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報道発表案件

更新日:令和6(2024)年1月19日

ページ番号:29323

自転車保険について(平成30年度第1回インターネットアンケート調査の結果について)

発表日:平成30年7月30日
環境生活部くらし安全推進課

1.調査の目的

近年、交通ルールやマナーを守らない危険な自転車の走行が社会的に問題となっており、歩行者、自転車及び自動車等が共に安全に通行し、県民が安心して暮らすことができるようにするため、県では、「千葉県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」(千葉県自転車条例)を制定しました[平成29年4月施行]。

自転車条例では、万が一の加害事故に備えるためにも自転車利用者に対して、自転車保険の加入に努めるよう定めています。

ついては、今後の自転車保険の加入促進に向けた施策を検討するための資料として活用することを目的として、皆様のご意見を伺いました。

2.調査の実施状況等

(1)調査対象  アンケート調査協力員 1,438人

(2)調査時期  平成30年5月31日~6月13日

(3)調査方法  インターネットアンケート専用フォームへの入力による回答

(4)回答状況  アンケート調査協力員1,438人のうち183人が回答(回答率 12.7%)

(5)調査項目

問1.あなたは、近年、交通ルールやマナーを守らない危険な自転車の走行が社会的に問題となっており、その結果自転車と歩行者、あるいは自転車同士が衝突して、相手を死亡させたり、重傷を負わせた交通事故の民事裁判で、加害者である自転車側に数千万円にも及ぶ高額の賠償金支払い命令が出された事例があることを知っていますか。

問2.あなたは、自転車の交通事故などによって生じた他人の生命、身体、財産の損害を賠償する、いわゆる「自転車保険」を知っていますか。

問3.あなた(同居の家族を含む)は、自転車を利用していますか。

問4.あなた(同居の家族を含む)は、自転車保険に加入していますか。

問5.あなた(同居の家族を含む)が加入している自転車保険の種別は何ですか。

問6.あなた(同居の家族を含む)が加入しなかった理由は何ですか。

問7.あなたは、自転車保険の加入促進や自転車の安全利用に関する広報啓発について、どのような方法が効果的と考えますか。

3.回答者の構成

年齢(回答者数:183人)

回答者の構成、年齢(回答者数:183人)

年齢については、『70歳以上』が34.4%と最も多く、次いで『50歳~59歳』が24.0%となりました。

4.調査結果

問1.あなたは、近年、交通ルールやマナーを守らない危険な自転車の走行が社会的に問題となっており、その結果自転車と歩行者、あるいは自転車同士が衝突して、相手を死亡させたり、重傷を負わせた交通事故の民事裁判で、加害者である自転車側に数千万円にも及ぶ高額の賠償金支払い命令が出された事例があることを知っていますか。(回答者数:183人)

調査結果1

交通事故の民事裁判で、加害者である自転車側に高額の賠償金支払い命令が出された事例があることを知っているか尋ねたところ、『知っている』が96.2%でした。

問2.あなたは、自転車の交通事故などによって生じた他人の生命、身体、財産の損害を賠償する、いわゆる「自転車保険」を知っていますか。(1つ選択)(回答者数:183人)

調査結果2

「自転車保険」を知っているかどうか尋ねたところ、『知っている』が92.3%でした。

問3.あなた(同居の家族を含む)は、自転車を利用していますか。(1つ選択)(回答者数:183人)

調査結果3

自転車を利用しているかどうかを尋ねたところ、『利用している』が55.2%でした。

【問3で「利用している」と答えた方に聞きました。】

問4.あなた(同居の家族を含む)は、自転車保険に加入していますか。(1つ選択)(回答者数:101人)

調査結果4

自転車保険に加入しているかどうか尋ねたところ、『加入している』が59.4%でした。

【問4で「加入している」と答えた方に聞きました。】

問5.あなた(同居の家族を含む)が加入している自転車保険の種別は何ですか。(いくつでも)(回答者数:60人)

調査結果5

加入している自転車保険の種類を尋ねたところ、『自分や家族が加入している自動車保険(任意保険)や傷害保険で自転車事故も補償する保険(特約)等』が73.3%と最も多く、次いで『自転車安全整備士が整備・点検(有料)した自転車に貼付けられる「TSマーク」に付帯した自転車保険』が20.0%でした。

【問4で「加入していない」と答えた方に聞きました。】

問6.あなた(同居の家族を含む)が加入しなかった理由は何ですか。(いくつでも)(回答者数:39人)

調査結果6

自転車保険に加入しなかった理由を尋ねたところ、『自転車保険に加入する必要性を感じないため』が48.7%と最も多く、次いで『どの自転車保険に加入して良いかわからないため』が33.3%でした。

また、『その他』の答えの中には、「自転車利用頻度がきわめて少ないため」、「今、検討中です。」がありました。

問7.あなたは、自転車保険の加入促進や自転車の安全利用に関する広報啓発について、どのような方法が効果的と考えますか。(いくつでも)(回答者数:183人)

調査結果7

自転車保険加入促進や自転車の安全利用に関する広報啓発において効果的な方法は何か尋ねたところ、『購入時の店舗による声かけの推進』が67.8%と最も多く、次いで『キャンペーン等の実施』55.7%、『講習会・安全教室の開催』が51.4%でした。

また、『その他』の答えの中には、「テレビやネットのCMが効果的のように思います。」、「防犯登録と同様に自転車購入時に加入を促進してはいかがでしょうか。」「具体的に、どのような事故のケースでどのような罪になったり賠償責任がどれだけ発生したかを、いくつもの例を提示したパンフレットの配布やウェブサイトへの掲示。自転車の危険走行は若い年代に多いので、その人たちの目に留まらなければ意味がない。」「条例による義務化とそれに付随する(条例周知に係わる一般的)PR活動」がありました。

【参考(URL)】

たくさんのご意見をいただきありがとうございました。

今回の調査では、9割を超える方が自転車保険を『知っている』にもかかわらず、自転車利用者の4割近くの人が、自転車保険に『加入していない』との回答であり、その理由として『自転車保険に加入する必要性を感じないため』と答えた人が、約5割に上る結果となりました。

このことから、自転車保険加入の必要性について引き続き広報啓発を続けるとともに、今回得られた意見等もふまえ、今後、自転車保険の加入促進に向けた効果的な施策を検討してまいります。

お問い合わせ

所属課室:環境生活部くらし安全推進課交通安全対策室

電話番号:043-223-2263

ファックス番号:043-221-2969

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