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ホーム > しごと・産業・観光 > 農林水産業 > 農林関係出先機関 > 農林総合研究センター > すぐ分かる最新の研究成果 > ゆで豆用落花生「おおまさり」の育成~甘くて、やわらかいゆで豆向きのジャンボ落花生~
更新日:令和4(2022)年3月11日
ページ番号:8489
「おおまさり」は、極めて大粒の「ゆで豆」用の落花生です。平成5年に「ナカテユタカ」を母親、「ジェンキンスジャンボ」を父親として交配し、選抜を進め、平成22年に品種登録されました。
ゆで豆にすると甘くて、やわらかく、独特な風味があります。生育は旺盛で、ゆで豆用の収穫に最適な時期は花が咲いてから85日後です。
この記事に関するファイルは、下記リンクよりご覧になれます。
ゆで豆用落花生「おおまさり」の育成(PDF:203KB)
(1)「おおまさり」は極めて大粒で、国内で栽培されている他の品種に比べて、その莢さやの重さはおよそ2倍あります。ゆで豆にすると、甘くて、やわらかく、独特な風味があり、レトルトの商品としても販売されています。
おおまさり(左)ナカテユタカ(中)郷の香(右)
レトルト商品
(2)晩生(おくて)の特性があり、生育は旺盛で、他の品種より株は大きくなり、横に広がります。
「おおまさり」の株の様子
印旛、千葉、海匝(かいそう)地域を中心に広く栽培されており、平成29年度の栽培面積は86haです。
千葉県農林総合研究センター落花生研究室
043-444-0676
平成30年1月(平成31年3月更新)
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