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更新日:平成28(2016)年7月25日

ウィークリー千葉県

ウィークリー千葉県平成28(2016)年7月23日放送分(特集)「夏休みにおすすめ!ちばの博物館」

掲載日:平成28年7月25日

夏休みシーズンにあわせ、県立博物館の展示や体験企画などを展開する上での取り組みとこだわりなどを紹介する。

特集

動画の内容

(キャスター)
きょうの特集は、夏休みのお出かけにおすすめの博物館についてですね。

(リポーター)
はい。
県立中央博物館では、企画展「驚異の深海生物」が開かれていて、家族連れなど大勢の人で賑わっています。

(キャスター)
深海生物は、今ちょっとしたブームになっていますし、珍しい生物がたくさん見られそうですね。

(リポーター)
そうなんです。今回は、研究員の方にお話しを伺って、展示の見どころなどを取材してきました。

(リポーター)
千葉市中央区にある県立中央博物館。
千葉県の自然と歴史について学べる総合博物館です。
館内の常設展示は、「房総の自然と人間」をテーマとしていて、「房総の地学」、「房総の生物」、「海洋」、「生物の分類」、「房総の歴史」、「自然と人間のかかわり」に分かれています。
屋外に隣接する生態園では、房総の代表的な自然が再現されていて、動植物の生態を身近に観察することができます。

その中央博物館で、9月19日まで開催されているのが、企画展「驚異の深海生物-新たなる“深”世界へー」です。

(リポーター)
7月9日。あいにくの空模様にもかかわらず、多くの家族連れが参加し、チーバくんも駆けつけて、オープニングセレモニーが行われました。
セレモニーの後、館内では、研究員やチーバくんが、展示された深海生物について、訪れた方に解説していました。
実は、中央博物館の学芸員となったチーバくん。この夏は、千葉県の魅力が満載の展示室で、チーバくんが展示の見どころを紹介してくれるツアーが開催されています。

そこで私も、これから企画展「驚異の深海生物」に伺ってみることにしました。

(リポーター)
すごーい!

大きな「リュウグウノツカイ」の剥製や、「ダイオウイカ」のレプリカ、そしてたくさんの深海生物の標本が迎えてくれます。
今回の企画展を担当している駒井研究員に教えていただきました。

(リポーター)
こんにちは。よろしくお願いいたします。
それにしても、今回展示品の数、すごく多いですね。

(千葉県立中央博物館 駒井智幸 主任上席研究員)
大体400種の生物の標本を用意して、展示いたしました。

(リポーター)
深海とは、どれくらいの深さのことを言うんですか。

(駒井さん)
水深200メートルより深い場所からを深海と言っています。
なぜ、200メートルかなんですが、植物が生きていけるという、太陽の光が届かない、光合成ができない暗黒、水の重さがズシンとかかりますので高い圧力、冷たい水。1年中5度。

(リポーター)
このような世界に生きている生物がいるんですね。

(駒井さん)
そうですね。

(リポーター)
駒井さん、この顔どこかで見たことがあるような気がするんですけど。

(駒井さん)
「オオグソクムシ」。
「ムシ」と付いていますが、虫じゃない。これでも甲殻類、代表的なのはエビとかカニですね、それらの仲間と系統的には遠くない仲間。

とっても有名な「ダイオウイカ」。
これは模型なんですけど、ダイオウイカのカラー魚拓です。実物の標本からとった魚拓です。
あちらの方には、「リュウグウノツカイ」とか「サケガシラ」といった魚の剥製、実物です。

(リポーター)
こうした展示の準備は、開催ギリギリまで進められました。
迫力を体感してもらうため、一際大きなレプリカや剥製の展示にも工夫を凝らします。
準備には時間がかかりそうですが…。

(駒井さん)
準備自体は3年くらい前から。
今回力を入れたのは、水深2,000メートルより深い場所に生息する生物を紹介したいなと思って、標本の発掘などもやってきました。

(リポーター)
展示物の多くは、この企画展のために集められたものではなく、これまでに博物館が研究材料として収集してきたもの。日頃の研究成果が展示されているといえそうです。

(リポーター)
あっ、いました。見てください、ほら!
私の名前が入った、「チヒロダコ」発見です。この「チヒロ」というのは、どういう意味ですか?

(駒井さん)
一尋(ヒロ)約1.8メートル。で、千尋だと1,800メートルに相当します。それは深海を指す言葉として使われています。
今回の展示でも、「チヒロエビ」ですね、「チヒロウミユリ」という生物がいます。
で、「チヒロダコ」の仲間は墨を吐きません。普通タコといえば墨を吐くイメージがありますが、どうして墨を吐かないか分かりますか?

(リポーター)
えー、何かしら。

(駒井さん)
実をいうと、深海、光がない環境で墨を吐いても分からない。

(リポーター)
あっ、そういうことか!

(駒井さん)
それで、深海にすむタコは墨をはく能力を進化の過程で失ったという。

(リポーター)
おもしろい!

(駒井さん)
「チヒロダコ、墨を吐かない チヒロダコ」。

(リポーター)
はい。覚えました。深海生物を見る上で、名前の付け方というのを注目するのもおもしろいですね。

(駒井さん)
そうですね。
わたし、分類学者なので、学名といって学術的な名称があります。
ラテン語とか、ギリシャ語を使っているんですが、そういう名前を付ける機会が多い。
あと、日本産の生物はコミュニケーションを円滑にするために「和名」といって日本語の名前を付けることがあります。
それなりの由来とか。どこでとれたか。どんな形をしているかとか。
そういうことを色々考えて名前を付けて、いるんですけど、いい名前を付けるのがなかなか大変ですね。

(リポーター)
何かこちらのコーナーは、深海にいそうな不思議な生物がいっぱいですね。

(駒井さん)
何か変なものが多いですよね。棘皮動物と言って、ウニ、ヒトデ、ナマコ。
そういう仲間をここでは展示しています。やはりここで見ていただきたいのは、「ウルトラブンブク」ですね。
棘皮動物の仲間って、身体のつくりが「五放射相称」といって、五方向に相称にできていて、変わった身体の構造になっているんですけど、ナマコなど不明種が展示されていて。

(リポーター)
そういう不明なものが集まっているコーナー。

(駒井さん)
まだ分かっていないものが存在している。
ぜひ、誰か研究してくれる人が出てくれるとうれしいですね。

(リポーター)
ぜひ、これ解明してほしいですよね。
本当に不思議な世界ですね。

こちらは深海魚のコーナーなんですけど、ちょっと顔が怖い魚がいますね。
いろいろなコーナーがありますので、コーナーごとに楽しめますね。

(駒井さん)
順番とかにこだわらずに、どこから見ていただいても楽しめるものになっていると思います。

(リポーター)
最新の研究、調査の成果を紹介するコーナーでは、深海生物の生きた姿や、新種の深海生物の映像、最新の研究成果を見ることができます。
「驚異の深海生物-新たなる“深”世界へ-」は、9月19日まで開催しています。

(キャスター)
深海は未知の世界ですからね。普段もまず目にしないですから、とっても面白そうですね。

(リポーター)
はい。
不思議な姿をしていますので、最初、「えっ!」っと思うんですけれども、観ていると段々と可愛く思えてきて、深海生物の世界に引き込まれていくようでした。

(キャスター)
行ってみたいなー、と思いました。
そして、この他にも企画展に関連したいろいろな催しがあるということですね。

(リポーター)
はい。
県立中央博物館では、「もっと知ろうよ、深海生物」と題した特別講演会が、3回開かれます。
また、子ども達が楽しめる「深海の生きものをつくってみよう」「深海の生きものにさわってみよう」などが行われます。

そして、チーバくんと一緒に展示室を巡るツアーは、8月24日まで毎週水曜日に開催されます。
この他にも多くのイベントが用意されています。詳しくは、県立中央博物館のホームページをご覧ください。

(キャスター)
子どもたちから大人まで幅広く楽しめそうです。ぜひご家族で出かけてみてくださいね。

以上、特集でした。

(キャスター)
続いて、「食の宝庫 ちば」。今週は、「プラム」です。

色々な果物が出回るこの時期、千葉県産「プラム」も出荷の最盛期を迎えます。

果物狩りを楽しめる観光農園が集まる東金市松之郷(まつのごう)。
こちらの果樹園では、大粒で果汁が多く、「プラムの王様」と呼ばれる「貴陽(きよう)」や、甘みが強く果肉の赤い「ハニーハート」などの品種を育てています。
収穫は、実に傷をつけてしまわないよう丁寧に行われます。

Q 保存方法を教えて下さい
(高橋果樹園 園主 髙橋岑生さん)
たくさん手に入った時や何かね、どうしても一度に食べられないことがありますよね。そういう時はあの、冷蔵庫へ入れてほしくないんですよね。
常温で追熟してきますので、そういう形とられた方がね、賢明かと思いますよ。

(キャスター)
収穫した「プラム」は、その日のうちに地元の道の駅へ出荷されます。
ここは新鮮な農産物などを求める人で賑わい、敷地内にあるレストランでは、期間限定で「プラム」を使ったデザートも味わえます。

上品な甘さに、さわやかな酸味と香りが広がる「プラム」。疲労回復や貧血予防などに効果があるといわれ、暑い日にぴったりの果物です。

(キャスター)
ちばの食材について詳しくは、ホームページもご覧ください。
それでは、プレゼントです。

(リポーター)
今週は、取材の時に私も着ていた「深海生物Tシャツ」を、5人の方にプレゼントします。
MサイズかSサイズをご記入のうえ、はがき、または番組のホームページからお寄せください。

(キャスター)
では、来週のお知らせです。

来週は、「ちばで釣りを楽しもう~外房編~」を、お送りいたします。

それでは、今週のウィークリー千葉県、このあたりで失礼します。

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課放送・インターネット班

電話番号:043-223-2245

ファックス番号:043-227-0146

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