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更新日:平成28(2016)年8月29日

落花生の適期収穫と乾燥調製作業

1.適期収穫

さやの網目がはっきりと出ているさやを「上ざや」といいます。上ざやが全体の80%となった時が収穫適期です。

収穫適期は、株の下葉が枯れてくる時期と重なります。しかし、ほ場によっては茎や葉の状態から判断することが難しいことが多いので注意が必要です。

収穫時期は「開花期からの日数」で判断します。開花期とは「ほ場の40~50%の株にひとつでも花が咲き始めた時期」をいいます。

表.品種別落花生の収穫適期
品種名 収穫時期の目安

平成25年の開花期

「落花生生育情報」(8月20日、千葉県発表)

平成25年の収穫時期の目安

(試掘りの時期の目安)

千葉半立 開花期後95日

7月7日

(播種日:5月26日)

10月10日

(10月5日)

ナカテユタカ 開花期後80日

6月30日

(播種日:5月29日)

9月18日

(9月13日)

郷の香 開花期後70日
(ゆで豆用の収穫時期の目安)

(「郷の香」「おおまさり」の作況データは公表していません)

おおまさり 開花期後85日
(ゆで豆用の収穫時期の目安)

特に「ナカテユタカ」は、掘遅れによる食味の低下が著しいので注意が必要です。

試し掘りを行って数株から莢をもぎ取り、割った莢の内側の色が「写真の+」以上に変色していたり、「写真の+++」のような莢が1莢でもあれば収穫適期です。

図.莢色で判断するナカテユタカの収穫適期

図.莢色で判断するナカテユタカの収穫適期

出典元:農林総合研究センター育種研究所,黒田幸浩研究員

2.乾燥調製作業

収穫直後の莢実中の水分は50%程度です。出荷時は9%以下まで乾燥させます。

(1)地干し

掘り上げてから落花生を逆さまにし、数株ごとに島立てをして乾かします。

5~10日間程度乾燥させて、茎葉の水分を50%以下、莢実水分を30%以下にします。

(2)野積み(ぼっち積み)

地干しで乾燥した後、晴れた日を選んでぼっち積みにします。

茎葉を外側にし、莢実を内側に円筒状に積み上げます。

地干しまでの乾燥が不十分な場合、ぼっち積み中に過湿になって莢の内側までかびが発生することがあります。

ぼっち積みの高さは「人の背の高さぐらい」にし、上にわら笠やむしろをかぶせます。ぼっち積みの状態で1か月位かけてじっくりと乾燥させます。

じっくり乾燥させることで、渋みが抜け、甘みが増した味わいの深い落花生となります。

3.種子

今年収穫した落花生を来年の種子として利用する場合、注意が必要です。

平成25年の天候は、地域によって非常に降雨が少なく、高温少雨になっているところがあります。

干ばつは、子実の幼芽が褐変して発芽率が低下する原因となりますので、種子として使用する場合は注意してください。

※降雨の少ないとき、結莢期(7月下旬~8月上旬)と莢肥大期(8月上旬~中旬)にかん水を1回に30~40mm行うことで干ばつの被害を軽減できます。

また、開花期後45日~50日頃の極端な乾燥が幼芽褐変の原因になるといわれています。

初掲載:平成25年9月

印旛農業事務所改良普及課
中部グループ
上席普及指導員
宮田昌明
(tel.043-483-1124

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お問い合わせ

所属課室:農林水産部担い手支援課専門普及指導室

電話番号:043-223-2913

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