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更新日:令和3(2021)年8月12日
ページ番号:455226
発表日:令和3年8月11日
環境生活部大気保全課
大気汚染防止法に基づき県、市及び国が実施した令和2年度の大気汚染物質(6物質)及び有害大気汚染物質等(21物質)の常時監視結果がまとまりましたのでお知らせします。
県では、全物質の環境基準等を達成するため、工場・事業場対策及び自動車排出ガス対策を継続して進めます。
大気汚染物質|有害大気汚染物質|報道発表資料(印刷用PDFファイル)
二酸化いおう、二酸化窒素、一酸化炭素、光化学オキシダント、浮遊粒子状物質、微小粒子状物質(PM2.5)
一般環境大気測定局(一般局)99局、自動車排出ガス測定局(自排局)26局の計125局(図1-1(PDF:449.7KB))
令和2年4月1日から令和3年3月31日まで
県、16市(千葉市、船橋市、柏市、市川市、松戸市、市原市、流山市、浦安市、八千代市、習志野市、佐倉市、袖ケ浦市、木更津市、君津市、香取市、成田市)及び国
項目 |
測定局数 |
達成局数/ 有効測定局数(※) |
達成率 (%) |
令和元年度 達成率 (%) |
|
---|---|---|---|---|---|
二酸化いおう |
63 |
61/61 |
100 |
100 |
|
二酸化窒素 |
94 |
92/92 |
100 |
100 |
|
一酸化炭素 |
3 |
3/3 |
100 |
100 |
|
光化学 オキシダント |
90 |
0/90 |
0 |
0 |
|
浮遊粒子状物質 |
95 |
93/93 |
100 |
100 |
|
微小粒子状物質 (PM2.5) |
53 |
53/53 |
100 |
100 |
項目 |
測定局数 |
達成局数/ 有効測定局数(※) |
達成率 (%) |
令和元年度 達成率 (%) |
|||
---|---|---|---|---|---|---|---|
二酸化いおう |
2 |
2/2 |
100 |
100 |
|||
二酸化窒素 |
25 |
24/24 |
100 |
100 |
|||
一酸化炭素 |
20 |
19/19 |
100 |
100 |
|||
浮遊粒子状物質 |
25 |
25/25 |
100 |
100 |
|||
微小粒子状物質 (PM2.5) |
15 |
12/12 |
100 |
91.7 |
※有効測定局:
年間の測定時間が、二酸化いおう、二酸化窒素、一酸化炭素、浮遊粒子状物質については6000時間以上の測定局。微小粒子状物質については測定日数が250日以上の測定局。
一般局、自排局ともに、10年連続で環境基準達成率は100%です。年平均値は、低い値で推移しています
一般局の環境基準達成率は、10年連続で100%です。自排局の環境基準達成率は、平成30年度を除いて100%です。また、県が独自に設定した千葉県環境目標値(0.04ppm以下)に係る令和2年度の達成率は、一般局97.8%、自排局87.5%でした(令和元年度は一般局100%、自排局96.0%)。年平均値は、一般局、自排局ともに低下傾向にあります。
一般局、自排局ともに、10年連続で環境基準達成率は100%です。年平均値は、低い値で推移しています。
一般局のみで測定を行っており、夏季に1時間値が高濃度になることがあるため、10年連続、全局で環境基準を未達成です。年平均値は、ほぼ横ばいの状況です。
一般局の環境基準達成率は、平成23年度及び平成25年度を除いて100%です。自排局の環境基準達成率は、平成25年度を除いて100%です。年平均値は、一般局、自排局ともに低下傾向にあります。
平成23年度に測定を開始しており、一般局では平成30年度以降、環境基準達成率が100%となっています。また、令和2年度は初めて自排局の達成率が100%となりました。(令和元年度は一般局100%、自排局91.7%)。年平均値は、一般局、自排局ともに低下傾向にあります。
環境基準等を達成するため、以下のような工場・事業場対策及び自動車排出ガス対策を継続して進めます。
項目 |
平成
|
24年度 |
25年度 |
26年度 |
27年度 |
28年度 |
29年度 |
30年度 |
令和
|
2年度 達成率 (%) |
令和2年度 達成局数比※ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
二酸化いおう |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
61/61 |
二酸化窒素 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
92/92 |
一酸化炭素 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
3/3 |
光化学オキシダント |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0/90 |
浮遊粒子状物質 |
99.1 |
100 |
85.4 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
93/93 |
微小粒子状物質 |
0 |
40.0 |
6.9 |
40.5 |
95.3 |
97.6 |
95.3 |
100 |
100 |
100 |
53/53 |
二酸化窒素 |
92.9 |
91.5 |
91.4 |
99.0 |
98.0 |
100 |
97.9 |
97.9 |
100 |
97.8 |
90/92 |
※達成局数比:達成局数/有効測定局数
項目 |
平成 23年度
|
24年度 |
25年度 |
26年度 |
27年度 |
28年度 |
29年度 |
30年度 |
令和
|
2年度
|
令和2年度 達成局数比※ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
二酸化いおう |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
2/2 |
二酸化窒素 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
96.2 |
100 |
100 |
24/24 |
一酸化炭素 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
19/19 |
浮遊粒子状物質 |
100 |
100 |
73.1 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
25/25 |
微小粒子状物質 |
0 |
25.0 |
0 |
16.7 |
62.5 |
77.8 |
77.8 |
81.8 |
91.7 |
100 |
12/12 |
二酸化窒素 |
46.4 |
37.0 |
33.3 |
63.0 |
48.1 |
73.1 |
57.7 |
69.2 |
96.0 |
87.5 |
21/24 |
※達成局数比:達成局数/有効測定局数
項目 [単位] |
平成 23年度 |
24年度 |
25年度 |
26年度 |
27年度 |
28年度 |
29年度 |
30年度 |
令和 |
2年度 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
二酸化いおう [ppm] |
0.002 |
0.002 |
0.002 |
0.002 |
0.002 |
0.002 |
0.002 |
0.001 |
0.001 |
0.001 |
二酸化窒素 [ppm] |
0.012 |
0.012 |
0.011 |
0.011 |
0.011 |
0.010 |
0.010 |
0.010 |
0.009 |
0.008 |
一酸化炭素 [ppm] |
0.3 |
0.3 |
0.3 |
0.3 |
0.3 |
0.3 |
0.2 |
0.2 |
0.2 |
0.2 |
光化学 [ppm] |
0.029 |
0.031 |
0.032 |
0.033 |
0.033 |
0.032 |
0.034 |
0.033 |
0.033 |
0.032 |
浮遊粒子状物質 [mg/m3] |
0.021 |
0.019 |
0.021 |
0.019 |
0.019 |
0.017 |
0.016 |
0.017 |
0.014 |
0.014 |
微小粒子状物質 (PM2.5) [μg/m3] |
16.5 |
14.4 |
14.6 |
13.6 |
12.1 |
11.0 |
10.8 |
10.7 |
9.3 |
8.9 |
※年平均値:各測定局の1時間値の1年間の平均値を全測定局で平均した値、光化学オキシダントについては昼間(5時~20時)の1時間値の1年間の平均値を全測定局で平均した値。
項目 [単位] |
平成 |
24年度 |
25年度 |
26年度 |
27年度 |
28年度 |
29年度 |
30年度 |
令和 元年度 |
2年度 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
二酸化いおう [ppm] |
0.003 |
0.004 |
0.004 |
0.004 |
0.003 |
0.004 |
0.004 |
0.004 |
0.002 |
0.001 |
二酸化窒素 [ppm] |
0.022 |
0.021 |
0.021 |
0.020 |
0.020 |
0.018 |
0.018 |
0.017 |
0.016 |
0.015 |
一酸化炭素 [ppm] |
0.4 |
0.4 |
0.4 |
0.4 |
0.3 |
0.3 |
0.3 |
0.3 |
0.3 |
0.3 |
浮遊粒子状物質 [mg/m3] |
0.024 |
0.023 |
0.024 |
0.022 |
0.021 |
0.018 |
0.017 |
0.018 |
0.015 |
0.014 |
微小粒子状物質 (PM2.5) [μg/m3] |
15.4 |
15.1 |
15.1 |
14.7 |
13.8 |
12.9 |
12.6 |
12.1 |
10.2 |
9.4 |
※年平均値:各測定局の1時間値の1年間の平均値を全測定局で平均した値
項目 |
環境基準 |
長期的評価 |
---|---|---|
二酸化いおう |
1時間値の1日平均値が0.04ppm以下であり、 |
1日平均値の2%除外値が0.040ppm以下であり、 |
二酸化窒素 |
1時間値の1日平均値が0.04ppmから0.06ppmまでのゾーン内 |
1日平均値の年間98%値が0.060ppm以下 |
一酸化炭素 |
1時間値の1日平均値が10ppm以下であり、 |
1日平均値の2%除外値が10.0ppm以下であり、 |
光化学オキシダント |
1時間値が0.06ppm以下 |
― |
浮遊粒子状物質 |
1時間値の1日平均値が0.10mg/m3以下であり、 |
1日平均値の2%除外値が0.100mg/m3以下であり、 |
微小粒子状物質 (PM2.5) |
1年平均値が15μg/m3以下であり、 |
1年平均値が15μg/m3以下であり、 |
項目 |
環境目標値 |
---|---|
二酸化窒素 |
日平均値の年間98%値が0.04ppm以下 |
ベンゼン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、ジクロロメタン
アクリロニトリル、塩化ビニルモノマー、水銀及びその化合物、ニッケル化合物、クロロホルム、1,2-ジクロロエタン、1,3-ブタジエン、ヒ素及びその化合物、マンガン及びその化合物、アセトアルデヒド、塩化メチル
酸化エチレン、ベンゾ[a]ピレン、ホルムアルデヒド、ベリリウム及びその化合物、クロム及びその化合物、トルエン
35地点(図2-1(PDF:190.7KB))
令和2年4月から令和3年3月まで(月1回、24時間採取)
県、8市(千葉市、船橋市、柏市、市川市、松戸市、市原市、浦安市、袖ケ浦市)
環境基準が設定されているベンゼンなど4物質については、全ての地点で環境基準を達成しました(表2-1)。
指針値が設定されているアクリロニトリルなど11物質については、全ての地点で指針値を下回りました(表2-2)。
環境基準、指針値が設定されていない6物質については、表2-3のとおりです。
有害大気汚染物質等の削減を図るため、以下のような工場・事業場対策を継続して進めます。
*:中央環境審議会第十二次答申(令和2年8月)により指針値が設定された。
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