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報道発表案件

更新日:令和4(2022)年5月26日

ページ番号:514809

(令和4年)6月から9月は「夏季のVOC対策」重点実施期間です~九都県市で連携して光化学スモッグ等の改善に取り組みます~

発表日:令和4年5月26日
環境生活部大気保全課

揮発性有機化合物(VOC)光化学スモッグの原因物質のひとつです。

夏季は、気温が高いためVOCが蒸発しやすく、光化学スモッグ注意報が多く発令されることから、VOCの排出を抑制することが特に重要です。

そこで、千葉県では、九都県市(埼玉県・東京都・神奈川県・横浜市・川崎市・千葉市・さいたま市・相模原市)で連携して、「夏季のVOC対策」重点実施期間を設定し、VOCの排出削減に取り組みます。

1 実施期間

令和4年6月1日~9月30日(光化学スモッグ注意報が発令されやすい期間)

2 実施期間中における取組

(1)九都県市で連携した取組

  • 九都県市同時に報道発表を行います。
  • 排出抑制に向けた取組の呼びかけ
    事業者や一般家庭に対し、ホームページの掲載により、排出抑制に向けた取組の協力を要請します。
  • 関係団体に対する協力要請
    VOCを排出する事業者(有機溶剤を取り扱う工場・事業場など)や関係団体に対し、ホームページの掲載やリーフレットを用いて、保管容器のふた閉め等の基本的な取組の徹底、低VOC製品の使用等の取組の協力を要請します。

九都県市の取組やリーフレットは「九都県市あおぞらネットワーク外部サイトへのリンク」のページでご確認ください。

(2)千葉県の取組

※県では年間を通じて、VOC条例により事業者の自主的な排出抑制の取組を促すとともに、中小企業者に向けVOCの簡易測定や無料相談等を内容とするVOC対策アドバイス制度を設けて、VOCの削減に取り組んでいます。
また、光化学スモッグ注意報の発令等について、ホームページやメール等により情報提供を行っています。

(3)光化学スモッグ注意報等の発令やPM2.5に関する情報提供

【参考】

県内の光化学スモッグ注意報年度別発令日数(過去10年間)

平成24年度から令和3年度までの光化学スモッグ注意報年度別発令日数のグラフ

用語解説

 揮発性有機化合物(VOC)

大気中に排出され、又は飛散したときに気体である有機化合物(メタンとフロン類を除く)をいいます。代表的な物質としては、塗料やガソリンなどに含まれるトルエン、キシレンなどがあります。

 光化学スモッグ

大気中の窒素酸化物やVOCが太陽の紫外線を受けて光化学反応を起こして生成した、光化学オキシダントが原因で発生します。
光化学スモッグは、目をチカチカさせたり、胸を苦しくさせたりする等、健康に影響を与えることがあります。

 千葉県揮発性有機化合物の排出及び飛散の抑制のための取組の促進に関する条例(VOC条例)

光化学スモッグ等の原因と考えられるVOCについて、事業者の自主的な排出抑制対策を促すために制定された千葉県独自の条例です。自主的取組対象施設の設置者に、自主的取組計画と取組実績の報告を求めるとともに、これらの公表を行っています。

 VOC対策アドバイス制度

事業者によるVOC排出抑制に関する自主的取組を支援するため、中小企業者を対象に県職員が事業所を訪問し、VOCの簡易測定を行い、無料で必要なアドバイスを行っています。

お問い合わせ

所属課室:環境生活部大気保全課大気指導班

電話番号:043-223-3802

ファックス番号:043-224-0949

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