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更新日:平成29(2017)年12月11日

ウィークリー千葉県

ウィークリー千葉県平成29(2017)年12月9日放送分(特別番組)年末の防犯大作戦~犯罪のない地域社会を目指して~

掲載日:平成29年12月11日

犯罪が多発する歳末に向けて、電話de詐欺をはじめとする身近に発生する犯罪の現状と、地域や企業が行う防犯対策を紹介します。

特集

動画の内容

(千葉県知事 森田健作)
千葉県知事の森田健作です。
県では、この14年間、犯罪が減少し続けていますが、電話de詐欺や空き巣など、私たちの身近なところで起きる犯罪が、依然として後を絶ちません。
こうした犯罪から私たちの生活を守り、誰もが安全で安心して暮らせるまちづくりを進めるためには、地域全体で取り組む防犯活動が大切です。
どのようなことを心がけ、行動したらよいのか、一緒に考えてみませんか。

<実際にあった「電話de詐欺」の電話音声>
(犯人)
えーっと、実はですね、あのー、つい先日、県警さんの方で、詐欺グループを逮捕したらしいんですよ。

(被害者)
はい。

(犯人)
はい、で、その詐欺のグループが持っていた持ち物の中に、多くの方々の、あの、個人情報の方が出てきたんですね。

(被害者)
はい。

(ナレーター)
これは千葉県警のホームページで公開している実際にあった「電話de詐欺」の電話音声です。
現在、深刻な被害が続いている「電話de詐欺」。
平成29年10月末現在の県内の被害状況は、認知件数1,206件、被害額約20億円で、10月末現在の認知件数としては、統計開始以降、過去最悪となっています。
そもそも「電話de詐欺」とは、電話などでお金をだまし取る、オレオレ詐欺などの特殊詐欺を総称した、千葉県独自の広報用名称です。
オレオレ詐欺のほかには、架空請求詐欺、還付金詐欺なども、その代表的な手口です。

(千葉県警察本部 生活安全総務課 課長補佐 村上さん)
本年に入り、警察官、金融機関、百貨店等をかたって、「あなたの口座が不正に利用されている。キャッシュカードを一旦預かって、新しいものと交換する必要がある。」などと言って、
言葉巧みに暗証番号を聞き出したうえでカードを自宅などに受け取りに来る手口が急増しています。
とともに、暗証番号を聞き出す手口が急増しています。
電話で直接話しをしてしまうと、犯人は言葉巧みにお金やキャッシュカードを騙し取ろうと誘導してきますので、私は騙されないと思っている人でも知らないうちに騙されてしまいます。
これは犯人が「相手の言うとおりカードを預けないと自分に不利益がある、犯罪に巻き込まれる。」あるいは、「子どもが大変なことになってしまう。」と焦らせて、被害者の冷静な判断力を奪ってしまうとこが考えられます。
なお、「電話de詐欺」被害者の約3割は「手口を知っていたのに騙されてしまった。」と言っていることからいかに犯人の騙し言葉が巧妙になっているかが、おわかりいただけるかと思います。

(ナレーター)
こうした状況の中、民間企業でも「電話de詐欺」被害防止に力を入れています。
こちらの銀行では、ATMコーナーでの注意喚起のほか、今年から新しい取り組みを開始しました。

(千葉銀行 コンプライアンス部 大竹さん)
千葉銀行では、ATM操作に不慣れな高齢のお客様が犯人に騙されて、多額の振込をしてしまうということを防止するために
過去3年間に、ATMで振込みを行ったことのない70歳以上のお客様に対し、1日の振込み限度額を20万円と設定させていただいております。
私たちも様々な方法で「電話de詐欺」の防止に取り組んでおりますが、「キャッシュカードを渡さない」、「他人に暗証番号を教えない」といったことをぜひ、心がけていただければと思います。

(ナレーター)
また、その他の企業でも「電話de詐欺」被害防止の取組に賛同し独自の取り組みを行っています。
こちらの企業は、牛乳パックのパッケージに電話de詐欺防止啓発広告の掲載を行っています。
こちらの企業では、「家族de決めよう!合言葉運動」と題し、チラシ、シール、ポスターを作成、県内店舗で啓発を実施。
千葉県薬剤師会では、お薬手帳などに貼る電話de詐欺防止啓発のラベルシールを作成し、薬局で配付しています。

(CM音声)
STOP!電話de詐欺
あ、オレオレ!電話de詐欺は、電話de対策

(ナレーター)
そして、県では今年新たに「電話de詐欺」被害防止に向けたCMを2種類制作しました。

(CM音声)
STOP!電話de詐欺
あれ? もしかして違ったら・・・でも・・・何の手続きですか?
あなたの声かけで防げる詐欺被害があります。
千葉県民 その声かけでカクニンダー!

(ナレーター)
「電話de詐欺」の被害に遭わないようにするには、どのようにしたら良いのでしょうか?

(村上さん)
「電話de詐欺」の手口は複雑・巧妙化しておりますが、どんな手口であっても「電話、メール、はがきでお金の話をされたら詐欺!まずは警察や家族に相談!」と覚えていただくことが重要です。
また「そもそも犯人と会話しないことが、一番の被害防止である。」という点を踏まえ、ご家庭の電話機にひと工夫することも効果的です。
県警では、留守番電話設定やナンバーディスプレイの活用、警告録音機や迷惑電話番号拒否機能のついた電話機の導入などに関する広報を推進しています。
犯人と会話する機会を減らし、被害に遭いにくい環境を作りましょう。

(千葉県警通信指令課 巡査部長 石田さん)
はい、110番千葉県警察です。事件ですか? 事故ですか?

(ナレーター)
県内では、「電話de詐欺」以外にも様々な犯罪が起きています。
ここ、県警の通信指令室には、1日平均1600件もの110番通報があるそうです。
通信指令室の方に110番通報のポイントを伺いました。

(石田さん)
110番通報が緊急通報であるということについては皆さんご存知のこととは思いますけれども
実際、通報された経験のある方はあまりおられないのではないでしょうか?
その不安を少しでも解消するため、また、管轄する警察署の警察官をすみやかに現場に派遣するため、私たち通信指令課員が事件事故の発生時間や場所、また、犯人が逃走したような場合は犯人の特徴や逃走手段、方向などといった犯人検挙に必要な事項について順次通報者の方にお伺いして、通報のお手伝いをしますので、通報時には慌てず、焦らず、落ち着いてお話しください。

また、近年、事件事故以外で緊急の対応を必要としない相談事などに関する110番がとても増加しています。
緊急の対応を必要としない、各種相談事などは、警察相談ダイヤル#9110(しゃーぷきゅういちいちまる)までお願いいたします。

(ナレーター)
千葉県内では、どのような犯罪が多く発生しているのでしょうか?

(村上さん)
千葉県内の刑法犯認知件数は、平成14年に戦後最悪を記録しましたが、翌15年から14年連続して減少しています。
平成29年10月末現在では、44,274件と前年の同時期と比較すると3,282件 6.9パーセント減少しており、引き続き減少傾向を維持しております。

県民の皆さま方の身近で発生している空き巣、ひったくり、自転車盗、自動車盗については、10月末現在でいずれも前年の同時期と比較すると減少しております。
しかしながら、全国的に見ればいずれも高水準で発生しており、特に空き巣は1,616件、自動車盗は997件で、それぞれ全国ワースト3位という状況です。

(ナレーター)
まず、空き巣についてです。
空き巣被害に遭わないためには、外出するときには、必ず家の出入口、窓の施錠を確認することが大切です。
また、空き巣の犯人は「音」「光」「時間」を嫌います。
非常ブザーなどを活用して音を出したり、センサーライトや外灯などで敷地を明るく照らしたりする工夫や、玄関扉、窓などを防犯性の高い部品に交換したり、防犯カメラを設置するなど、犯人が家屋に侵入しにくい環境を作ることが大切です。

次に、自動車盗についてです。最近の被害状況を分析してみますと、約3割がキー付きで盗難被害に遭っています。
被害に遭わないためには、車を離れるときは少しの間でも必ず施錠することが大切です。
イモビライザやハンドルロックなどの盗難防止装置の活用や、照明が明るく、防犯カメラが設置されているような防犯設備の整った駐車場を選んでいただくようお願いします。

(ナレーター)
刑法犯認知件数が減少している中で、女性と子供が犯罪に巻き込まれるケースが増加傾向にあります。
そこで、県警では平成28年3月7日、専門的な知識と経験を有する女性職員による「よくし隊レディ『あおぼーし』」を立ち上げました。
『あおぼーし』は、結成以来、女性が数多く在籍する大学や企業で防犯講座などを実施しています。

この日は、JR松戸地区管内の女性職員を対象に防犯講話が開催されました。
「あおぼーし」の永田隊長に女性のための防犯ポイントを伺いました。

(よくし隊レディ「あおぼーし」隊長 警部補 永田さん)
「あ」は「歩きスマホはやめましょう!」です。スマートフォンを操作したり、イヤフォンで音楽を聴きながら歩くことは大変危険です。
「お」は「大声を出しましょう!」です。不審者などに声をかけられたりしたら、怯まず大声を出しましょう。
「ぼ」は「防犯グッズを活用しましょう。」です。防犯グッズは子供だけのものではありません。夜の一人歩きの際は、手に持っていつでも使用できるようにしておきましょう。
そして、「あおぼーし」の伸ばし棒です。エスカレーター、エレベーターでは周囲を警戒しましょうです。
最後は「あおぼーし」の「し」。「下着は室内に干しましょう!」「被害をすぐに知らせましょう!」です。

自分の身は自分で守る気持ちを持ち、自分が被害に遭うかもしれない、と思って日常を過ごしてもらえれば、被害を最小限に防ぐことが出来ると思います。
この時期は暗くなる時間も早くなります。特に子供や女性のみなさん、気をつけてくださいね。

(ナレーター)
犯罪のない地域社会を目指した活動はほかにも行われています。
こちらは移動交番車。現在、県内38の警察署に50台が配備されています。
その機動力を生かし、事件・事故の発生状況や地域の要望、さらには、イベント会場などを考慮して、移動交番を開設しています。

(千葉南警察署地域課移動交番係 巡査 福永さん)
移動交番では、交番と同様にさまざまな届出の受理やパトロール活動を行っております。
また、困りごとの相談にも対応していますので、お見かけの際は、お気軽にお立ち寄りください。

(ナレーター)
防犯ボックスは、地域住民の方々と市町村、県、県警が連携した効果的な防犯活動を行い、地域の防犯力を向上させる取り組みです。
防犯ボックスには警察官OBであるセーフティアドバイザーが勤務していて、子どもや女性の帰宅時における見守り活動や、防犯ボランティアとの合同パトロール、各種届出や急訴事案への一時的な対応などを行っています。
今年の4月に開所した酒々井町防犯ボックスに勤務するセーフティアドバイザーの伊藤さんにお話を伺いました。

(酒々井町防犯ボックスセーフティアドバイザー 伊藤さん)
4月にボックス開設以後、私たちは下校時のスクールガード、自治会との合同パトロール等、地域に密着した活動を行ってきました。
その結果、多くの住民の方々から、私たちに対して、「ご苦労さまです。」、「ありがとうございます。」との声をかけていただいております。
住民の方の防犯意識が高まっていると感じています。

(ナレーター)
犯罪のない地域社会を作るには、地域のボランティア活動も重要です。
淑徳イーグルアイズは、淑徳大学の学生が安心安全な環境づくりに貢献したいという考えのもと、平成22年6月に設立された、防犯啓発活動を行うサークルです。

(淑徳イーグルアイズ 代表 藤本さん)
イーグルアイズでは、主に徒歩、もしくは青色回転灯を装備した青パトに乗ってパトロールを行っています。
その他に千葉県警から要請を受けて地元住民の防犯意識を高める活動を行っています。

(ナレーター)
こちらがサークル所有のパトロール車。車に乗り込み周辺地域のパトロールに向かいます。

(藤本さん)
学生だと警察とは違って、そこまで住民の方たちに安心感を与えられることは少ないと思うんですけど、このパトロールをしている私たちの活動が少しでも住民の安心につながっているとしたら嬉しいなとは思っています。

(淑徳イーグルアイズ 小髙さん)
警察官を目指しておりまして事前にこういったパトロールなどを通じて経験をつみたいと思い入らせていただきました。

(淑徳イーグルアイズ 原さん)
こまめな警鐘というか、警告だったりとか、そういう小さな運動だと僕は思いますね。

(淑徳イーグルアイズ 浦沢さん)
普段から周りを見て、声かけしてみるというだけで、かなり犯罪っていうのは防げるかなというふうに思います。

(淑徳イーグルアイズ 西川さん)
大人の目があるような環境が一番必要なのかなの感じました。

(ナレーター)
酒々井町でも、地域住民による防犯活動が行われています。
しすい防犯パトロール「ブルドックス」防犯ボランティアの団体です。
設立のきっかけを会長の木内さんに伺いました。

(しすい防犯パトロール ブルドックス会長 木内さん)
酒々井は歴史があって、自然が豊かで、犯罪が少ない町であったんですが、ある時から犯罪が増加しだして、
その危機を実感した有志が集まって安全で安心な町を目標に防犯ボランティア団体を結成して現在まで15年間続いております。

(ナレーター)
ブルドックスの主な活動内容は、町内の小学校の朝の見守りや、防犯をうながすのぼり旗の設置、そして夜の町内パトロールです。
この日は、防犯ボックスのセーフティアドバイザーと一緒に合同パトロールが行われました。

(木内さん)
設立当時に比べまして、現在の町の犯罪件数は半分以下に減ってきておりますので、少しは安心・安全の町づくりに貢献できているのかと思っております。
このやりがいが、会員みんなの活動の原動力になっているものと思っております。

(ナレーター)
おしまいに、木内会長に今後の課題について伺いました。

(木内さん)
どこのボランティア団体も同じであると思いますが、
新入会員が少なくて、会員数が年々減ってきておりますので、今後の活動が難しくなっていくのではないかと
危惧しております。
我々ブルドックスは、町とですね協力してですね、これからも町の安全・安心に向かって活動をしていきたいと思っております。

(千葉県知事 森田健作)
いかがでしたか。
県では、今、ご紹介した防犯力向上の取り組みを今後も進めていきますが、一人ひとりが防犯意識を高め、オール千葉で力を合わせて取り組むことが一番大切です。
「自分たちのまちは自分たちで守る」という気持ちを持って犯罪のない、安全で安心なまちづくりを目指していきましょう。

(ナレーター)
番組を最後までご覧いただいた皆さんにプレゼントです。
「防犯グッズ」を抽選で5名の方にプレゼントします。
ご覧の必要事項と番組の感想を必ずお書き添えの上、ご応募ください。

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課放送・インターネット班

電話番号:043-223-2245

ファックス番号:043-227-0146

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