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ホーム > 教育・文化・スポーツ > 教育・健全育成 > 学校教育 > 魅力ある県立学校づくり > 魅力ある県立学校づくりについて > 魅力発見!県立学校履歴一覧(平成30年度) > 魅力発見!【県立千葉工業高等学校】平成30年11月13日
更新日:令和3(2021)年12月6日
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県立千葉工業高等学校は、昭和11年4月に開校し、平成28年度には創立80周年記念式典を開催しました。全日制と定時制が併設されており、平成28年4月全日制の課程に進学を重視した千葉県初の工業専門学科「理数工学科」を1クラス増設しました。現在、全日制の課程には工業化学科、電子機械科、電気科、情報技術科、理数工学科の5学科が設置されています。定時制の課程には電気科、機械科があり、平成32年度の入学生からは2つの学科を工業科に学科再構成します。生徒は県下広範囲から通学しており、工業高校の特徴を活かして様々な資格を取得し、電気工事技能競技大会など工業関係の大会でも活躍しています。その他、平成25年度から工業教育の拠点校として、工業教育の手法について、研究・開発を一層推進するとともに、平成26年度に新たに設立された「工業系高校人材育成コンソーシアム千葉」の中で、産官学の連携を活用して、工業高校の活性化を図るとともに、若い技術者を育成し地元産業に有意な人材を送り出すために、職員・生徒が一体となって取り組んでおります。また、姉妹校である台湾の臺中市立東勢工業高級中等學校と交流を深め、異文化を学び国際社会に対応できる人材を育成しています。
工業化学科1(化学分析実験)
ガラス器具、化学薬品の取り扱い方、滴定を行うことで分析の楽しさを学びます。3年生で行う機器分析実験の基礎となります。化学分析の会社では化学系卒業が必須です。
工業化学科2(化学工学実習)
化学工学流動実験は、「製造工程を効率よく、化学プロセスの計画および製造装置などの設計・運転」するための基礎を学びます。化学と機械両方の知識を習得します。化学工学はものづくりの仕事にはかかせません。
電子機械科1(溶接実習)
実習では、鉄やアルミニウムの加工技術を学んでいます。溶接や旋盤部門のコンクールに参加して、好成績を収めています。
電子機械科2(PLC(装置制御))
生徒がプログラムを作成し、工場にあるような生産ライン装置を動かし、制御実習に取り組んでいる様子です。
電気科1(電気工事技能競技全国大会優勝)
関東甲信越地区代表として電気工事技能競技全国大会に出場し、文部科学大臣賞を受賞しました。
電気科2(誘導電動機の特性試験)
電気科では、主に強電と呼ばれる発電・送電・電動機に関する実習を多く取り入れています。
情報技術科1(作品例)
授業で学んだセンサ回路・マイコン制御技術を活用してライントレースロボットを製作し、県大会出場を目指します。
情報技術科2(実験装置)
ひとり一台の実験装置で半導体素子やIC、マイコン技術を徹底的に学習します。
理数工学科1(タブレット端末学習)
情報の授業では「Swift」という最新のプログラミング言語を、タブレット端末(iPad)を使って学習しています。
理数工学科2(産業工学研究)
「産業工学研究」では、大学・専門学校の先生から指導を受けます。写真は、「Unity」という有名なゲーム作成ソフトを学びました。
国際交流
姉妹校である台湾の臺中市立東勢工業高級中等學校と国際交流を行い、国際化社会に対応できる人材育成に取り組んでいます。
課題研究発表会
3年間の集大成として研究・製作の成果を校内外の方々に広く公開し、専門的な知識と技術を体得したことを伝えています。
出前授業
地域で開催される理科教室などで、本校の生徒が体験学習を通して小学生や中学生に科学の楽しさを教えています。
総合技術コンクール
平成29年度は、8部門にエントリーし、3部門で知事賞、2部門で教育長賞を受賞しました。
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