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ホーム > 防災・安全・安心 > 交通安全対策 > 自転車の安全利用について > 自転車保険について(令和元年度第2回インターネットアンケート調査の結果について)
更新日:令和6(2024)年1月19日
ページ番号:343886
発表日:令和元年10月29日
環境生活部くらし安全推進課
県では、歩行者、自転車及び自動車等が共に安全に通行し、県民が安心して暮らすことができるようにするため、「千葉県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」(千葉県自転車条例)を制定しました[平成29年4月施行]。
自転車条例では、万が一の加害事故に備えるため、自転車利用者に対して自転車保険の加入に努めるよう定めています。
ついては、今後の自転車保険の加入促進に向けた施策を検討するための資料として活用することを目的として、皆様のご意見を伺いました。
(1)調査対象 アンケート調査協力員 1,457人
(2)調査時期 令和元年8月30日~9月12日
(3)調査方法 インターネットアンケート専用フォームへの入力による回答
(4)回答状況 アンケート調査協力員1,457人のうち193人が回答(回答率 13.2%)
(5)調査項目
問1.あなたは、自転車を運転中に、相手を死亡させたり、重傷を負わせた交通事故の裁判で、加害者である自転車側に数千万円にも及ぶ高額の賠償金支払い命令が出された事例があることを知っていますか。
問2.あなたは、自転車の交通事故などによって生じた損害を賠償する、いわゆる「自転車保険」を知っていますか。
問3.あなた(同居の家族を含む)は、自転車を利用していますか。
問4.あなた(同居の家族を含む)は、自転車保険に加入していますか。
問5.あなた(同居の家族を含む)が加入している自転車保険の種別は何ですか。
問6.あなた(同居の家族を含む)が加入していない理由は何ですか。
問7.あなたは、自転車の安全利用に関する千葉県独自の安全ルール「ちばサイクルール」を知っていますか。
問8.保険加入以外に、自転車安全利用のためにあなたが取り組んでいることは何ですか。
問9.あなたは、自転車保険の加入促進や自転車の安全利用に関する広報啓発について、どのような方法が効果的と考えますか。
年齢(回答者数:193人)
年齢については、『70歳以上』が38.9%と最も多く、次いで『60歳~69歳』が25.9%となりました。
問1.あなたは、自転車を運転中に、相手を死亡させたり、重傷を負わせた交通事故の裁判で、加害者である自転車側に数千万円にも及ぶ高額の賠償金支払い命令が出された事例があることを知っていますか。(1つ選択)(回答者数:193人)
交通事故の裁判で、加害者である自転車側に高額の賠償金支払い命令が出された事例があることを知っているかたずねたところ、『はい』が91.7%でした。
問2.あなたは、自転車の交通事故などによって生じた損害を賠償する、いわゆる「自転車保険」を知っていますか。(1つ選択)(回答者数:193人)
自転車保険を知っているかどうかたずねたところ、『はい』が91.7%でした。
問3.あなた(同居の家族を含む)は、自転車を利用していますか。(1つ選択)
(回答者数:193人)
自転車を利用しているかどうかたずねたところ、『はい』が61.1%でした。
【問3で『はい』とお答えの方に聞きました。】
問4.あなた(同居の家族を含む)は、自転車保険に加入していますか。(1つ選択)
(回答者数:118人)
自転車保険に加入しているかどうかたずねたところ、『はい』が51.7%でした。
【問4で『はい』とお答えの方に聞きました。】
問5.あなた(同居の家族を含む)が加入している自転車保険の種別は何ですか。(いくつでも)
(回答者数:61人)
加入している自転車保険の種別をたずねたところ、『自動車保険、火災保険、傷害保険等の特約で自転車事故も補償する保険』が50.8%と最も多く、次いで『主に自転車事故を対象とする個人賠償責任保険』が36.1%でした。
【問4で『いいえ』とお答えの方に聞きました。】
問6.あなた(同居の家族を含む)が加入していない理由は何ですか。(いくつでも)
(回答者数:49人)
自転車保険に加入していない理由をたずねたところ、『自転車保険に加入する必要性を感じないため』が51.0%と最も多く、次いで『どの自転車保険に加入して良いかわからないため』が38.8%でした。
また、『その他』の答えの中には、「会社業務として自転車を利用しており会社に対応を任せているため」や「気にはなっているが、たまに乗るだけなので保留中」などの意見がありました。
問7.あなたは、自転車の安全利用に関する千葉県独自の安全ルール「ちばサイクルール」を知っていますか。(1つ選択)(回答者数:193人)
「ちばサイクルール」を知っているかどうかたずねたところ、『知らない』が75.1%で最も多く、次いで『聞いたことはあるが内容はよくわからない』が20.2%でした。
問8.保険加入以外に、自転車安全利用のためにあなたが取り組んでいることは何ですか。
(いくつでも)(回答者数:193人)
自転車安全利用のために取り組んでいることについてたずねたところ、『定期的な点検整備(タイヤの空気圧、ブレーキ、ライト等)』が78.8%と最も多く、次いで『反射器材の装着(車体の前後、タイヤの側面)』が47.2%でした。
問9.あなたは、自転車保険の加入促進や自転車の安全利用に関する広報啓発について、どのような方法が効果的と考えますか。(いくつでも)(回答者数:193人)
自転車保険の加入促進や自転車の安全利用に関する広報啓発において効果的な方法をたずねたところ、『購入時の店舗による声かけの推進』が61.7%と最も多く、次いで『講習会・安全教室の開催』が49.2%でした。
また、『その他』の答えの中には、「自転車購入時に必ず自転車保険に加入するように義務付ける」、「公共の駐輪場を利用する条件として契約時に講習会への参加を義務付け、更に講習会参加者には特典をつける」、「特に違反行為の多い箇所へのポスター等の掲示」、「YouTubeなどでチャンネルを開設してPRしてはどうか」などの意見がありました。
【参考(URL)】
たくさんのご意見をいただきありがとうございました。
今回の調査では、9割以上の方が自転車保険を『知っている』にもかかわらず、自転車利用者の4割以上の方が自転車保険に『加入していない』との回答であり、その理由として『自転車保険に加入する必要性を感じないため』と答えた方が約5割に上る結果となりました。
このことから、自転車保険加入の必要性について引き続き広報啓発を続けるとともに、皆様からいただいたご意見は、今後、自転車保険の加入促進や自転車の安全利用に関する効果的な施策を検討するための資料として役立ててまいります。
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