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更新日:令和2(2020)年3月30日
ページ番号:315542
平成29年1月23日(月曜日)14時20分~16時45分
千葉県庁中庁舎9階教育庁企画管理部会議室
松田会長、鈴木副会長、丸山委員、小池委員、小笠原委員吉良委員、白石委員、三田村委員、笹生委員、高橋委員、成田委員、福田委員、神庭委員
奥山教育振興部長、永沼文化財課長、梅島副課長、大野副課長ほか
(以下非公開)
事務局:「香取神宮古神宝類」について配付資料に沿って説明。
(説明の概要)
議長:(担当委員からの補足説明を指示)
委員:展示替えをしない場合の不具合、展示替えの効果など、もう少し詳細な提案があると、わかりやすいのではないか。
委員:現地では、具体的な提案をしたところもある。
委員:展示替えが必要なのは、展示物のメンテナンスをするためか。
委員:展示物の種類によってリスクが異なる。たとえば、金工類は比較的展示によるダメージは少ないが、書画類は傷みやすい。
委員:博物館、美術館、大学での実習などと組み合わせ、資料のメンテナンス等を図ることもできる。
事務局:「坂戸の念仏」について配付資料に沿って説明。
(説明の概要)
委員:念仏講は、平成17年から休止しているが、今回は、33年に一度行われる「大十夜」の開催にあわせて、住職の働きかけで「しもつけ」や「あさがお」という念仏踊りが奉納されたものである。念仏講はかつて、どこの地域でもあったが、現在は壊滅的な状況である。今回は33年に一度ということで、地域をあげての取り組みで奉納されたが、念仏講そのものが復活した訳ではない。
委員:行列の順路などを地図上に落としたりした記録があると良い。
委員:プロセスがまとめられており、地図も既に作成されている。
委員:餅車を子どもが引いている写真があり、次世代についての配慮も見られるが。
委員:「大十夜」自体はつづくと思うが、念仏講は女性が主体の行事であり、かつて、耕作や家事で家に縛られていた女性の社会参画の方法でもあった。共働きが増えるなど、社会情勢が変化する中、その必要性も、なくなってきており、念仏講の行事を継続することは、非常に厳しい状況である。
委員:社会の基盤が代わって、継承が難しいということで、注意深く記録を続ける必要がある。この結果を踏まえ、今後の保存・記録等に当たってほしい。
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