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更新日:平成29(2017)年3月23日

看護局(外来)

精神科医療センターの外来スタッフは、様々な方法で、患者さんが「通院の継続」を行えるように援助しています。

 Q1. 外来とはどんなところ?

外来という場所は患者さんの入口でもあり出口でもあります。当センターはどちらかというと出口を広げて、地域で患者さんたちを受け入れてもらうことを目指しています。そうした場や人を増やしていくため、センターでは以下のような活動を行っています。

外来待合室

  1. 眠れなくなってしまったという方から、日常生活が営めなくなってしまったという救急状態の方まで、幅広い患者さんを対象とし、受け入れを行っています。
  2. 通院中の患者さんや家族の方と面接、電話相談を行い、また訪問看護などを提供しています。
  3. 当センターの多職種医療チームの一員として、患者さんや家族の方と入院中から関わり、在宅療養へのスムーズな移行を目指しています。
  4. 通院中の患者さんが、地域での生活を安定して送れるよう、保健所、市役所、福祉事務所などと連携し、連絡・調整を行います。また、地域でのサポートネットワークの拡充を図っています。
  5. 通院中・入院中の患者さんの状況や病状に合わせて、デイ・ホスピタルの利用を支援しています。
  6. 通院中・入院中の患者さんのお住まいの地域にある社会資源(作業所・生活支援センターなど)の情報提供を行い、患者さんの回復状況に応じてその利用を支援しています。

Q2. 外来の看護目標は?

地域にある様々な社会資源を活用して、患者さんが、障害をもちながらも地域の中でその人らしく生活し続けていくことができるよう援助します。

 Q3. 救急外来ではどんな診療をするのでしょうか?

急性の精神病状態のために入院を必要とする、と医師が診断した患者さんについては、入院治療を行っています。入院に至らなくても、継続的な通院治療を必要とする、と医師が診断した患者さんについては、その後継続的に外来通院治療を行っていきます。

 Q4. 外来では、入院中から患者さんや家族の方と関わっていると聞きましたが?

当センターは、精神科のリハビリテーションは入院したときから始まっていると考えています。退院後安定した生活を継続するため、外来スタッフは、入院時から退院後の生活をイメージし、医師やケースワーカー、病棟の保健師・看護師等と連携しあって看護を行っています。

 Q5. 訪問看護はどんなふうに行われているのですか?

訪問看護は、家族のサポートが弱かったり、単身生活をされていたり、乳幼児を抱えている母親だったりした場合など、必要な患者さんについて行っています。また、訪問看護をしながら、地域での専門家(保健所や市役所の担当者など)に患者さんや家族の方が気楽に相談できる環境をつくるよう、工夫しています。さらに、患者さんの社会復帰のために、地域にある作業所や生活支援センター等に同伴で外出したりしています。

 Q6. 外来では、退院した患者さんや家族が、地域にある様々な社会資源を活用してその人らしく生活できるように工夫していると聞きましたが、院内・院外とどんなふうに連携しているのですか?

以下の図をご覧ください。

院内における連携図

 Q7. 通院医療費の助成があると聞きましたが?

精神疾患の治療のため通院する場合、通院治療と訪問看護の費用につき、自己負担額が原則10%になる制度があります。