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更新日:平成29(2017)年9月26日

恵み豊かな手賀沼の水環境の保全と再生を目指して

手賀沼水循環回復行動計画目次

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かつて手賀沼は豊かで清らかな水をたたえ、様々な生き物が生息する場でした。その水は農業を支え、豊かな漁場を提供するとともに、文化の薫り高い地域の象徴でもありました。

しかし、昭和30年代後半から急激に都市開発が進んだ結果、家庭や事業所からの大量の排水が流れこみ、沼の水はとても汚れてしまいました。沼に大発生したアオコは悪臭を放ち、全国で最も汚れた沼としてその名を知られるようになってしまいました。

このような手賀沼の水をきれいにするため、県は流域の市町村や国と連携し、下水道の整備、川や排水路の浄化、堆積したヘドロの浚渫、利根川からの浄化用水の注水など、様々な対策に精力的に取り組んでまいりました。

その結果、ここ数年、沼の水質は大きく改善され、平成13年度には、連続27年湖沼水質ワースト1位という不名誉な記録を返上することができましたが、依然として環境基準は達成されていません。沼に流れこむ汚れは、下水道整備等の対策によって大きく減少しましたが、それでも全体の6割は家庭から排出される生活系の排水が占めています。

そのため、下水道への接続や合併処理浄化槽への切り替え、調理くずや廃油を流さないなどの台所排水対策の実践等、流域住民一人ひとりの主体的な取組が是非とも必要なのです。

また、都市化が進んだことによって、流域では屋根やコンクリートなどで大地が覆われ、雨水が浸透する機能が低下したり、多くの里山や水辺地がなくなったりしたことなどにより、湧水や川の水量の減少、自然浄化機能の低下などの問題も生じています。

このため、これまでの対策の中心であった沼に流れ込む汚れを減らす取組とともに、湧水や川の水量の回復、水生生物や水辺地の保全などにも目を向けた、総合的に水環境を保全する取組が必要となっています。

これらの取組の多くは、行政とNPO、住民、事業者との協働・連携によってはじめて実現できるものです。流域に関係する一人ひとりが主役となって主体的に行動し、みんなで力を合わせて恵み豊かな手賀沼を再生し、次の世代へ引き継いでいきましょう。

千葉県知事堂本暁子

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所属課室:環境生活部水質保全課湖沼浄化対策班

電話番号:043-223-3821

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