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更新日:平成30(2018)年4月13日

水稲の生育診断と追肥

1.水稲生育診断

1.幼穂形成期の確認

幼穂形成期とは幼穂(茎の中にある稲穂の元)の大きさが1ミリメートル以上の株が、全体の8割に達した時のことです。ほ場の中で平均的な生育をしている連続した5株を選び、それぞれの株の中で最も草丈の高い茎を1本ずつ抜き取ります。その5本の茎の下部の葉鞘を1枚ずつ丁寧にはぎ取って幼穂を探します(図1)。この幼穂の大きさで、出穂前日数がわかります(表1)。


図1_幼穂の確認方法

表1_幼穂長と出穂期の関係

2.幼穂形成期の稲の草姿

幼穂形成期の稲の生育を見ることで、生育が適正かどうか判断できます(表2)。草丈、茎数、葉色が適正なら穂肥を施用しましょう。

表2_幼穂形成期(出穂25日前・幼穂長1ミリメートル)の標準的な水稲の姿

品種 草丈 茎数(注1) 群落葉色注2
砂質土・壌質土 粘質土

ふさおとめ

55センチメートル以下

570~620本/平方メートル(31~34本/株)

520~570本/平方メートル(29~31本/株)

4.0

ふさこがね

65センチメートル以下

450~500本/平方メートル(25~27本/株)

5.0

コシヒカリ

70センチメートル以下

430~560本/平方メートル(24~31本/株)

3.5~4.0

注1)カッコ内は30センチメートル×18センチメートルで植え付けされた時の1株平均茎数
注2)群落葉色は、太陽を背にして、葉色票(富士葉色カラースケール)を約3センチメートル話して観察する

2.追肥法

1.「ふさおとめ」「ふさこがね」の穂肥

4月20日植えの「ふさおとめ」「ふさこがね」の穂肥の適期は6月中下旬になります。表2を参考に生育が適正範囲内であれば、幼穂長10ミリメートルの時(出穂18日前)に窒素成分で3キログラム/10アールを標準に施用します。
生育が過繁茂となっている場合は、「ふさおとめ」では施用時期は遅らせずに、量を減らして施用します。穂肥が遅れると玄米に含まれるタンパク質が増えて食味が悪くなる傾向がありますので、幼穂長を確認して必ず適期に施用するようにしてください。
なお、「ふさこがね」の穂肥施用時の適正な葉色は他の品種に比べて濃いので、カラースケール等で葉色を確認して、適正範囲であれば穂肥を基準どおりに施用します。

2.「コシヒカリ」の穂肥

4月20日植えの「コシヒカリ」の穂肥の適期は6月下旬になります。「コシヒカリ」は「ふさおとめ」や「ふさこがね」と比べ倒伏しやすいので、穂肥は幼穂形成期の草丈、茎数、葉色から総合的に診断し、慎重に施用しましょう。
幼穂形成期における生育量が適正範囲内であれば、出穂前約18日に当たる幼穂長10ミリメートルの時に窒素成分で3キログラム/10アール程度を施用します。葉色が濃く、草丈が70~75センチメートルの場合には、施用量を減らすか、施用時期を遅らせます。

 

初掲載:平成26年6月

君津農業事務所改良普及課
中央グループ
普及技術員
森田悠貴
(電話:0438-23-0299)

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所属課室:農林水産部担い手支援課専門普及指導室

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