サービス停止情報

現在情報はありません。

ここから本文です。

更新日:令和2(2020)年7月1日

カメムシ類防除で水稲の品質・収量アップ!

カメムシの吸汁による斑点米の混入は品質等級低下の要因となり、収入に大きく影響します。雑草管理と適期の薬剤防除により、等級低下を防ぎましょう。

1.カメムシの種類

千葉県において米を加害するカメムシは、クモヘリカメムシやホソハリカメムシなどの大型カメムシ類と、アカスジカスミカメなどのカスミカメムシ類に分けられます。

大型カメムシ類は、出穂後の水田に成虫が飛来し増殖します。出穂期頃に飛来した成虫が吸汁した籾は不稔やしいなになりますが、乳熟期以降に成虫や幼虫に加害されたものが斑点米となります。

カスミカメムシ類は成虫でも体長4.5ミリ程度と小さく、成虫が水田に飛来し、斑点米を発生させます。割れ籾(開頴籾=籾にすき間がある状態)が多い品種や天候により割れ籾が多くなると、被害が多発する傾向にあります。

2.雑草管理

カメムシは林地やイネ科雑草のある休耕田などに生息し、6~7月頃に畦畔のイネ科雑草が出穂するとその穂に集まり、水稲の出穂が始まると水田に侵入します。このため、出穂2週間前までに畦畔などの草刈りを行って、水田近隣の生息場所をなくします。特にカスミカメムシ類は雑草地で増殖しますので、この管理が重要です。

3.薬剤防除

多くの地域で航空防除が実施されていますが、防除後もカメムシ類の発生状況を確認し、飛来成虫また乳熟期以降の幼虫が多い場合は、追加防除を実施してください。本年の発生量は病害虫発生予察情報を参考にしてください。地域によってはすくい取り調査の結果が農業事務所や農協などで報告されていますので、確認してください。

被害は、出穂の早い水田や遅い水田に集中します。近年は栽培期間が伸びたこともあり、遅く出穂する水田で斑点米の発生が多く見られます。

散布適期は、カメムシ類の発生が少ない場合は乳熟期後半の1回で防除可能ですが、発生の多い場合は穂揃期と出穂15日後頃の2回防除が必要となります。

薬剤は、スミチオン乳剤(収穫前使用日数:収穫21日前まで)やトレボン粉剤DL(収穫7日前まで)、カスミカメムシ類に効果が期待できるキラップ粒剤(収穫14日前まで)など多数あります。なお、薬剤の使用は、最新の情報を確認してください。散布場所や労力を考慮して薬剤を選択し、ドリフトや使用方法に注意して散布してください。

クモヘリカメムシ

写真1.クモヘリカメムシ

ホソハリカメムシ

写真2.ホソハリカメムシ

アカスジカスミカメ

写真3.アカスジカスミカメ

初掲載:平成29年7月

夷隅農業事務所改良普及課

勝浦・夷隅郡グループリーダー

板倉里絵

電話:0470-82-2213

よくある質問

お問い合わせ

所属課室:農林水産部担い手支援課専門普及指導室

電話番号:043-223-2911

内線:2912

ファックス番号:043-201-2615

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?