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報道発表案件

更新日:令和4(2022)年5月11日

ページ番号:512493

カミツキガメの捕獲事業について

発表日:令和4年5月11日
環境生活部自然保護課

特定外来生物のカミツキガメについては、印旛沼周辺において繁殖が確認され、県では平成19年度から防除事業を行っています。
令和3年3月には、カミツキガメ防除実施計画書の改定を行い、根絶に向けた防除に取り組んでいます。
この度、昨年度の事業実施結果及び今年度の事業内容を取りまとめましたので、お知らせします。
また、今年度のワナによる捕獲事業を5月18日(水曜日)から開始しますので、併せてお知らせします。

1.昨年度の実施結果

令和3年度は、1,370頭以上の捕獲を目標として捕獲を行い、1,456頭(メス525頭、オス714頭、不明212頭、欠測5頭)を捕獲しました(「不明」とは、幼体のため雌雄の判別ができないもの)。

<令和3年度の月別捕獲頭数(頭)>

4

5

6

7

8

9

10

11

12

1

2

3

合計

県の捕獲事業による捕獲頭数

22

83

458

402

161

65

55

20

34

4

12

7

1,323

市町村、警察等による緊急捕獲頭数

17

30

45

14

9

4

4

1

1

3

1

4

133

合計

39

113

503

416

170

69

59

21

35

7

13

11

1,456

  • ワナによる捕獲を、カミツキガメが活動的になる6~7月に集中的に実施し、捕獲数全体の約65%にあたる860頭を捕獲し、適期での捕獲の効果が得られました。

 

<年度別のカミツキガメ捕獲頭数(頭)>

年度

19~23

24

25

26

27

28

29

30

2

3

県の捕獲事業による捕獲頭数

1,226

274

550

732

793

1,187

1,259

1,998

1,425

1,385

1,323

12,152

市町村、警察等による緊急捕獲頭数

550

115

85

175

174

273

 170

 261

172

268

133

2,376

合計

1,776

389

635

907

967

1,460

1,429

2,259

1,597

1,653

1,456

14,528

 

2.今年度の事業内容

捕獲目標頭数:1,370頭以上

(1)実施区域

印旛沼流域において広範囲に実施します。

特にカミツキガメが高い密度で生息している4か所(西印旛沼師戸地区、高崎川下流地区、飯重地区、手繰川地区)で、集中的に実施します。

(2)実施期間

通年(ワナによる捕獲は5~9月)

(3)今年度の重点的な取組

  • 引続きカメの活動期である6~7月にワナによる捕獲を集中的に実施します。
  • 徹底的排除区内に設けた根絶試行地区において、局所的根絶に向けた取組(水路封鎖による捕獲)を試行します。

3. 現地取材対応について

今年度最初のワナによるカミツキガメ捕獲作業を行います。

【日時】5月18日(水曜日)10時:もんどりワナの設置

5月20日(金曜日)10時:もんどりワナの回収

(参考)外来生物法に基づく特定外来生物の防除の手続き

特定外来生物は、輸入、販売、飼育、栽培、運搬等が禁止されていますが、外来生物法に基づき、県がその防除を行う場合は、法の手続き(国による防除内容の確認)を経ることによって、運搬等が可能になります。

カミツキガメの防除は、外来生物法に基づいて防除実施計画書を策定し、国の確認を得て実施しています。防除実施計画書については、生物多様性センターのウェブサイトからダウンロードすることができます。URL: https://www.bdcchiba.jp/

お問い合わせ

所属課室:環境生活部自然保護課生物多様性センター

電話番号:043-265-3601

ファックス番号:043-265-3615

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