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更新日:平成30(2018)年4月11日

春どりに適した食用ナバナの品種と播種時期

1.はじめに

早春の食卓を彩る食用ナバナは、東京都中央卸売市場において本県産が市場占有率1位を誇る南房総地域の特産野菜です。早生・中生・晩生の品種を組み合わせて栽培し、10月から出荷が始まります。3月までの出荷量が全体の9割を占めますが、春どり(4月から5月収穫)に適する品種を適期に播種することで、平均単価の高い時期に出荷することができます。

2.品種と播種時期

春どりに向けては、「CR栄華」、「サカタ88号」(株式会社サカタのタネ)、「CR華の舞」、「CR花まつり」(丸種株式会社)などの中晩生品種を10月中旬以降に播種します(図)。9月下旬までの播種では、極晩生の「CR花まつり」をのぞき、遅くとも収穫は3月末までとなります。
10月中下旬の播種では、いずれの品種も4月上中旬まで収穫することができ、収量が多いのは「サカタ88号」「CR花まつり」です。
11月下旬の播種では、「サカタ88号」「CR花まつり」が4月収穫に適しています。
1月下旬から2月に播種すると、いずれの品種も4月中旬から5月上旬にかけて収穫できます。この時期の播種では、品種による収量の差はありません。

図.食用ナバナの播種期別の収穫期間及び収量
注)収穫期間は、平成20年から23年度に暖地園芸研究所水田(館山市)で栽培した結果に基づく。
収量は、平成23年度の数値を示す。
ベッド幅100センチメートル、通路幅50センチメートル、条間30センチメートル、株間30センチメートルの2条植え。
基肥は10アール当たり窒素16キログラム、リン酸20キログラム、カリ14キログラムを施用し、追肥は約1カ月間隔で窒素4.8キログラム、リン酸3キログラム、カリ4.2キログラムを施用した。

3.春どり出荷の注意点

12月から1月の厳寒期の播種では、低温と乾燥のため発芽不良となりやすいので注意が必要です。できるかぎり、この時期の播種は避けます。播種する場合は、不織布をべたがけして保温する、潅水するなどの工夫が必要です。
10月中旬に「サカタ88号」や「CR花まつり」を播種すると、総収量を確保しながら4月上旬まで収穫できます。5月まで収穫したい場合は、2月に「サカタ88号」や「CR花まつり」を播種します。
5月になると、白さび病、モンシロチョウ、ナモグリバエの発生が多くなります。3月下旬頃から圃場をよく観察して早期防除に努めるとともに、出荷時に病害虫の混入がないように十分に注意して選別します。
ヒヨドリの多い地域では、早春に食害を受けやすいので、防鳥ネット等を設置します。

 

初掲載:平成26年8月

農林総合研究センター暖地園芸研究所
野菜・花き研究室
研究員
宮本直子
(電話:0470-22-2603)

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