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更新日:平成31(2019)年2月15日
ページ番号:333346
発表日:平成31年2月15日
千葉県健康福祉部疾病対策課
病名 | 麻しん(はしか) |
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住所 | 茂原市 |
年齢・性別 | 40歳代・女 |
職業 | 会社員 |
症状等 | 発熱・発疹・咳・鼻汁・結膜充血 |
ワクチン接種歴 | 不明 |
罹患歴 | 無し |
発病年月日 | 平成31年2月5日 |
届出年月日 | 平成31年2月14日 |
茂原市在住の40歳代女性が、2月14日に麻しんと診断され、診断した市原市内の医療機関から市原保健所に麻しんの発生届がありました。
長生保健所及び市原保健所では、2月4日以降である感染可能期間中に当該患者が利用した施設での接触者について調査を実施し、健康観察を開始しています。
なお、当該患者は現在も入院しておりますが、快方に向かっています。
平成31年
1月20日~24日:フィリピンに滞在。
2月5日:茂原市内医療機関Aを受診。発症(発熱)
2月7日:咳、鼻汁出現。茂原市内医療機関Bを受診。同市内薬局Aを利用。
2月9日:茂原市内医療機関Cを受診。
2月10日:茂原市内医療機関Dを受診。市原市内医療機関Aを受診。
2月11日:発疹出現。市原市内医療機関Aを再受診。
2月13日:市原市内医療機関Aを再々受診。入院となる。
2月14日:千葉県衛生研究所の遺伝子検査により麻しん(はしか)陽性と判明。
市原市内医療機関Aより市原保健所が発生届を受理。
※移動時、公共交通機関の利用はありません。
第1期 | 1歳以上2歳未満 |
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第2期 | 5歳以上7歳未満の者であって、小学校就学前の1年間 |
感染すると通常10~12日後に38℃前後の発熱、咳、鼻汁、くしゃみ、結膜充血などが約2~4日間続き、解熱後、再び39℃以上の高熱と発疹が出現します。肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われており、死亡する割合も、先進国であっても1,000人に1人と言われています。
麻しんは麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症として知られています。
麻しんウイルスの主たる感染経路は空気感染で、その感染力は非常に強く、免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症すると言われています。
また、発症した人が周囲に感染させる期間(感染可能期間)は、症状が出現する1日前から解熱後3日間まで(全経過を通じて発熱がみられなかった場合、発疹出現後5日間まで)といわれています。
約10日~12日間(21日間程度の場合もあります。)
特異的な根治療法はなく、対症療法を行います。
区分 | H27 | H28 | H29 | H30 | H31※ |
---|---|---|---|---|---|
千葉県 | 0 |
25 |
3 |
26 |
3 |
全国 | 35 |
165 |
189 |
282 |
148 |
※平成31年の千葉県分は2月15日現在(本件を含む)、全国分は2月6日現在。
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