【令和3年9月17日】学長メッセージ：警戒レベルの引き下げ(学生・教職員向け)

学生・教職員の皆様へ

皆様におかれましてはこの夏を無事にのりきれたでしょうか？

不幸にして、新型コロナウイルス感染症に伴って、健康、そして日々の生活に影響を受けられた皆様やご家族の方々に謹んでお見舞いを申し上げます。

夏に開催された東京オリンピック・パラリンピックでのアスリートの活躍は我々を励ましてくれましたが、デルタ株（インド型）の爆発的な感染拡大に伴って来襲した第5波の影響は甚大で、多くの自宅待機者を生み出し、不幸な転帰をとった方々が少なからず出たことは医療者として大変残念であり、無念でもあります。

9月に入り、医療機関のひっ迫状況が続いていますが、皆様の行動制限や新型コロナワクチンの接種者の増加に伴って感染者数は減少し、第5波はやっと峠を越してきた感があります。本学におきましては、千葉大学のご援助もあり、2-4年生のワクチンはほぼ終了、1年生についても進行中です。これらの状況に伴って10月1日の後期日程開始から新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえた活動指針を警戒レベル3に緩和します。

ただ、ワクチン接種後も入院リスク・重症化リスクは抑えられていますが、感染リスクの低下は十分でなく、引き続き厳重な感染対策が必要です。医療現場を守るためにも、医療弱者を守るためにも我々教職員・学生諸子には新型コロナ感染症の拡大防止・終焉に向かって高い行動規範が求められています。くれぐれも気を抜かず、日頃の行動に目を配り、国民・県民の皆様と一丸となって、この国難を乗り切るため、皆様の貢献を期待しています。

 

1.  新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえた活動指針を10月1日（金曜日）から警戒レベル3に緩和します。
   参考：【令和3年6月1日現在】新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえた活動指針（PDF：60.3KB）
2.  新型コロナワクチン接種をすべての学生・教職員に推奨します。
3.  ワクチン接種後も入院リスク・重症化リスクは抑えられていますが、感染リスクの低下は十分でなく、引き続き厳重な感染対策が必要です。
4.  新型コロナウイルスの集団感染防止のために避けるべきとされる3密（密閉・密集・密接）回避を徹底しましょう。
5. 特に気のゆるみやすい学校・職場・学外での休憩・食事時間帯、外食・家庭内においても、マスク着用を励行し、対面での食事・会話は避け、食事の際は黙食に努めましょう。

 

学生生活などで心配や不安な点がありましたら遠慮なく、教員・学生支援課などにご相談ください。

令和3年9月17日

千葉県立保健医療大学長　龍野一郎