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更新日:平成28(2016)年12月19日

ウィークリー千葉県

ウィークリー千葉県平成28(2016)年12月17日放送分(特集)「養蜂のはなし」

掲載日:平成28年12月19日

気候が温暖なため、北国のミツバチの越冬地となっている安房地域。県内の養蜂家の取り組みやこだわりなどをご紹介します。

特集

動画の内容

(キャスター)
今週の特集は、「養蜂のはなし」です。
「養蜂」というのは、ハチミツを採ったり、花粉を採るためのミツバチを育てたりすることなんですね。

(リポーター)
はい。
人類とハチミツの関係は古く、およそ1万年前の壁画に、ハチミツを採る様子が描かれているんです。
県内では、東葛飾地域や安房地域が主な産地でとなっていまして、特に安房地域には、ミツバチの越冬のため県外から多くの養蜂家が集まります。
そこで今回は、館山市内の養蜂家を訪ねて、越冬するミツバチや、この地域ならではのハチミツなどについて取材してきました。

(リポーター)
11月下旬、青森県からやってきたミツバチが、南房総の地で放たれました。
冬の間、温暖な千葉県で過ごすミツバチです。
200万匹ものミツバチが、元気な羽音を残して大空に飛び出す様子は、この時期の南房総の風物誌といえそうです。

(リポーター)
ハチミツを採るために、ミツバチを飼育している養蜂家は全国にいますが、ここ南房総地域は、ミツバチの越冬地という少し特別な役割があります。

(リポーター)
館山市で養蜂業を営む尾形さんに、「越冬ミツバチ」についてお話をうかがいました。

(ひふみ養蜂園(株) 代表取締役 社長 尾形 玲子さん)
千葉県には、11月続々と蜂がやってくるんですけど、向こうはもう雪が降り始めますね。
ですからそのころから、11月、12月はじめぐらいに皆さん運び込まれて、冬を越して、ゴールデンウィークですね。
もう4月の下旬には、皆さん帰っていくっていう感じです。

(リポーター)
けっこうな期間…。

(尾形さん)
そうですね。
北国とこちらでは、春が1か月くらい早く訪れるんですよ。そうすると、女王蜂がどんどん産卵してくれるんですね。
そうすると一つの巣箱の中で、どんどん蜂の数が増えていって、お花が咲いて蜜がたくさん「採蜜」できる時期…、その時期に間に合うわけです。

(リポーター)
この暖かい千葉県というのは、ミツバチにとって最適な環境なんですね。

(尾形さん)
そうですね。
蜂にとってはもう、無くてはならない土地と思います。はい。

(リポーター)
尾形さんは、越冬に訪れたミツバチの受け入れの手伝いをすると同時に、たくさんのミツバチを飼育しています。
この時期の南房総ならではのハチミツを採っているということで、巣箱が置かれているこちらの蜂場(ほうじょう)に案内してもらいました。

(尾形さん)
この辺でいうと、春は菜の花、冬はとても珍しいんですけど、こういう「びわ」が咲いてくれるんで…。

(リポーター)
これが「びわ」のお花。

(尾形さん)
冬に咲くお花だし、蜂が働きづらい気温でもあるので、とても採るのが難しい「幻のハチミツ」なんですけど、まあ父のころからずっとこれを採りたいなっていうことで頑張って、これも最近やっと採れるようになってきました。
スプーンが無いから、これでなめてみますか?

(リポーター)
おーっ、なんてぜいたくなんでしょうか。

(尾形さん)
「びわ蜜をびわの葉っぱで食べる」と…ね。

(リポーター)
すごーい。

(尾形さん)
はい、どうぞ…。

(リポーター)
わー「びわ」の…、採れたても採れたてのハチミツ。

(尾形さん)
ここが開きますから。

(リポーター)
はい。さっと。はい。
じゃあ、いただきます。
うーん、「びわ」の香りしますね。

(尾形さん)
あと、すごく濃厚なんですね。

(リポーター)
こんなに風味が豊かなハチミツ、食べたことないです。
おいしい…、これはおいしい!

(尾形さん)
やっぱり蜜源が無いと採れませんね。ですから環境ですよね。
みんなで環境を大事にしてもらって、蜜源植物が毎年ちゃんと育って、蜜を吹くいいお花が咲いてくれる…、それが本当に私たちの願いですよね。

(リポーター)
今年1月、尾形さんはこだわりのハチミツをもっとたくさんの人に味わってもらおうと、カフェをオープンしました。

(尾形さん)
うちのハチミツを使いまして、テリヤキから酢の物、それから卵焼き、しょうがのお漬物、さらにご飯までハチミツを入れて炊いてます。

(リポーター)
もうハチミツづくしの…。

(尾形さん)
そうなんです。

(リポーター)
さっそくいただいても良いですか。
まず、やっぱりチキンから…、「照り」がいいですよね。
チキン、いただきます。
やわらかーい。
またハチミツなのでやさしいですね。

(尾形さん)
そうですね。
ハチミツを使うと、お肉がとてもやわらかくなるんですね。

(リポーター)
甘辛…、ぜったいご飯に合いますよね。

(尾形さん)
はい、甘くておいしいんですけど、カロリーは少ないんですよ。
しかも栄養がたっぷりなので…。このお野菜も地元のお野菜で、これもとてもいいんです。

(リポーター)
本当に彩りもきれいでね。シャッキシャキ。

(尾形さん)
このドレッシングもハチミツ使っているんですね。
この辺の「菜花」と、甘夏ミカンですね。それとうちのハチミツでつくっているんですね。

(リポーター)
具だくさん…。

(尾形さん)
はい。

(リポーター)
ハチミツっていうのは、ほかにもいろいろと応用がききますか。

(尾形さん)
ハチミツってとても何とでも相性が良くて、お醤油からお味噌から、なんでも合うんですね。
あとは本当にスイーツですよね。
うちは地産地消で、地元の良い素材と、うちのハチミツをコラボして、おいしくて体に良いものを、いろいろ開発して作っているんですけど、一番先に作ったのはジェラートなんです。
お砂糖を一切使わなくて、うちのハチミツだけで作ったジェラートなんです。はい。

(リポーター)
カフェの2階は、体験工房やクラシックのコンサートが行われる多目的スペース。
ここで「みつろうキャンドルづくり」を体験させていただきました。

(リポーター)
先生、これはどういうものなんですか?。

(みつろう体験講師 飯島 マルティーヌさん)
これはね、これとこれと結びつかないですよね。

(リポーター)
うん!

(飯島さん)
あのー蜂の巣なんですよね。
それをきれいにして、溶かしてこういうような物になります。

(リポーター)
溶かすと、これになる…。

(飯島さん)
そうです。
ただこれは、自然のものの中というよりも、蜂のお腹からの成分なんですよね。
蜂の大きさをみると、これをつくるために、無数の蜂の成分が(必要と)なっていますからすごく貴重なモノだと思いますね。

(飯島先生)
上の方が1センチ半とか2センチ…、隙間の無いようにしてみてください。
お上手ですね、いいですよ。

(飯島先生)
ほとんどのものが、個性が出てきますね。
「お花」では、一番、個性がはっきりしてくると思います。
そうすると、世界にひとつのものになるので、もう目でみて自分のものだという感動があると思いますね。

(リポーター)
できました…、かわいいですね。

(リポーター)
およそ1時間をかけて、世界に一つだけのキャンドルが出来上がりました。

(尾形さん)
ここに来なければ、体験できないことや、味わえないことがありますので、ぜひ皆さんに来ていただきたいなと思うのと、あとは、恵まれたこの千葉の気候の中で、働きバチもすごく働いているんですけど、私もそれに負けないように働いて、また皆さんに喜んでいただきたいなと思っております。はい。

(リポーター)
本当に今日はありがとうございました。

(尾形さん)
ありがとうございました。

(キャスター)
「幻のびわ蜜」に、ハチミツをふんだんに使ったお料理、どれもおいしそうでした。

(リポーター)
はい。
とれたての「びわ蜜」、びわを食べた時のあの芳醇な香りが、ふわっととう突き抜けるようで、とってもおいしかったです。
実は、国内に出回っているハチミツのうち、国産のものは5パーセントほどなんだそうです。
そんな環境が変化する中で、尾形さんは貴重な国産のハチミツにこだわって、毎年ミツバチを丁寧に育てているんです。

(キャスター)
それだけに「びわの花」から集められた南房総ならではのハチミツは、とっても希少価値が高い存在といえそうですね。

(リポーター)
そうですよね。

(キャスター)
ご苦労が、本当に非常に多いような気がしました。

(リポーター)
そう思います。
本当に手間がかかる仕事だと思いましたし、でもみつばちを愛するからこそ、出来るのだというふうに思いました。
尾形さんの作業する後ろ姿、とっても勇ましくてかっこよかったです。

(キャスター)
大変なこともあるかもしれませんが、これからの活躍に期待しています。

(リポーター)
はい。

(キャスター)
以上、特集でした。

続いて、食の宝庫ちば。
今回は「長ねぎ」です。

千葉県はねぎの産出額が全国第2位で、柏市や松戸市、山武市など県内各地で収穫されています。

ここ茂原市でも栽培が盛んで、収穫されたねぎは「長生(ながいき)ねぎ」と呼ばれ、色つやもよく甘いと評判です。

Q:茂原のねぎの特徴は?

(生産者 錦織正人さん)
茂原のネギは12月から2月頃が旬で、寒さにあうと葉が残り、甘みが増しておいしいネギです。

Q:ねぎの選び方は?

(錦織さん)
皮をむいた場合は、やっぱり白身がはっきりしているねぎと、ねぎの白い部分の切り口が白いものがいいですよね、赤いよりも。

(キャスター)
収穫されたネギは、直売所などに並びます。
この直売所では旬の野菜を販売しているほか、ねぎを使った加工品の販売も計画しているということです。

ネギは焼いたり揚げたり、また薬味として様々な料理に欠かせない食材です。
これから年末に向けて忙しい時期、風邪の予防や疲労回復に良いネギをたくさん食べて、元気に過ごしたいですね。

ちばの食材については、ホームページもご覧ください。

それでは、プレゼントです。

(リポーター)
今週は、「はちみつとドレッシング」のセットを3人の方にプレゼントします。

(キャスター)
ご応募は、はがきか番組のホームページからお願いします。
ご覧の必要事項と、番組の感想を必ずお書き添えください。

さて、来週は今年最後の放送となります。

(リポーター)
はい。
来週は、千葉県の様々な今年の動きや出来事の中から、県政10大ニュースをお伝えいたします。

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課放送・インターネット班

電話番号:043-223-2245

ファックス番号:043-227-0146

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