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更新日:令和4(2022)年7月7日
ページ番号:389374
雇用シェアは、新型コロナウイルス感染症の影響により一時的に事業活動が縮小している企業が、人手不足の企業に、在籍型で従業員を出向させ、雇用を維持する仕組みです。事業主の皆様には、従業員の雇用維持のため、積極的な活用をお願いいたします。
在籍型出向の導入を検討している企業の経営者、人事担当の皆様、これから出向する従業員の皆様に参考としていただくため、在籍型出向を活用して雇用維持を図っている県内企業の事例をご紹介します。
【企業名(所在地)】
空港ターミナルサービス株式会社(成田市)
【概要】
新型コロナウイルス感染拡大により航空需要が大きく減少し、航空関連の企業は大きな影響を受けています。成田空港内での旅客案内を主な業務とする同社でも、感染症の影響で業務量が減少し、2020年5月には最大約460人の従業員が休業(部分休業含む)を余儀なくされました。そのような中、同社では在籍型出向制度を導入し従業員の雇用の維持を図っています。人事担当者と出向中の従業員の方々にお話を伺いました。
出向人材のマッチングは(公財)産業雇用安定センターで行っています。
コンサルタントが人材送出企業と人材受入企業を訪問し、マッチングが円滑に進むよう、人事担当者等への助言や各種支援を行うとともに、登録される求職者へもきめ細かくカウンセリングやアドバイスを行います。
【対象】雇用保険の加入事業者
【費用】無料
【問合せ先】
産業雇用安定センター千葉事務所
電話:043-216-3670
関東経済産業局では、在籍型出向を支援するため、人材シェアマッチングサイトを開設しています。サイト上で人材の受入れ希望、送り出し希望の登録ができます。(人材のマッチングは産業雇用安定センターで行います。)
千葉県公式セミナーチャンネル(YouTube)で雇用シェアの説明動画を配信しています。
在籍型出向の仕組みや、出向に際しての注意点、出向の事例などをご覧いただけます。
在籍型出向の導入に御活用下さい。
令和3年1月13日に開催した「企業向け 雇用シェア(在籍型出向制度)WEB説明会」の抜粋です。
新型コロナウイルス感染症の影響により事業活動の一時的な縮小を余儀なくされた事業主が、在籍型出向により労働者の雇用を維持する場合に、出向元と出向先の双方の事業主に対して助成されます(令和3年2月創設)。
産業雇用安定助成金の紹介(厚生労働省ホームページ)
【助成内容】
出向元と出向先が負担する賃金、教育訓練、労務管理に関する調整経費など、出向中に要する経費の一部を助成。
区分 | 中小企業 | 中小企業以外 |
---|---|---|
出向元が労働者の解雇などを行っていない場合 | 10分の9 | 4分の3 |
出向元が労働者の解雇などを行っている場合 | 5分の4 | 3分の2 |
上限額(出向元・出向先の合計) | 日額12,000円 |
就業規則や出向契約書の整備費用、出向元事業主が出向に際してあらかじめ行う教育訓練、出向先事業主が出向者を受け入れるための機器や備品の整備などの出向の成立に要する措置を行った場合に助成。
区分 | 出向元 | 出向先 |
---|---|---|
助成額 | 1人当たり各10万円(定額) | |
加算額※ | 1人当たり各5万円(定額) |
※出向元事業主が雇用過剰業種の企業や、生産性指標要件が一定程度悪化した企業である場合、出向先事業主が労働者を異業種から受け入れる場合について、助成額の加算を行います。
【産業雇用安定助成金に関する問合わせ先】
「雇用調整助成金、産業雇用安定助成金コールセンター」
電話:0120-60-3999
千葉労働局職業対策課
電話:043-221-4393
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