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千葉県誕生150周年記念事業について

千葉県誕生150周年 > 千葉県誕生150周年記念事業について

更新日:令和5(2023)年3月8日

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  • 千葉県は、明治6(1873)年6月15日に当時の木更津県、印旛県の両県が合併して誕生しました。
    そして、令和5(2023)年は千葉県誕生150周年です!
  • 千葉県では150周年を契機として、千葉県の魅力を発信する様々な事業を予定しております!

幕末・明治初期から印旛県・木更津県・新治県の成立まで千葉県の成立から今の千葉県のかたちへ

  • 江戸時代の房総には、江戸から近いということもあって、幕府直轄地・藩領・旗本領が複雑に配置されており、幕末には佐倉藩・大多喜藩・館山藩など17の藩がありました(明治元年に請西藩は廃止)。
    明治初年には、これらに駿河(するが)や遠江(とおとうみ)いずれも現在の静岡県から房総に領地を移された鶴舞藩・長尾藩などの7藩と曽我野(そがの)藩・大網藩が加わり、25藩となりました。
  • 明治4年(1871年)11月に行われた県の統廃合によって、房総にあった26県は印旛県・木更津県・新治県の3県になりました。
    印旛県は下総国の西北部を、木更津県は上総国と安房国を、新治県は下総国の東部と常陸国(現在の茨城県)の南部を管轄しました。
    また、印旛県の県庁は葛飾郡加(か)村(現在の流山市加)に、木更津県の県庁は望陀(もうだ)郡貝淵村(現在の木更津市貝淵)に、新治県の県庁は新治郡土浦町(現在の茨城県土浦市)に設置されました。

  • 明治6年(1873年)6月15日、印旛県と木更津県とが合併し、千葉県が設置されました。
    権令(ごんれい:同年6月29日から県令、現在の知事)には、木更津県と印旛県の権令であった柴原和(しばはらやわら)が任命され、県庁は千葉郡千葉町(現在の千葉市中央区)に置かれました。

  • 明治8年(1875年)5月7日、新治県が廃止され、これまで新治県に管轄されていた香取・匝瑳・海上の3郡が千葉県に編入されました。
    また、同日、千葉県が管轄していた6郡(猿島、結城、岡田、豊田の4郡及び葛飾郡、相馬郡の一部)が茨城県に編入されました。
    さらに、葛飾郡の一部は同年8月30日にも、埼玉県に編入されました。
    これにより、千葉県は現在とほぼ同じかたちになりました(その後、明治32年に香取郡の利根川北岸地域の茨城県への移管などが行われています)。

概要

本県ならではの多様な文化資源や魅力を発信するとともに、千葉のブランド価値の創出・向上や地域活性化につなげるため、県全域で記念事業を展開します。令和5年6月11日に松戸市の森のホール21で開催される記念式典を皮切りに、全県で市町村による記念イベント等様々な催しが予定されています。

テーマ

~県誕生から150年を振り返り、続いていく未来(100年後)に思いを馳せる~

コンセプト

東京の隣接性を意識しつつ、千葉の豊かな自然環境(海、里山、川、水辺)を活かす。

キーワード

アート、食、音楽、映像、テクノロジー、カンファレンス、SDGs

プロデュース体制

市町村が実施する記念事業については、全県で統一感のある企画となるよう、総合プロデューサーに小林武史氏を、総合ディレクターに北川フラム氏を迎え、全体の監督・監修等を行います。

総合プロデューサー 小林武史氏

音楽家、一般社団法人APバンク代表理事。日本を代表する数多くのアーティストのレコーディング、プロデュースを手掛ける。
平成29年(2017年)から宮城県において、東日本大震災の復興支援とし て、アート・音楽・食の総合芸術祭「Reborn-Art Festival」の実行委員長及び制作委員長を務めている。
令和元年(2019年)から木更津市で農と食とアートとが融合した施設「KURKKU FIELDS」を運営し、食の循環を可視化するプロジェクトを進めている。

総合ディレクター 北川フラム氏

アートディレクター、株式会社アートフロントギャラリー代表取締役会長。
アートによる地域づくりの実践として、平成12年(2000年)から「大地の芸術祭 越後妻有 アートトリエンナーレ」、平成22年(2010年)から「瀬戸内国際芸術祭」、平成26年(2014年)から「房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス」、平成29年(2017年)から「北アルプス国際芸術祭」、「奥能登国際芸術祭」などで総合ディレクターを務める。
平成25年(2013年)からは、市原湖畔美術館の館長に就任している。