成の指導も積極的に行なっており、実臨床に即した外科研修が可能です。

外科専門医資格取得の要件

日本消化器外科学会ホームページ参照

修練施設

• 千葉県がんセンター（がん）
• 循環器病センター（循環器）
• 千葉県立佐原病院（佐原）
• 帝京大学ちば総合医療センター（帝京）

研修の概要

• 1）千葉県立病院群の4施設の消化器外科が修練の場となります。
• 2）外科専門医取得後、消化器外科専門医取得に必要な4年間の修練期間となります（初期臨床研修終了後5年間、消化器外科に従事するという専門医取得条件をほぼ満たすことになります）。専門医資格取得に必要な経験症例数の条件を満たすために、各病院で経験を積むことになります。各病院の特徴を生かした具体的な修練プログラムに沿って修練していただきます。