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更新日:平成30(2018)年2月26日

落花生新品種「千葉P114号」の特性と栽培のポイント

「千葉P114号」は平成27年に品種登録出願され、平成30年より一般販売が予定されている新品種です。ここでは「千葉P114号」の品種特性と栽培のポイントについて紹介します。

1.主な特性

  • (1)子実のショ糖含有率は「ナカテユタカ」より高く、甘みがあり、煎り莢の食味が優れています。
  • (2)早晩性は‘やや早生’で、収穫適期は「ナカテユタカ」とほぼ同時期です。
  • (3)草型は‘立性’で、分枝長は「ナカテユタカ」より長いです。
  • (4)莢の外観品質がきれいで、収量は「ナカテユタカ」並みに多いです。
  • (5)幼芽褐変症の発生は少なく、種子の出芽が優れています。 

落花生

さや

2.栽培のポイント

下の図に示した「千葉P114号」の栽培暦を参考の上、以下の点に留意して栽培します。

栽培歴

(1)肥料は慣行の基準どおり行います。

  • 施用量は「ナカテユタカ」と同程度とします。
  • 窒素、リン酸、加里は10アール当たり成分でそれぞれ3キログラム、12キログラム、12キログラムが目安です。
  • 石灰は苦土石灰で10アール当たり60キログラムを目安とします。

(2)栽植様式は株間30センチの2条植えで、1粒まきとします。

  • 9230(幅95センチ、2条、条間45センチ、株間30センチ)のマルチが最も適します。株間を狭めると株が徒長し、収穫時の作業性が悪くなるおそれがあります。
  • は種は1粒まきを基本とします。2本立ちは株が徒長しやすくなります。

(3)は種適期は5月中旬から6月中旬。

  • 5月中旬以前のは種は、ショ糖含有率が低くなる傾向にあるので控えます。
  • カラス対策としてキヒゲンR-2フロアブルの使用をおすすめします。

(4)かん水は開花期後20日頃に行いましょう。

  • かん水は開花期後20日に行うと収量が増加します。
  • 1回目のかん水後も乾燥が続く場合は1週間後を目安に再度行います。
  • 開花期後40日のかん水は幼芽褐変症の発生を抑制しますが、子実のショ糖含有率を低下させる恐れがあります。そのため採種栽培の場合は開花期後40日前後のかん水を推奨しますが、一般栽培の場合は、ショ糖を低下させないために開花期後40日以降のかん水は控えましょう。

(5)収穫適期は開花期後80日頃。

  • 開花期後85日を過ぎると過熟による不良子実が増え、年次によっては落ち実の発生も多くなります。掘り遅れには十分に注意しましょう。
  • 年によって成熟の速度が異なるため、開花期後70日頃から試し掘りを適宜行い、下図を目安に莢殻の裏を見て熟度を確認し、適熟期に収穫しましょう。

さやの内側

初掲載:平成30年2月

千葉県農林総合研究センター

最重点プロジェクト研究室

研究員

黒田幸浩

電話:043-291-0151(代)

 

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