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報道発表案件

更新日:令和2(2020)年1月17日

県立美術館 令和元年度冬のアート・コレクション

発表日:令和2年1月16日
千葉県立美術館

 千葉県立美術館では、アート・コレクションとして収蔵作品を様々なテーマで紹介しています。今回はアート・コレクション+(プラス)として、東京国立博物館が所蔵する浅井忠(あさいちゅう)の初期からフランス留学時代までの秀作を借用して展示紹介します。
 国指定重要文化財の《春畝(しゅんぽ)》、フランス留学時の《グレーの秋》など、東京国立博物館所蔵の浅井の代表的作品と、浅井忠に影響を与えたミレーの《垣根に沿って草を食む羊》など、千葉県立美術館所蔵の関係作品で展示構成し、千葉県ゆかりの近代洋画の先駆者、浅井忠の優れた画業を紹介します。

浅井忠《春畝》1888年 東京国立博物館蔵

浅井忠《春畝》1888年 東京国立博物館蔵

開催期間

令和2(2020)年1月28日から令和2(2020)年4月12日 午前9時~午後4時30分

開催場所

名称 千葉県立美術館
住所 千葉県千葉市中央区中央港1-10-1
電話 043-242-8311
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内容

■主催  千葉県立美術館

■会場  千葉県立美術館 第1・2展示室

■浅井忠の紹介
 浅井忠(1856-1907)は佐倉藩の江戸屋敷に生まれ、幼少年期を佐倉で過ごしました。日本最初の官立美術学校「工部美術学校」で西洋画を学び、明治美術会結成、東京美術学校西洋画科教授をつとめ、明治33(1900)年フランスに留学、パリを拠点に西洋美術の吸収につとめました。この間、パリ南東部グレー村に滞在し、季節感に富んだ優れた油彩画を残しました。

■ 同時開催(3つの展覧会を予定)
※会期、開館時間、休館日、入場料は共通(第7展示室は無料)

(1)「瑛九(えいきゅう)・靉嘔(あいおう)・池田満寿夫(いけだますお)」 第3展示室
 戦後の前衛美術グループ「デモクラート美術家協会」を構成した3人のメンバーの版画作品を紹介します。このグループは日本の前衛美術の先駆的団体として知られ、その作品はいずれも多様なイメージを内包しています。この展覧会では版画作品を中心に約40点の作品を展示します。

(2)「北詰(きたづめ)コレクション メタルアートの世界IV」 第8展示室
 平成28年に収蔵された、金属工芸(メタルアート)のコレクションとして知られる「北詰コレクション」から、主に次の区分で作品を選んで紹介します。
・想像上の生物(麒麟(きりん)など)
・海外由来の生物(ラクダなど)
・文様(もんよう)(雷文(らいもん)、アラビア文(もん)など)。

(3)「Ch_AIR(チェア) -Chiba Prefectural Museum of Art(チバ プリフェクチュアル ミュージアム オブ アート) ː Artist in Residence(アーティスト イン レジデンス) 」 第7展示室
 千葉県立美術館を舞台に、招へい作家による滞在制作や作品展示による展覧会を開催します。
 アーティストは、スウェーデン在住の、Jojo(ジョジョ)の愛称で親しまれているJoséphine Vejerich Watanabe(ヨセフィン・ヴェイリッシ・ワタナベ)です。Jojoは2019年まで山梨県に在住、同地を拠点にイラスト、陶芸作品などを発表してきました。作家が滞在制作することで、展示作品が完成するこの展覧会では、千葉県立美術館の第7展示室にある大きな窓に、作家が直接絵を描いて作品を完成させる予定です。

■主な展示作品

(1)近代洋画の先駆者 浅井忠11 -トーハクの名画がやってきた!-
《春畝》明治21(1888)年 キャンバス・油彩 東京国立博物館蔵
 浅井は工部美術学校で、イタリア人風景画家、アントニオ・フォンタネージの指導を受けました。その作風の影響を受けながら、春の日の農村の様子を西洋絵画由来の写実的表現で描いています。第1回明治美術会展出品された、浅井の初期の代表的作品。
《グレーの秋》明治34(1901)年 キャンバス・油彩 東京国立博物館蔵
 浅井はフランス留学中、パリ南東に位置するグレー村を訪れましたが、その最後となる4回目に描いた作品です。紅葉が美しいグレーの自然の様子を、従来より明るい色彩で描いています。

(2)「瑛九・靉嘔・池田満寿夫」
 池田満寿夫《シンデレラの広告》昭和41(1966)年 紙・銅板 千葉県立美術館蔵
池田は小説で芥川賞を受賞するほか、映画制作や陶芸など多彩な活動で知られていますが、もともと版画作品で国際的な評価を獲得しました。この作品はハイヒールと女性を上下対象に、赤と青で構成した、ヴェネツィア・ビエンナーレ展版画部門で国際対象を受賞した作品の一つです。

(3)「北詰コレクション メタルアートの世界IV」
 津田信夫(つだしのぶ)《孔雀(くじゃく)》鋳金(ちゅうきん) 千葉県立美術館蔵
佐倉市出身で、近代日本工芸の発展に尽力した津田信夫の作品。長らく東京美術学校で教鞭を取り、高村豊周(たかむらとよちか)など多くの俊英を育て、鋳金家としては国会議事堂正面扉群、日比谷公園鶴噴水を担当するなど優れた業績を残しました。この作品は、写実的でありながら、動物の形態を大胆に簡略化した津田ならではの表現が認められる作品です。

(4)「Ch_AIR -Chiba Prefectural Museum of Art ː Artist in Residence」
 水彩ペンを使い、直接ガラスに描くことで作品としています。今回は、作家が千葉県立美術館に訪問・滞在して、 第7展示室と中庭の間に設置されているガラスに制作して作品とする予定です。

費用

■入場料
一般300円(240円)、高・大生150円(120円)※( )内は20人以上の団体料金
※ 65歳以上・中学生以下・障害者手帳をお持ちの方及び介護者1名は無料

その他

■休館日 月曜日休館(月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日)

お問い合わせ

所属課室:教育庁 教育振興部文化財課学芸振興室

電話番号:043-223-4127

ファックス番号:043-221-8126

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