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千葉県立保健医療大学は、30年を超える歴史と実績を持つ千葉県立衛生短期大学と千葉県医療技術大学校が統合され、2009年4月に1学部4学科、2キャンパス体制の4年制大学として開設されました。
本学が掲げる基本理念は、「高い倫理観と豊かな人間性を備え」、「地域社会に貢献」し、「保健医療の国際化に対応できる」専門職を育成することです。また、千葉県の健康づくり政策を支える「シンクタンク機能」も担っています。私たちは、少数精鋭主義で、将来社会に実践的に還元できる各分野の指導者となる健康づくりプロフェッショナルの育成を目指しています。
千葉県を取り巻く社会状況は厳しく、「少子高齢化」や「保健医療従事者の絶対的不足」、さらには「感染症の襲来」といった複雑な課題が、地域保健医療の状況を悪化させています。この困難な状況に立ち向かうために、より高度な研究推進と保健医療者の育成を目的として、本学の大規模な機能強化が決定されました。
これは、言語聴覚士課程の新設、高度な研究を担う附属機関の設置、そして大学院の設置による教育研究体制の強化を柱とするものです。さらに、公立大学法人化とキャンパスの幕張への統合を実施し、新時代の課題に対応できる「新大学の創造」に向かって、現在、準備を精力的に進めています。
本学は、学生諸君が高い目標を達成し、複雑な社会の課題を解決する実践力を身につけるために、最良の教育カリキュラムと教育環境を提供していきます。
そして、我々教職員一同は皆さんの目標達成に向かって、力を結集し、一丸となって応援いたします。
新しく生まれ変わる本学に、ぜひご期待ください。皆様とともに、保健医療の未来を創造できることを心より願っております。
千葉県立保健医療大学 学長 龍野 一郎
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