調理加熱用の薪及び木炭の当面の指標値について
林野庁より調理加熱用の薪及び木炭の放射性セシウムの当面の指標値が設定されましたので、お知らせします。
調理加熱用の薪及び木炭の当面の指標値
放射性セシウム濃度の最大値(134と137の合計)
薪40ベクレル/kg(乾重量)
木炭280ベクレル/kg(乾重量)
生産及び販売流通にあたっての留意点
- 生産した薪又は木炭が指標値を超えていないことを確認したうえで販売又は譲渡すること。
- 薪又は木炭を購入又は譲受する場合には、当該薪又は木炭の生産者・譲渡者に、指標値を超えていないことを確認すること。
- 薪又は木炭を販売又は譲渡する場合には、相手方に生産状況等に関する情報を適切に提供すること。
- 生産者・譲渡者から薪又は木炭の指標値を超えていないことを確認できなかった場合には、自ら確認した上で販売又は譲渡すること。
- 自ら生産した薪又は木炭を使用する場合には、指標値を超えていないことを確認すること。
- 指標値を超えない薪及び木炭を生産するため、放射性物質の樹木への付着は葉及び幹の表面に多く、幹の内部の濃度は低いと考えられることを踏まえ、原木から樹皮を取り除くなど放射性物質の濃度の低減に努めるとともに、取り除いた樹皮の適正な処理を行うこと。
放射性セシウム測定のための検査の概要
検査対象
- 千葉県を含む17都県から採取されるもの及び採取された原料から生産されたもの
- 千葉県を含む17都県で保管されたもの
次に掲げるものは検査対象外とします。
- 平成23年3月11日以前に生産され、シートをかける等風雨にあてない状態で保管されていたもの
- 原料の全てが次のいずれかに該当するものであって、シートをかける等風雨にあてない状態で保管され、かつ当該原料により生産された製品についてもシートをかける等風にあてない状態で保管されたもの
(1)平成23年3月11日以前に採取されたもの
(2)17都県以外の地域において採取されたもの
※17都県:青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、長野県、静岡県
検査実施主体
- 検査対象となる薪及び木炭を生産する生産者
- 検査対象となる薪及び木炭を流通させる流通関係者
具体的な検査方法
具体的な検査方法については、林野庁ホームページで御確認ください。
土壌改良資材として利用する木炭・木酢液(竹炭・竹酢液を含む)について
- 放射性セシウムの暫定許容値400ベクレル/kg(製品重量)
検査方法等の具体的な内容については、農林水産省ホームページで御確認ください。
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