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更新日:平成30(2018)年3月23日

小麦の赤かび病防除と「さとのそら」の出穂期の追肥について

小麦の赤かび病防除

小麦を生産する上で、赤かび病の防除は欠かせないものです。

赤かび病の病原菌がつくる「かび毒」は、人や家畜が摂取すると吐き気や嘔吐などの症状の原因になります。このため、厚生労働省では小麦粒中に含まれるかび毒「デオキシニバレノール」(以下DONという)の濃度を1.1ppm以下とする暫定基準値を設けています。穀類検査基準では食用麦への赤かび粒の混入限度は0.0%(1万粒に4粒)以下と非常に厳しいものになっています。

基準値を超えると出荷停止になるため、赤かび病の薬剤防除を適期に行い、その発生の防止に努めましょう。

1.発生しやすい条件

出穂期以降に降雨が多いと感染しやすくなる。また、気温が20~27℃のときは特に感染しやすい。

2.薬剤防除

1回目散布の適期は「開花始め~開花期(1穂につき数花開花しているものが、全穂数の40~50%に達した日)までの間」

表_小麦の赤かび病防除薬剤

薬剤名

希釈倍数等

使用基準

シルバキュアフロアブル

2,000

収穫7日前まで
2回以内

ストロビーフロアブル

2,000~3,000

収穫14日前まで
3回以内

チルト乳剤25

1,000~2,000

収穫3日前まで
3回以内

トップジンM水和剤

1,000~1,500

収穫14日前まで
3回以内(ただし出穂期以降散布できる回数は2回以内)

ワークアップフロアブル

2,000

収穫14日前まで
2回以内

※農薬は初掲載(平成26年4月)時点の登録内容をもとに作成しております。農薬の使用にあたっては、ラベルおよび最新の登録内容を確認し、安全に使用してください。

3.収穫時の注意

  1. 刈り遅れることによりDON含有濃度が高くなる傾向があるため、適期に収穫する。
  2. 倒伏した場合や被害粒が多くみられた場合は、必要に応じてその他の麦と別に乾燥するなど仕分けする。
  3. 適切な水分までに乾燥する間に赤かび病菌が増殖することがあるため、可能な限り速やかに乾燥する。
  4. 赤かび病の被害粒が多く見られる場合は選別の網目を大きくし、被害粒の除去に努める。

「さとのそら」の出穂期の追肥

「さとのそら」は「農林61号」よりも追肥の効果が高く、倒伏の心配も少ない品種です。

生育状況にもよりますが、茎立期に追肥ができなかったり、出穂期の葉色が淡い場合は追肥を検討してください。ただし、出穂期以降の窒素過多は等級低下の危険性があるため、施用量には注意してください。

施用時期

出穂期

施用量

窒素成分で10アール当たり2~4kg
例:硫安で10アール当たり10~20kg

初掲載:平成26年4月

山武農業事務所改良普及課
上席普及指導員
板倉里絵
電話:0475-54-0226

よくある質問

お問い合わせ

所属課室:農林水産部担い手支援課専門普及指導室

電話番号:043-223-2911

ファックス番号:043-201-2615

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