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更新日:平成30(2018)年3月22日

市原養豚研究会の30年の取組

飼料高騰や豚肉価格の低迷など、畜産経営を取り巻く情勢が厳しいなか、相互研鑽により、経営能力を高め、経営の発展につなげている取組を紹介します。

市原養豚研究会は、養豚農家の後継者が、生産技術、疾病対策や衛生管理、家畜排せつ物処理等の情報を共有し、「新しい時代に対応できる養豚経営の確立と、会員相互の連携を密にし、あわせて地域社会の発展に寄与すること」を目的として設立されました。

1.定例研修会の活動

昭和59年の発足当初から、会員、関係機関等が集まり、月1回の間隔で研修会を開き、会員の経営データを基にした事例研修や関係機関からの疾病対策・経営対策の情報提供などを行い、技術研鑽・情報共有に努めています。

以下に主な取組を紹介します。

1.飼養管理の検討

生産者が行う、飼料給与、繁殖管理(種付け、分娩等)、疾病対策、衛生管理等について、それぞれ工夫している点、苦慮している点を会員が撮影した写真等で紹介し、情報の共有を図り、会員の飼養管理技術の向上及び平準化につなげています。

2.生産技術分析

飼養管理の改善結果である1頭当たりの産子数、出荷頭数等の経営データを会の中で開示し、個々の経営データに対し他の会員から改善に対する助言等を通じて、飼養管理の効果の確認や経営目標の明確化につなげています。

3.飼養管理マニュアルの作成・改訂

平成14年には、これまで定例研修会で検討してきた飼養管理技術をまとめ、研究会としての飼養管理マニュアルを作成しました。しかし、マニュアルの作成から10年以上が経ち、飼料価格の高騰や新型疾病発生など、養豚を取り巻く環境も大きく変化しています。これらの変化に対応するため、現在マニュアルの改訂に向けた作業を進めています。


定例研修会の様子

2.枝肉互評会の開催

会員相互の技術確認の場として、毎年千葉市、八千代市の生産者と合同で枝肉互評会を開催しています。相互で肉質改良の度合を確認することで、飼養管理技術の改善に繋げています。


枝肉互評会での審査の様子

3.地域交流の取組

毎年、市原市等が主催する各種イベントに参加して、丹精込めて育てた豚肉をもつ煮込みやしゃぶしゃぶなどに調理して、生産物のPRと消費拡大に努めています。

4.今後に向けて

会員や関係機関がそれぞれの立場で情報提供する研修会は、迅速な技術改善と情報共有の場として機能し、相互の経営能力の向上とともに会員間の信頼関係を深めています。

また、研究会活動で培かわれた飼養技術により、出荷頭数の増加や県豚共進会で名誉賞を受賞するなど、着実に成果も現れています。

研究会発足から約30年、取り巻く情勢の変化に対応するため、新技術の導入など、現在も9戸の会員が経営能力の研鑽に取り組んでいます。

 

初掲載:平成26年8月

千葉農業事務所改良普及課
市原グループ
普及指導員
野中太輔
(電話:043-300-0950)

よくある質問

お問い合わせ

所属課室:農林水産部担い手支援課専門普及指導室

電話番号:043-223-2913

ファックス番号:043-201-2615

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