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更新日:平成28(2016)年9月5日

ウィークリー千葉県

ウィークリー千葉県平成28(2016)年9月3日放送分(特集)「地域の力で避難所運営」

掲載日:平成28年9月5日

災害時に生活の場となる避難所。県では、手引の作成や訓練などで、避難所の良好な運営が行われるよう取り組んでいます。避難所が円滑に運営されるための県や地域の取り組みを紹介します。

特集

動画の内容

(キャスター)
きょうの特集は、「地域の力で避難所運営」ということですが、
今年4月の熊本地震によって、現在も避難所で生活をしている方がいらっしゃいます。

(リポーター)
はい。
自宅での生活が出来なくて、学校などに開設された避難所での生活を余儀なくされています。

(キャスター)
その中で、避難所の運営や救援物資の提供の方法。また、車中泊によるエコノミークラス症候群などの問題もありました。

(リポーター)
今回は、避難所の運営について、防災訓練や地域での取り組みを取材してきました。

(リポーター)
大きな災害に見舞われたとき、被災者の安全と生活を守る避難所。
避難所のもつ役割や運営の在り方などについて、千葉県防災政策課の戸崎副課長に伺います。

(リポーター)
災害で家屋が倒壊したり、ライフラインが止まってしまった場合、被災者が頼るのはやはり避難所になりますよね。

(千葉県防災危機管理部防災政策課 戸崎将宏副課長)
はい。
災害発生時には、被災された方々への迅速な救援救護が必要となります。
また、災害によって自宅で生活ができなくなった方々のためには、早期に避難所を開設し、水や食料などの支援物資を提供することが重要です。
避難所は、市町村が場所を指定して開設します。千葉県内には学校など約2,200箇所が避難所となっています。

(リポーター)
今年4月の熊本地震でも、たくさんの避難所が開設されたと聞いていますが、問題点や課題は、どのようなことだったのでしょうか?

(戸崎副課長)
はい。
熊本地震の際に、県から物資の支援を行いました。
それと合わせて事務職員や医療関係者など、合計109人の人的支援を行いました。
派遣職員からの報告によりますと、日頃、避難所開設訓練を実施している避難所、こういうところでは運営が円滑であったと。
また、災害時の備蓄・事業継続計画、避難所運営マニュアルなど、そういったものが未整備であったために、初動対応が遅れたというケースもあったと聞いております。
他には、非常に多くの方が車の中で、車中泊をされたというケースがありまして、それによりエコノミークラス症候群の発生もあったと聞いています。
こういった避難所運営における問題点や、課題などを、我々としても改めて確認したところです。

(リポーター)
こういった熊本での教訓をふまえて、県ではどのように取り組んでいくんでしょうか。

(戸崎副課長)
はい。8月27日に行いました「九都県市合同防災訓練」の千葉県会場訓練におきましては、こういった熊本での教訓をふまえた避難所運営の展示を行いました。

(リポーター)
毎年、千葉県や東京都、千葉市や横浜市などの首都圏九都県市では、9月1日の防災の日の前後に、合同防災訓練を実施しています。
会場では、人命救助などの実働訓練、熊本の教訓を踏まえた避難所運営訓練などが実施されました。

プライバシーに配慮して、段ボールなどを使って間仕切りをした、居住スペースの設営。

普段よりも動く機会が少なくなる事で起こる、エコノミークラス症候群を予防するための体操。

高齢者・障害のある方に配慮した生活環境の工夫などの避難所体験。

大切な物資が、必要なところに迅速に届くように、仕分け・管理。

多くの被災者が生活をともにすることから、感染症予防のための手の洗い方。

物資の少ない避難所生活における育児の工夫などが実演されました。

(リポーター)
被災後の不安な気持ちの中で、他人同士が共同生活をする訳ですから、避難所というのは、やはりいろいろ大変なことがありますね。

(戸崎副課長)
はい。そぅですね。
県では、「災害時における避難所運営の手引き」というものを作成しまして、これをガイドラインとして、各地域の実情を踏まえた避難所ごとの「避難所運営マニュアル」を策定していただくよう、市町村にお願いしているところです。

大規模災害時には、市町村職員のみでは避難所運営、が困難になる場合があります。
そこで、避難者自身から成る避難所運営委員会なるものを組織して、運営のリーダーであったり、食料を担当したり、物資を担当する班長さんを選んでもらいまして、避難者はそれぞれ自分の役割りを果たしながら、避難所の運営を行っていくことが円滑な避難所の運営につながります。

(リポーター)
実際に地域で「避難所運営委員会」を組織している流山市の自治会を訪ねました。

(リポーター)
避難所運営にあたっての取り組みを教えていただけますか?

(流山市美田自治会 会長 元川忠久さん)
八木北小学校を避難所とする自治会は、7自治会あります。
世帯数でいうと約2,000。住民数でいうと6,000人を超えています。
7自治会で「避難所運営委員会」を組織しています。
組織としては、運営委員会の中で役員会、運営部、避難者班などを設置しています。
避難所の開設、運営、活動方針や行動内容などの「避難所運営マニュアル」を作成しています。
実際の訓練の時には、隣接する柏市の3自治会も含めて、10自治会で防災訓練や避難訓練などを行っています。

(リポーター)
訓練のもようと合わせ、避難所運営について話を伺いました。

(元川さん)
この体育館が避難所になる体育館です。大災害発生の場合には、避難者をこの体育館に誘導します。
災害発生時に、運営委員はこの体育館に集合します。そして、開設準備を始めます。
開設準備完了後、運営委員長が開設宣言を発します。

避難者の受け入れから始めます。
受付カードを作成し、要援護者、負傷者、乳幼児、あるいは高齢者の方の、割りつけスペースを確保して行きます。
一般の方には、自治会、町会、あるいは班ごとに区割りスペースを確保して行きます。
食料、飲料水、生活用品など、備蓄品の配布をまず行います。
行政に対して、MCA無線で救援物資の要請をします。

(リポーター)
美田自治会として、これからどんなことに取り組んでいきたいですか?

(元川さん)
地域の人の防災意識のレベルアップを図っていきたいと考えています。
避難生活が長期化することも考えられますので、その時に起こる様々な問題に対してどう対処していくか。
こういうことから具体的に考えて行きたいと思っています。

(リポーター)
災害に備えて、わたし達ができる最も大切なことは何でしょうか?

(戸崎副課長)
はい。
まずは、日頃から地域の防災訓練などに積極的に参加していただきたいと思います。
また、避難所で生活する際には、ご自身のできる範囲で積極的に避難所の運営に携わっていただきたい。

また、最低3日分の水や食料を備蓄して置いたほうがいいです。
ローリングストックといいまして、日頃から自宅で利用している食べ物や日用品を少し多めに買って置く。
そして、古いものから使っていくと災害時に当面の間、自宅で生活できる。そういったことを備えておく、これが出来るといいんではないかと思います。

(リポーター)
地震などの自然災害を避けることは難しいことです。
でも、被害を少しでも減らす「減災」は可能です。
みんなで、家族で「減災」に取り組んでいきましょう。

(キャスター)
万が一の大災害のときには、地域の人達が協力して行う、避難所運営がとても重要になるんですね。

(リポーター)
ご自身の地域の避難所を確認したり、訓練に参加するなど、日頃からの備えを万全にしてください。
また、県では、9月1日の防災の日に、新聞折り込みで、地震災害に対する事前の備えや発生時の対処法などを掲載した「ちば地震防災ガイド」を配布しました。

(キャスター)
この「防災ガイド」は、地域ごとに5種類あって、県のホームページにも掲載されています。
日頃の備えに役立てていただければと思います。

以上、特集でした。

(キャスター)
続いて、「食の宝庫 ちば」
今回は、「イセエビ」です。
全国屈指の「イセエビ」の水揚げ量を誇る千葉県。
中でも、いすみ市の沿岸は、「イセエビ」の住みかとなる岩礁地帯が広がる、豊かな漁場です。
早朝、漁から戻ってきた地元の漁師さんたちは、傷をつけないように「イセエビ」を網からはずし、大きさを選別します。

Q.いすみ市のイセエビの特長を教えて下さい
(夷隅東部漁業協同組合 管理課 最首重昭さん)
この沖に器械根と呼ばれる岩礁地帯が広がっていまして、そこで育った、色も、味も、とても良い、味わえば甘みが口の中に広がる美味しいイセエビです。

(キャスター)
水揚げされた「イセエビ」は港にある漁協直営の直売所などに運ばれます。
ここは、「イセエビ」をはじめとした新鮮な魚介や、水産加工品を取り揃え、隣接する食堂では、外房の海の幸を堪能できます。
また、いすみ市では、港の朝市の開催に合わせて「いすみイセエビまつり」を行います。
催し当日は、イセエビのつかみ取りなどイベントが満載です。
ぜひ、お出かけになってみてはいかがですか。

ちばの食材については、ホームページもご覧ください。
それでは、プレゼントです。

(リポーター)
今週は、「美田(みた) はちみつ入りゴーヤアイス」10個入りを、3人の方にプレゼントします。
番組に対するご意見とともに、はがき、または番組のホームページからお寄せください。

(キャスター)
皆さんのご応募、お待ちしています。
では、来週のお知らせです。

(リポーター)
来週の特集は、9月10日の「下水道の日」にちなんで、県の下水道事業をご紹介いたします。

(キャスター)
それでは、今週のウィークリー千葉県、このあたりで失礼いたします。

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課放送・インターネット班

電話番号:043-223-2245

ファックス番号:043-227-0146

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