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更新日:平成30(2018)年11月15日

千葉県立房総のむら指定管理者候補者の選定結果(平成31~35年度)

1 申請者

団体名

構成団体

所在地

公益財団法人千葉県教育振興財団

-

四街道市

2 選定結果

指定管理者候補者

四街道市鹿渡809-2
公益財団法人千葉県教育振興財団

予定指定期間

平成31年4月1日~平成36年3月31日(5年間)

提案の概要

1.管理運営方針
房総のむらの設置目的を十分理解し、その価値を高めることを目指し、『誰にでも楽しさが伝わるグローバルな博物館』を基本コンセプトに据え、以下の5つの重点ポイントを設定する。
(1)技術・文化を守り伝える
調査・研究を基礎に、房総に伝わる伝統的な生活様式や技術の保存・継承を図り、その成果を体験や展示・実演に生かす。

(2)博物館の魅力を伝える

調査・研究の成果を五感に訴える形で体験演目や企画展、イベントなどに反映させ、多様な手法で博物館の持つ魅力をより多くの方々に伝える。
(3)連携の輪を広げる
博物館の質の向上と地域の活性化、千葉県の魅力向上のため、周辺施設等と連携し、単独では実現できない相乗効果を生み出す。

(4)和の心を伝える
成田国際空港に近接した立地を生かし、海外の方に手軽に江戸文化を体験できる博物館としての魅力を効果的な方法で発信し、継続的な外国人入館者増へとつなげる。

(5)里山の自然の豊かさを伝える
施設の周辺に残る里山環境の生み出す生物多様性や文化的景観としての文化財の側面を紹介し、里山から学ぶべきことが多いことを伝える。

 

2.広報計画について
東京2020オリンピック・パラリンピックの開催を見据え、国内の観光客はもとより、外国人観光客の動向も視野に入れ、SNSやホームページ、チラシやポスター、新聞・雑誌等の広報媒体を有効に活用し、来館者増にむけて、房総のむらの魅力を効果的に発信する。

 

3.体験事業・展示事業等
体験事業や展示事業は、房総のむらの人文系の野外博物館という特性を生かし、以下の5点を目標として進める

(1)むらのオリジナル性の発揮
商家の賑わいを感じ取れる町並みや農家の生活感の漂う景観の中で伝統の技や暮らしを体験できるという房総のむらの他に類を見ない強みを生かし、調査・研究に基づいたオリジナル性の高い事業や展示事業を展開する。
(2)年齢や経験に合わせた体験
これまでに行ってきた体験事業をレベル別に体系化するという考えを踏襲し、外国人観光客からリピーターまで、来館者の年齢や経験、難易度に合わせた多彩な体験プログラムを用意する。
(3)職人技の実演
県内や近隣の伝統技術の伝承者を招き、製作工程の実演を来館者に公開することにより、伝統の技を後世に伝える手助けをする。
(4)年中行事、生活の一コマを切り取った展示、体験
日本人の生活の中に生き続ける年中行事を、商家の店先や農家の庭先、田や畑で実演・展示し、日本の伝統文化の周知と伝承に努める。七夕や十五夜、どんど焼きなどの年中行事にちなんだ体験も計画する。

(5)調査研究から企画展示へ
「龍角寺古墳群・岩屋古墳」、「江戸時代に学ぶ」、「里山と林業・農業・漁業・酪農」「千葉の職」を継続研究テーマ、「千葉の民俗」、「物流と地域の発展」、「利用者との連携事業」を新規研究テーマとして研究事業を進め、その成果を企画展「印旛沼を拓く」や「地域に生きる醤油づくり」、トピックス展「房総の牧から酪農へ」や「地方都市の娯楽」、「千葉の行商」、「昔のくらし」といった展示事業に反映させ、公開する。

 

4.利用者増加について
魅力的なプログラム・心の通ったサービスの提供、マスコットキャラクターやインターネットを活用した積極的な広報活動、多言語の情報発信と多言語対応、ロケ誘致による知名度アップ、交通機関や旅行業者との連携による利用機会の創出、といった利用者増加に向けた取り組みにより、指定期間中の入館者を28万人、体験者の割合を毎年50%以上となるよう努める。

 

5.東京オリンピック・パラリンピック開催に向けた入館者増への取り組みについて
東京オリンピック・パラリンピック開催に向けた入館者増については、以下の3点の取り組みにより対応する。

(1)入館者の誘致
旅行代理店やランドオペレーターとの連携や栄町の国際観光拠点「コスプレの館」との連携を深めることによる東南アジア圏の観光客の誘致、トリップアドバイザーへの口コミ投稿の促進や定期観光バスツアーや空港トランジット客の日帰りツアー客の受け入れ、周辺ホテルとの連携などによる欧米圏個人客の誘致、人気ブロガーや「チーバくん大使」によるSNSでの情報発信の支援による知名度向上、東京オリンピック・パラリンピックに合わせたおもてなしの提供、バス会社や周辺ホテルへの働きかけによる国内観光客の誘致、ロケの誘致による知名度向上など、様々な取り組みにより入館者の誘致に努める。
(2)入館者への対応
案内表示や展示解説、体験手順の解説シートの多言語での表記や職員の外国人対応研修の充実、多言語案内人の配置、ユニバーサルマナーの考え方の積極的な取り入れにより、外国人観光客を含めた様々な人々の立場に立った対応を心がける。
(3)外国人専用の体験プログラムの開発
外国人に手軽に日本文化を感じることができる専用の体験プログラムを新規開発する。

 

6.利用者サービス向上について
来館者サービスの向上については、職員の日々の来館者とのふれあいから感じ取った来館者の要望や来館者アンケートによる調査、個々の職員の意見の集約等から得られた情報を分析することにより来館者のニーズを捉え、サービス向上へ生かす。また、同種・近隣博物館の動向を調査し、有効な取り組みは積極的に取り入れる。

 

7.自主事業の内容について
子供から大人、高齢者までの幅広い年齢層の方や外国人観光客に伝統的な技や風俗習慣、年中行事を体感できる様々なイベントを提供する。また、ミュージアムショップのリニューアルによって、千葉県の伝統的工芸品の直売や体験用のキットなどオリジナル商品を豊富に取りそろえる。

 

8.施設・設備や機能の活用について
里山に囲まれた広大な敷地の中に存在する龍角寺古墳群、指定文化財の移築建造物、商家の町並みや武家屋敷、農家などの再現建物、県立唯一の考古系博物館である風土記の丘資料館など、それぞれの特徴と景観を生かした事業を展開する。

 

9.トラブルや苦情処理対策について
接遇研修や対応マニュアルの充実によってトラブルを未然に防ぐ努力をし、トラブル発生時等には誠意を持って対応するよう努める。また、トラブルの内容については職員間で共有し、新たなトラブルの発生を未然に防ぐ。

 

10.利用者の安全確保について
対応マニュアルの作成と見直し、マニュアルに沿った講習・研修、避難訓練、救急救命訓練を実施し、不測の事態に備える。また、避難経路の表示、災害に向けた連絡体制を確立し、職員への周知を徹底し、利用者の安全確保に努める。

 

11.調査・研究の体制について
優秀な専門職員の採用と確保につとめ、大学、博物館、民間企業等との連携による調査・研究テーマに合わせたプロジェクトチームを編成し、調査・研究を継続・推進する。

 

12.調査・研究の成果の活用について
調査・研究の成果は、展示や体験事業に生かすほか、講演会や報告書、ホームページ等によりその成果を発信する。

 

13.施設全体の維持管理及び安全管理について
日常点検や関係法令に基づく専門業者による定期・法定点検を確実に行うとともに、全職員による危険箇所等の不具合の早期発見に努め、適切な修繕を実施する。また、日常点検等のデータや修繕履歴を記録・分析し、計画的・効率的な維持管理に生かす。

 

14.博物館資料の管理及び活用の計画について
登録博物館として、考古・歴史・民俗の各資料を収集し、その歴史的な価値を展示等により公開する。また、貴重な資料を後世に伝えるためIPM(総合的病害虫管理)やデジタルデータへの変換を進め、適切な状態で管理・保管する。

 

15.施設の特殊性に配慮した施設の維持管理の中期的な計画について
指定文化財建造物や商家・農家等の再現施設、その他の木造施設など、個々の施設の特殊性に応じ、ガス燻蒸の他に日常点検と予防修理を行う。

 

16.地域、関係機関、ボランティア等との連携について
地域の中に生きる博物館として、地域の各種団体や近隣の教育機関との連携、ボランティアの受け入れ等を通じて事業の幅を広げ、周辺の恵まれた自然環境の保全を図りつつ、地域活性化に向けた事業を展開する。

 

17.地域の経済効果等に配慮した事業について
成田空港周辺ホテルや周辺の自治体との連携により、房総のむらのみならず、相互にメリットが生じるような出前体験等の事業を展開する。

 

18.施設内及び地域の環境の保全に対する提案について
北総を代表するアカマツ林を有する房総のむらの貴重な里山環境について、動物生息調査や草刈り等を行うことにより、積極的に保全する。

 

19.事業の評価を行う仕組みと、経営改善に生かす仕組みについて
事業の質の向上のため、「経営アドバイザー会議」など利用者や有識者による意見や評価を踏まえたPDCAサイクルに基づいた事業評価を行い、その成果や課題を公表すると共に、事業経営に生かす。

選定理由

公益財団法人千葉県教育振興財団は、利用者増加のための取組、施設の立地・特徴を活用した提案、施設の維持管理、経営の安定性、地域連携への貢献などからなる審査項目において、いずれも標準以上の高い評価が得られたことから、指定管理者候補者として適当である。

3 評価点数

【必須項目の審査】
・「1点」を標準とし、優れたものについては特に加点。各項目とも3点満点。
・標準に満たない場合は0点。意見聴取した外部有識者等の過半数が0点を付けた審査内容があり、選定委員会がこれを適切な評価と認めた場合は失格。

審査内容

配点

(公財)千葉県教育振興財団

選定

施設の設置目的を理解しているか

3

2.6

県が示した管理の方針と事業者が提案した運営方針が合致するか

3

2.4

団体の経営モラルは適切か

3

2.4

事業内容等が一部の県民、団体に対して不当に利用を制限又は優遇するものではないか

3

2.0

社会的弱者へ配慮されているか

3

2.0

個人情報保護のための適切な措置が取られているか

3

2.0

合計

18

13.4

【一般項目の審査】

・配点が3点の項目:「1点」を標準とし、優れたものについては特に加点。標準に満たない場合は0点。
・配点が5点の項目:「2点」を標準とし、標準に満たない場合は0点。優れたものについては、その程度により加点。
・配点が10点の項目:「4点」を標準とし、標準に満たない場合は0点。優れたものについては、その程度により加点。
・配点が7点の項目:提示金額と提示金額が最も低い応募者の提示金額との差が参考金額の3パーセント分増える毎に7点から1点ずつ減点。
提示金額が参考金額を上回った場合は0点。

 

審査内容

 

配点

(公財)千葉県教育振興財団

選定

年間の広報計画の内容は適切か

3

2.0

体験学習、常設展示、企画展覧会、特別展覧会、イベントなどの事業計画は適切か

3

2.2

学校団体を含む利用者増加への提案内容は適切か

3

1.8

2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催を踏まえた国内外の利用者増加への提案は適切か

5

3.0

サービス向上のための取組提案は適切か

3

2.0

自主事業の提案は、公の施設の設置目的の達成に資するものとなっているか。また、指定管理業務を妨げない範囲となっているか

3

1.8

全体的に施設の設備・機能を活用した内容となっているか

3

2.4

トラブルや苦情処理の対応策は適切か

3

1.6

利用者の安全確保が適切に図られているか

3

1.8

調査研究の体制は適切か

3

2.0

調査研究の成果を利用者に還元する仕組みは適切か

3

1.6

施設全体の維持管理は適切か

3

2.2

博物館資料管理及び活用の計画は適切か

3

2.0

個々の施設の特殊性に配慮した指定管理期間中の施設の維持管理提案は適切か

3

1.8

小計

44

28.2

教育委員会が想定した参考金額をどの程度下回っているか

7

7.0

施設の特性を生かした収入増と管理経費の縮減を図る計画となっているか

10

7.4

小計

17

14.4

収入、支出の積算と事業計画の整合は図られているか

3

2.0

収支計画の実現可能性はあるか

3

1.8

販売費及び一般管理費の額は適正か

3

2.0

人員配置等管理運営体制は適切か

3

2.0

職員採用、確保の方策は適切か

3

1.8

職員の指導育成、研修体制は十分か

3

1.8

財務状況は健全か

3

2.0

金融機関、出資者等の支援体制は十分か

3

2.0

実績からして、本件施設を良好に管理運営できる可能性はどうか

3

2.2

小計

27

17.6

地域、関係機関、ボランティア等との連携提案は適切か

3

2.2

地域の経済効果等に配慮した事業が盛り込まれているか

3

2.0

施設内及び周辺の良好な自然環境の保全に対する提案は適切か

3

2.0

事業評価の方法とそれを経営改善に生かす仕組み及び県民への情報公開の計画は十分か

3

2.2

小計

12

8.4

合計

100

68.6

総合計

118

82.0

〇千葉県教育委員会指定管理者(候補者)選定委員会委員名簿

委員長

澤川 和宏

千葉県教育委員会教育長

委員

大木  実

千葉県教育庁教育次長

委員

大塚 一朗

千葉県教育庁企画管理部長

委員

奥山 慎一※

千葉県教育庁教育振興部長

委員

稲葉  泰

千葉県教育庁学校危機管理監

委員

柳橋 良造

千葉県教育庁企画管理部次長

委員

風間 慎吾

千葉県教育庁教育振興部次長

委員

大野 英彦

千葉県教育庁企画管理部教育総務課長

委員

長島 貴浩

千葉県教育庁企画管理部教育政策課長

委員

三神  彰

千葉県教育庁企画管理部財務課長

委員

望月 賢二

千葉県教育庁企画管理部教育施設課長

委員

岩﨑 雅夫

千葉県教育庁企画管理部福利課長

委員

吉野 光好

千葉県教育庁教育振興部生涯学習課長

委員

小畑 康生

千葉県教育庁教育振興部学習指導課長

委員

横山 昌彦

千葉県教育庁教育振興部児童生徒課長

委員

堀子  榮

千葉県教育庁教育振興部特別支援教育課長

委員

中村 敏行

千葉県教育庁教育振興部教職員課長

委員

藤谷  誠

千葉県教育庁教育振興部学校安全保健課長

委員

古泉 弘志

千葉県教育庁教育振興部文化財課長

委員

加藤 俊文

千葉県教育庁教育振興部体育課長

※で示す者は、自らが選定委員会の審査を受ける団体の役員であるため、千葉県教育委員会指定管理者(候補者)選定委員会設置要項の規定により、当該審査に関する議事に参与しない。

 

〇千葉県立房総のむら指定管理者選定に係る外部有識者名簿

氏名

役職名

大久保靖夫

特定非営利活動法人栄町観光協会理事長

大髙 一雄

千葉市科学館館長

菅根 幸裕

千葉経済大学経済学部教授(歴史学・民俗学)

髙岡 健二

一般社団法人千葉県中小企業診断士協会事務局長

髙橋  圭

栄町立竜角寺台小学校教頭

4 審査基準

よくある質問

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