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報道発表資料

更新日:平成27(2015)年11月21日

「屏風ケ浦」が国の名勝及び天然記念物へ

平成27年11月20日

教育庁生涯学習部文化財課

 国の文化審議会は、文部科学大臣に対し、「屏風ケ浦」(銚子市)を名勝及び天然記念物に指定することを答申しました。

 今後、官報告示を経て、県内の国指定名勝は4件に、特別天然記念物を含めた天然記念物は17件となり、国指定文化財の総数は1件増え、133件となります。

指定地

銚子市春日町744番1 他 (屏風ケ浦の一部)

面積

218,376.96m2

指定基準

名勝の部             八 海浜、十一 展望地点

天然記念物の部      三 地質鉱物 

(二)地層の整合及び不整合

(九)風化及び侵食に関する現象

文化財の概要

 屏風ケ浦は千葉県北東部に位置する下総台地を削る海食崖で、千葉県銚子市犬岩から旭市刑部岬まで、新第三紀鮮新世以降の地層から成る露岩の崖が約10kmにわたって連続する。一億年以上前の硬い岩石を基盤として約300万年前~40万年前の海洋性の環境で堆積した犬吠層群と、その上に不整合面で接する内湾的な環境で堆積した香取層や関東ローム層から成る。切り立った落差約60mの崖は、比較的柔らかい火山灰層などから構成されており、波浪の影響で崖面から剥離・落下した土砂が沿岸流により常に運び去られることにより形成されてきた。その侵食速度はかつて年間50cm~100cmと急激であった。

 江戸後期以降、その特徴的な地形が形作る景観が名所記や名所図会等の出版物に取り上げられるようになり、歌川広重の『六十余州名所図会』にも描かれた。そのような絵図等によって、現地を訪れたことのない人々にも屏風ケ浦の一定の印象が広がったと考えられる。明治期以降は交通網が発達し、実際に訪れる人々も増加した。また、海食崖や愛宕山からの景観は絵葉書やパンフレットなどの題材になるとともに、現在までさまざまな文学作品にも描かれてきた。

  屏風ヶ浦の地形は、地質学上、また観賞上の価値が高く、重要である。

「屏風ケ浦」の様子

波に削られた崖
(空撮写真)

 

崖面近景

愛宕山の眺望

犬岩

千騎ケ岩(せんがいわ)

よくある質問

お問い合わせ

所属課室:教育庁 教育振興部文化財課指定文化財班

電話番号:043-223-4082

ファックス番号:043-221-8126

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