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更新日:平成29(2017)年3月31日

ジャンボタニシの被害を防ごう!

平成28年度は、ジャンボタニシ(和名:スクミリンゴガイ)が多発生し、水稲の被害も多くなりました。生息域も年々拡大傾向にありますので、適期防除を実施し、被害を防ぎましょう。

1ジャンボタニシとは

ジャンボタニシは、南米原産の淡水性の巻貝です。1980年代に食用として輸入したものが野生化し、問題となっています。基本的に柔らかい葉を好んで食べるため、移植後の水田に大きな被害をもたらします。

ジャンボタニシ(成貝)

ジャンボタニシの被害を受けた水田

2他の貝との見分け方

(1)ジャンボタニシと在来タニシとの違い

殻の形やピンク色の卵を産むかどうかで見分けることができます。なお、在来タニシは稲を食害することはありません。

ジャンボタニシ

ジャンボタニシはらせん下部の層(口が開いた層)が広いのが特徴で、全体的に丸い。

卵を産む

在来タニシ

 

在来タニシはらせん上部の層が広く、
全体的に細長い。

 

 

 

 

 

卵を産まずに小貝で増える

(2)ジャンボタニシと他の巻貝の違い

ジャンボタニシの殻は、在来のタニシに比べて全体的に丸い形をしています。また、在来タニシは卵ではなく子貝を産みますが、ジャンボタニシはピンク色の卵を産むので区別できます。なお、在来タニシは稲を食害することはありません。また、水稲の株元に小さな貝が多数いることがありますが、これらも稲を加害しないモノアラガイの仲間であることが多いです。

3対策

(1)貝や卵塊の駆除(通年)

貝は見つけ次第、捕殺します。卵塊は、産卵後早期に水中に払い落とすかつぶしましょう。なお、貝には寄生虫がいる恐れがあるため、素手で触らないようにします。

(2)侵入防止(取水期間)

取水口に5mm以下の網目のネットや金網を設置し、用水からの貝の侵入を防ぎます。特に用水からの侵入が多いのは、<1>代かき前の入水時(用水路で越冬した貝が侵入)、<2>中干し後の入水時(用水路で繁殖した貝が侵入)です。これらの時期だけでもネットや金網を設置することで、多数の貝の侵入を防ぐことができます。

(3)食害防止(移植後2~3週間)

ジャンボタニシは、移植直後の苗を好んで食害しますが、浅水では食べることができないため、水深4cm以下の浅水管理にします。深水部分は被害が集中しやすいので、代かきはできるだけ均平に行います。また、食害防止や殺貝効果のある薬剤も販売されているため、利用してください。

(4)収穫後の対策(石灰窒素の利用、9~10月)

収穫後のまだ温かい時期(15℃以上の時期)に、石灰窒素を利用してほ場内の貝を防除します。石灰窒素は窒素成分を含むので、翌年の施肥量には注意してください。

1ほ場に水をため(水深3~4cm)、3~4日おきます。

2貝が活動を始めたら、石灰窒素を20~30kg/10a散布し、3~4日湛水管理します。

3自然落水させます(魚介類に影響するので、河川には流さないようにします)。

(5)越冬場所の管理(10~3月)

ジャンボタニシは、ほ場の土中、用水路等で越冬し、水が残っているところでは越冬率が上がる傾向があります。そのため、<1>用水路の泥上げ、<2>餌となる雑草の除去、<3>水田の落水、<4>用水マスの貝の除去を行うと効果的です。

(6)耕うん(1~2月)

殻高1~3cmの貝は土中で越冬します。そのため、厳寒期に耕うんし、寒さにさらしたり、物理的に破砕しましょう。

山武農業事務所改良普及課

南部グループ

普及指導員堀早知恵

(電話:0475-54-0226)

 

 

よくある質問

お問い合わせ

所属課室:農林水産部担い手支援課専門普及指導室 担当者名:荒木田伸子

電話番号:043-223-2911

内線:2013

ファックス番号:043-201-2615

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