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ホーム > 教育・文化・スポーツ > 歴史・文化 > 文化・文化財 > 文化財 > 文化財の指定と登録 > 県内の登録民俗文化財 > 大原の松竹梅鶴亀文万祝(房総の万祝資料)
更新日:令和8(2026)年2月20日
ページ番号:733961
(おおはらのしょうちくばいつるかめもんまいわい(ぼうそうのまいわいしりょう))
県登録有形民俗文化財
1着
令和7年2月26日
いすみ市弥正93-1(いすみ市)
万祝とは大漁を祝うために、船主や網元から船頭をはじめとした乗組員たち、関係者に配られた長着風の着物である。海に囲まれた房総半島では江戸時代後期には万祝の衣装が配られる習俗が定着したとされ、本県における漁労文化の特徴をしめすものの1つである。
本資料は、いすみ市大原にある網元の八幡丸から取引先の廻船問屋に配られたものである。万祝は一般的に木綿製であるが、本資料は絹製で綿入の袷(あわせ)の長着である。絹製のものは大正時代以降に作られるようになったといわれる。
色調は濃紺で、黒みが強い。昭和初期のものと考えられ、保存状態が非常に良く、模様の配色やデザインにも優れている資料である。背模様には、マネ旗(ばた)をくわえた鶴の真ん中に片喰の家紋が描かれる。マネ旗の印はボウキ(「棒」に「キ」)とあり、いすみ市大原の網元である八幡丸のものと分かる。裾模様には、松竹梅が繁る島(蓬莱島)に鶴と亀、その両脇に「大漁」の文字、左衽(ひだりおくみ)には「いわし」と書かれた扇が描かれる。
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