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更新日:平成30(2018)年3月23日

大豆の病害虫防除

大豆栽培の収量・品質向上のポイントは、莢・子実害虫と紫斑病の被害を軽減することです。薬剤防除に際しては、登録のある農薬を選定し、使用時期、使用方法を確認し、適期に防除を行いましょう。

1.ハスモンヨトウ

早期発見に努め、薬剤防除は発生初期(幼虫が分散する前)に行うと効果的です。

夏の気象条件が高温多照の場合に多く発生する傾向があります。

老令幼虫は、薬剤抵抗性が強くなり防除が困難になりますので、できるだけ若令幼虫の時期に防除します。

表1.ハスモンヨトウの主な防除薬剤(平成26年5月現在)

薬剤名

希釈倍数

使用時期/使用回数

トレボン乳剤

1000倍

収穫14日前まで/2回以内

プレオフロアブル

1000~2000倍

収穫7日前まで/2回以内

エルサン乳剤

1000倍

収穫7日前まで/2回以内

 

2.莢実害虫(カメムシ類、ダイズサヤタマバエ、マメシンクイガ、シロイチモジマダラメイガ等)

大豆の莢、子実に被害を与え収量・品質の低下の要因となります。特に8月~9月中旬までの加害される危険性が高いため、注意します。

開花7日後から下記薬剤のいずれかを7~10日間隔で数回、莢によくかかるように散布します。(散布は朝か夕方)

子実害虫の多くは莢の付近にいるため、群落内部にある莢にも殺虫剤がかかるようにします。

表2.莢実害虫の主な防除薬剤(平成26年5月現在)

薬剤名

希釈倍数

使用時期/使用回数

スミチオン乳剤

1000倍

収穫21日前まで/4回以内

トレボン乳剤

1000倍

収穫14日前まで/2回以内

スタークル/アルバリン顆粒水溶剤

2000倍

収穫7日前まで/2回以内

ダイズサヤタマバエ

成虫の見かけは蚊のようで、花が終わった直後の時期に、最も盛んに莢内に産卵します。加害された莢は、一部が小さく膨れて虫えい(虫こぶ)となります。この部分は生長しないため、きわめて小さな莢、あるいは一部が細まった奇形の莢となります。

マメシンクイガ

莢伸長期の莢(長さ2~4cm以上)上に好んで産卵します。孵化幼虫は、莢内に食入して子実を食害し、蛹化前に莢に楕円形の穴を開けて脱出します。被害粒は虫食い豆となります。

シロイチモジマダラメイガ

莢伸長終期~子実肥大初期に、最も盛んに莢の根元付近に産卵します。孵化した幼虫は、24時間以内に莢内に食入して子実を食害し、蛹化前に莢に円形の穴を開けて脱出します。被害粒は虫食い豆となります。

3.紫斑病防除

紫斑病は粒に紫色の斑紋を作るため、収穫物の収量・品質を大きく下げます。

若莢期に雨が多いと発生が多くなります。

種子消毒播種前に「キヒゲン」を乾燥種子重量の1%粉衣します(ハト害防止効果有り)。

開花初めから2~3週間後と3~4週間後に、下記薬剤のいずれかを散布します(1回のみ散布の場合は、後期に行う方が有効です)。

表3.紫斑病の主な防除薬剤(平成26年5月現在)

薬剤名

希釈倍数

使用時期/使用回数

アミスター20フロアブル

2000~3000倍

収穫7日前まで/2回以内

ベルクートフロアブル

1000倍

収穫7日前まで/4回以内

ベンレート水和剤

1000~2000倍

収穫前日/4回以内

※記載の農薬は、作成時に登録のあるものです。農薬使用時は最新の登録内容を確認してください。

初掲載:平成26年7月

長生農業事務所改良普及課
西部グループ
主任上席普及指導員
中村充明
電話:0475-22-1771

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所属課室:農林水産部担い手支援課専門普及指導室

電話番号:043-223-2911

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