ここから本文です。

ホーム > 県政情報・統計 > 広報 > 千葉県インターネット放送局 > ウィークリー千葉県~ちばの旬な話題をお届け~ > 平成28年度のウィークリー千葉県 > ウィークリー千葉県平成28(2016)年9月10日放送分(特集)「下水道のはなし」

更新日:平成28(2016)年9月12日

ウィークリー千葉県

ウィークリー千葉県平成28(2016)年9月10日放送分(特集)「下水道のはなし」

掲載日:平成28年9月12日

9月10日は「下水道の日」。
終末処理場のリポートなどを通して、安全で豊かなくらしの実現のために取り組む下水道事業を紹介します。

特集

動画の内容

(キャスター)
今週の特集は、私たちの生活に欠かせない「下水道」についてですね。

(リポーター)
はい、下水道には、雨水管を通して、雨水をすみやかに川や海に流す役割と、汚水管を通して、家庭から出る生活排水などを処理場に送り、きれいな水にしてから川や海に流す役割があります。
ですから下水道の整備によって、雨水の浸水被害の軽減が図られますし、トイレの水洗化や衛生面の向上、川や沼、海などの水質保全が図られるんです。

(キャスター)
下水道は、安全なまちづくりや生活環境の改善という役割を担っているんですね。

(リポーター)
そういうことなんですね。
そして下水道には3つの種類があるんです。
公共下水道は、市町村単位で整備されている下水道です。
流域下水道は、2つ以上の市町村からの下水を受けて処理するため、都道府県が管理します。千葉県では、印旛沼、手賀沼、江戸川左岸流域の3流域で下水道事業が行われています。
そして、都市下水路は、市町村が雨水を排除するために整備し、浸水防止のための排水路として管理しています。
ちなみに、県内の公共下水道は、35市町村で整備が進められていて、その普及率は、平成28年3月末現在で人口比率72.8%となっています。

今回は、流域下水道を流れてきた汚水がどのように処理されているのかをリポートしてきました。

(リポーター)
千葉市美浜区に設置されている「印旛沼流域下水道」の「花見川終末処理場」。
美浜区と習志野市にまたがる「花見川第二終末処理場」と合わせ、印旛沼流域の12市・1町およそ129万人の生活排水や工場排水を処理しています。
ここ、花見川終末処理場の敷地面積はおよそ21ヘクタール。東京ドーム4.5個分に相当します。
この広い処理場で、どのような処理が行われているのでしょうか。
千葉県印旛沼下水道事務所の安元(やすもと)管理課長に案内してもらいました。

まず、印旛沼流域下水道と花見川終末処理場が設置された背景から教えていただけますか。

(千葉県印旛沼下水道事務所 安元 勉 管理課長)
昭和40年代、印旛沼は、流域の急速な都市化により水質が悪化し、貴重な水資源の保全が迫られていました。
そこで、印旛沼へ流れ込む汚水を減らすため、印旛沼流域下水道事業に着手し、下水道管と花見川終末処理場を整備してきました。

(リポーター)
先ほど、管理棟の屋上から処理場の全体を見させていただいたんですけれども、とっても広いんですね。
これだけの広さがあるということは、処理する汚水の量というのも相当あるんじゃないですか。

(安元課長)
花見川終末処理場では、1日約28万立方メートルの汚水を処理しています。これは学校の25メートルプール約800杯分に相当する汚水です。
これを1年間365日24時間絶え間なく排水基準をクリアした水を作って放流しています。

(リポーター)
汚水は、最初沈殿池、反応槽、最終沈殿池、塩素混和池という4つの処理施設を経て放流されます。
では、一つひとつの施設でどのような処理が行われているのでしょうか。

(安元課長)
ここが最初沈殿池になります。ここはポンプ棟で大きなゴミを取り除いた汚水がたどりつくところです。

(リポーター)
壁や屋根に覆われているんですね。

(安元課長)
ここにたどりつく汚水は、何も処理をしていませんので臭いがあります。この臭いを封じ込めるために建物の中に入れています。
そして、この広い上部をですね、有効利用するため、上には運動場を整備しています。そして一般の方に開放して利用していただいております。

(リポーター)
では、最初沈殿池ではどのような処理が行われているのですか。

(安元課長)
それでは見ていただきましょう。
汚水をゆるやかに流し、沈みやすい汚れを沈殿させた水を次の工程へ送っています。
ここは、最初沈殿池から流れ込んでくる反応槽になります。では、この中をご覧ください。

(リポーター)
泡が立ってますね。

(安元課長)
ここでは汚水の中に、活性汚泥と呼ばれるたくさんの微生物の入った泥をまぜ、空気を送り込んでかきまぜています。
ここで、汚水の中の有機物は微生物の餌となり、フロックと呼ばれる沈みやすい固まりになります。

(リポーター)
最終沈殿池では、汚れが浮いているように見えますね。

(安元課長)
ここではフロックが浮いているように見えますが、これでもう汚れと水は分離されています。ここからゆっくり流れて、フロックは沈んでいきます。

(リポーター)
最終沈殿池もここまで来ると、だいぶきれいですね。川を流れている水と同じくらいきれいな気がします。

(安元課長)
あの三角のところから水を集めて次の塩素混和池に流れていきます。

(リポーター)
こちらで最終的に消毒をしているんですね。

(安元課長)
ここ塩素混和池では、必要最小限の塩素を入れ滅菌し、川へ放流する水をつくっています。
沈殿や微生物によって汚れが取り除かれ、塩素によって消毒された処理水は、こんなにきれいになってから川に流されています。

(リポーター)
きれいになった水が川に流されるまでを見させていただきましたが、私たちでも、きれいな水を守るために、何かできることというのはありますか。

(安元課長)
はい、そうですね。処理場の施設を効率よく運転するためには、協力していただきたいことがあります。汚水が汚れていますと、処理に時間も費用も大変かかるものです。
まず、台所からは、調理くず、それから油は流さない。トイレに水にとけないものを流さない。そして洗濯洗剤は必要最小限使っていただいて、汚水を汚さないことが大変重要です。

(リポーター)
身近なところから気をつけたいですね。
ところで、処理の過程で出た汚れというのはどうなるんですか。

(安元課長)
あちらにプラントのような施設が見えます。汚泥を濃縮・脱水、そして焼却をするプラントの設備になります。
焼却灰は、セメント・コンクリート製品など建設資材に有効活用されています。

(リポーター)
汚れた水をきれいにするばかりではなく、資源も作り出しているんですね。

(安元課長)
あともう一つ、資源という点で見ていただきたいところがあります。

(リポーター)
はい、お願いします。

(リポーター)
きれいな池にトンボがいますね。

(安元課長)
ここは、場内に設けられた「トンボ池」といいます。ここでは処理水をオゾンなどで高度処理した水を使っています。
子どもたちの環境学習の場として活用されているんですよ。

(リポーター)
処理水が有効に利用されているんですね。

(安元課長)
高度処理された処理水は、幕張新都心にも供給されています。
噴水や幕張海浜公園の水撒きなどに利用されているほか、ホテルやオフィスビルの水洗トイレにも使われています。
また、処理水の温度は、外気と比べて夏は冷たく冬は暖かいという特性を生かし、海浜幕張駅北側では冷暖房のエネルギー源として使われているんです。

(リポーター)
ここの終末処理場は、下水をきれいにして川に流すだけではなく、水や泥、熱を再利用して、資源として使えるようにもしていってるんですね。

(安元課長)
はい、そうです。

(リポーター)
きょうは、下水道のおはなしを色々と聞かせていただき、ありがとうございました。

(安元課長)
ありがとうございました。

(キャスター)
私たちは知らず知らずのうちに水を汚してしまっていますが、それを最小限に抑えることがとっても大事なことですね。

(リポーター)
そうですね。安元さんの話にもありましたように、私たちの暮らしの中で出来ることは積極的に実践していきたいですね。

(キャスター)
私たちの暮らしを支える下水道。これからも大切に使っていきたいですね。

以上、特集でした。

(キャスター)
続いて、「旬のレシピちばの味」。
今回は「豚肉」を使ったレシピです。

千葉伝統郷土料理研究会猪野弘子先生に「ゆで豚のキュウリソース」を作っていただきます。
千葉県の「豚肉」生産額は全国第3位。旭市や香取市が主な産地です。
今回は、そんな「豚肉」を使って、さっぱりといただける一品を作ります。
鍋に豚モモ肉、長ネギの青い部分とセロリの葉を入れ、沸騰したらあくを取り、弱火にして30分ゆでます。
これをゆで汁ごと冷まし、粗熱が取れたら2ミリから3ミリの薄切りにします。
キュウリはすりおろし、長ネギとセロリの茎はみじん切りにします。
これをポン酢、ごま油と合わせソースを作ります。
細切りにしたレタスを皿に敷き、豚肉を並べてソースを掛ければ完成です。

(千葉伝統郷土料理研究会 猪野弘子さん)
野菜は水気が出るので食べる直前にあわせると良いでしょう。
また、生クリームを少し加えると一味変わった楽しみ方も出来ます。
みなさん、ぜひ、お試しください。

(キャスター)
ご紹介したレシピは「県民だより9月号」に掲載されています。
ちばの食材についてはホームページもぜひご覧ください。

それではプレゼントです。

(リポーター)
今週は、今が旬。甘くてみずみずしい鎌ケ谷産の梨を3人の方にプレゼントします。
ご覧の必要事項と番組の感想を必ずお書きの上、ご応募ください。

(キャスター)
みなさんのご応募お待ちしています。
では、来週のお知らせです。

(リポーター)
来週の特集は、「サンキュー?ちばフリーパス」の旅。
9月から利用開始になった県内周遊フリー切符とおすすめ情報をご紹介します。

(キャスター)
行楽の秋にピッタリですね。
では、今週の「ウィークリー千葉県」、このあたりで失礼します。

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課放送・インターネット班

電話番号:043-223-2245

ファックス番号:043-227-0146

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?