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更新日:平成31(2019)年1月4日

ページ番号:7348

安房地域のスナップエンドウ栽培

安房地域では、冬でも温暖な気候を生かして、スナップエンドウの施設栽培が行われています。平成21年10月には「安房スナップエンドウ組合」が発足し、現在は鴨川市、館山市、南房総市の25名の生産者が栽培に取り組んでいます。

写真1スナップエンドウの栽培の様子
写真1スナップエンドウの栽培の様子

1.品種

安房地域で栽培されている「ニムラサラダスナップ(みかど協和株式会社)」は、着莢節位が低い極早生品種で、着莢性が良いのが特徴です。

2.栽培方法

1.播種

9月中~下旬に播種します。基肥として10アール当たり各成分量で、窒素15キログラム、リン酸10キログラム、加里15キログラムを施用し、60~80センチメートル幅のベッドを作ります。10センチメートル間隔で播種し、2センチメートル程度の覆土をします。

2.摘花

主茎を伸ばし、脇芽は早めに除去します。大きな莢を収穫するために、下位節の花は10~13節目までを目安に摘花します。

3.追肥

着果が始まったら、追肥をします。10アール当たり窒素成分で2キログラムが目安です。その後は1ヶ月に1回を目安に、草勢を見ながら追肥します。生長点に花がつく場合は、樹勢が落ちているので、少し早めに追肥します。

4.温度管理

冷涼・乾燥な環境を好み、生育適温は15~20℃です。真冬でも晴天日のハウス内は気温が上昇するので、日中はハウス内が20℃前後になるように換気をします。夜間はハウス内が0℃以下にならないように、3~4℃を目標に加温します。-4℃以下になると莢に凍害が発生するので注意しましょう。

5.病害虫防除

エンドウマメ類は連作が難しく、「立枯病」をはじめとした土壌伝染性の病害が問題となります。対策として「土壌還元消毒法」等の土壌消毒を行います。
春になると「うどんこ病」「さび病」「ハモグリバエ類」等の発生が増加します。病害虫の発生しにくい環境を整えるとともに、農薬で防除をします。
なおスナップエンドウは「さやえんどう」「豆類(未成熟)」「野菜類」に登録のある農薬が使用できます。使用前には農薬のラベルをよく確認し適正に使用しましょう。

6.収穫

樹勢が落ちるのを防ぐため、若どりをします。
安房スナップエンドウ組合では、莢の表面のブルームを落とさないように、布手袋と鋏を使って収穫をしています。収穫したエンドウは一莢ずつ向きをそろえて段ボール箱に並べ出荷します。

写真2安房のスナップエンドウの荷姿
写真2安房のスナップエンドウの荷姿

 

初掲載:平成27年11月

安房農業事務所改良普及課
鴨川グループ
普及指導員
上堀内里紗
電話:0470-22-8132

お問い合わせ

所属課室:農林水産部担い手支援課専門普及指導室

電話番号:043-223-2911

ファックス番号:043-201-2615

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