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更新日:平成28(2016)年6月20日

ウィークリー千葉県

ウィークリー千葉県平成28(2016)年6月18日放送分(特集)「夏の味覚 アワビ」

掲載日:平成28年6月20日

千葉県の貴重な水産資源である「アワビ」を守る、漁業者の取り組みについて紹介します。

特集

動画の内容

(キャスター)
特集です。
今週は、「夏の味覚アワビ」を紹介します。

(リポーター)
千葉県は全国有数の産地で、平成26年の漁獲量は、全国第2位となっています。

(キャスター)
全国2位!凄いですね。

(リポーター)
はい、まさに千葉県が全国に誇る水産資源となっていて、それを保護するために、漁業関係者は様々な取り組みを行っています。
今回は、県内でも有数の「アワビ」の産地、南房総市千倉町を訪ねてきました。

(リポーター)
南房総市千倉町。この辺りの海は、アワビの好物である、カジメやアラメといった海藻が多い事から、県内でも有数のアワビの産地となっています。

ここ千倉を含む、白浜・安房地域で獲れた「黒アワビ」は、「房州黒あわび」として千葉ブランド水産物に認定されています。

しかし近年、千葉県の「アワビ」の漁獲量は低迷しており、貴重な水産資源である「アワビ」を増やす為に、作り、育てる漁業、いわゆる栽培漁業をはじめとする様々な取り組みが行われています。

南房総市千倉町にある「東安房漁業協同組合川口種苗(しゅびょう)センター」を訪ねました。

(リポーター)
こちらは、どういった施設なんでしょうか?

(東安房漁業協同組合事業部蓄養殖課課長渡辺靖浩さん)
水産振興公社からアワビの稚貝を12月に購入して、海士(あま)さんが放流するまでの間、飼育しています。

(リポーター)
この水槽の中、全部アワビがいるんですか?

(渡辺さん)
そうです。

(リポーター)
だいたいどれくらい、いるんでしょう?

(渡辺さん)
その年によって違うんですけど、だいたい約40万個、今年はいます。

(リポーター)
飼育している「アワビ」を見せていただきました。
「アワビ」は夜行性の為、通常、水槽には覆いがしてあります。

(渡辺さん)
これが「アワビ」の稚貝です。

(リポーター)
小っちゃくても、しっかり「アワビ」ですね。

(渡辺さん)
はい。

(リポーター)
このサイズで、だいたい産まれてどれくらい経つんでしょうか?

(渡辺さん)
だいたい1年半ですね。

(リポーター)
「アワビ」は、何を食べるんですか?

(渡辺さん)
普通、海の中では、カジメやアラメ、あとテングサ、そういう海藻類を食べているんですけど、ここでは、ペレットを与えています。
そのペレットは、カジメを原料にして作られているんですけど、結構、高価なものなんですよね。

(リポーター)
「アワビ」の稚貝は、この施設で半年ほど大切に育てられ、3センチ程度の大きさになったら、5月から9月頃にかけて、種苗として海に放流されます。

(リポーター)
先ほど、こちらでは40万個ほどの「アワビ」を育てているとおっしゃっていましたが、そのなかで、実際に水揚げされるのは、どれくらいになるのでしょうか?

(渡辺さん)
魚に食べられたり、蛸に食べられたりして、だいたい生き残るのは2割くらいですね。

(リポーター)
う~ん2割ですか。やはり自然の中で生き抜くのは、大変ですね。

(渡辺さん)
そうですね。

(リポーター)
東安房漁業組合では、「アワビ」の種苗の放流の他にも、人工的に「アワビ」の住みやすい環境を作る取り組みも行い、資源管理に努めています。

放流された「アワビ」は、カジメやアラメが豊富な千倉の海で大きく育ち水揚げの時を待ちます。

そんな、千倉の海で育ったアワビは、伝統的な漁法「海士(あま)漁(りょう)」で捕られています。

千倉町海士連絡協議会の、山口会長にお話しを伺いました。

(リポーター)
今日の「アワビ漁」はいかがでしたか?

(千倉町海士連絡協議会会長山口美次さん)
最高でしたよ、今日は。

(リポーター)
たくさん獲れましたか?

(山口会長)
水揚げが今日は17キロぐらいです。

(リポーター)
お~っ、凄い!

(リポーター)
資源を保護するために、アワビ漁の期間は、4月1日から9月15日までと千葉県の規則で決められています。
その期間中であれば、漁期は各組合で決める事が出来ます。
ちなみに、東安房漁業協同組合では、昨年5月1日から9月10日までを漁期としましたが、実際に漁に出られたのは、わずか15日だけだったそうです。

(リポーター)
この辺りの海で獲れる「アワビ」の特徴を教えてください。

(山口会長)
この辺りで獲れる「アワビ」はね、肉厚でね、「王様」ですよ。

(リポーター)
山口会長は、海士漁をはじめて何年くらいになるんですか?

(山口会長)
昭和37年からやっていましてね、昔は「アワビ」たくさんいたんですけど、現在はね、少なくなっています。
だから、放流しなきゃ駄目なんですよ。
今、それでもって、輸採漁場を作ってあって、これからは、作って、育てて、採る漁場でなきゃだめなんですよ。

(リポーター)
輪採漁場とは、1年おきに「アワビ漁」を行う漁場を変える事です。
例えば、今年1番漁場で漁を行った場合、来年は2番漁場、再来年は3番漁場というように、3年周期で漁場を変え、資源管理を行っています。
そして漁で捕ることができる大きさも、12センチを超えるものと規則で決まっていて、放流した稚貝は、およそ3年でその大きさに育つそうです。

その他にも、千倉地区では、資源保護の為に、輸採漁場以外ではウェットスーツを着てはいけないなどのルールが設けられています。

(リポーター)
海士漁を行う皆さんにとって、「アワビ」とはどんな存在ですか?

(山口会長)
これがなきゃね、本当に生活はやっていけないと思うし、本当の宝物ですよ。

(リポーター)
海士漁によって水揚げされた「アワビ」は、漁協直営店などで販売されています。

また、地元には、獲れたばかりの新鮮な「アワビ」を食べる事が出来るお店もあります。
その中の一軒を訪ねました。

(マリンハウス六治郎山口勇治さん)
うちは直営の船を持っていて、新鮮な魚が自慢なんです。

(リポーター)
今日、ご用意してくださったのは?

(山口さん)
今日は「アワビの刺身」と、「肝焼き」をご用意いたしました。

(リポーター)
では、まず「お刺身」からいただきます。

コリコリという音、聞こえましたか?
口の中に入れた瞬間に、フワッと磯の香りが広がりました。
食感は、コリコリしていますし、とっても肉厚なんですが、柔らかいですね。

(山口さん)
こちら「アワビの刺身」は、「アワビ」本来の味が楽しめるようになっております。

(リポーター)
続いて、「アワビの肝焼き」なんですが

(山口さん)
コチラは「アワビ」の方を大根おろしで20分蒸しまして、肝の方を裏漉ししまして、昆布出汁、卵でのばして、とろみを付けたものをかけて焼いてある一品となっています。

(リポーター)
では、早速!
もう、身はふわふわで、それから肝のほろ苦さとコクが癖になりそうです。
こちら、お酒にもとても良く合いそうですね。

(山口さん)
こちら、日本酒に合うように作ってあります。
ぜひ、この夏は「黒あわび」を食べに、泊りがけで南房総に遊びに来てください。

(リポーター)
そうですね、ぜひ、皆さんにも味わっていただきたいですね。

(キャスター)
梅澤さん、おいしそうでしたね・・・

(リポーター)
はい、とてもおいしかったです。

(キャスター)
それにしても、4カ月半の漁期の間に、15日間しか漁に出られなかったと聞くと、高級食材というのも納得行くなと思いました。

(リポーター)
そうですよね。
さて、今回は、南房総市の「房州黒あわび」をご紹介しましたが、「千葉ブランド水産物」には他にも 「新勝浦市漁業協同組合」と「御宿岩和田漁業協同組合」の「外房あわび」。
そして、南房総市の「天然あわび海女の味噌焼き」が認定されています。

(キャスター)
「千葉ブランド水産物」に3品も認定されていて、「アワビ」が千葉県にとって貴重な水産資源である事が良くわかりますね。

(リポーター)
はい。
皆さんも、この夏はちょっと贅沢しをて、千葉県産の「アワビ」、味わってみてはいかがでしょうか?

(キャスター)
以上、特集でした。
続いて、「食の宝庫ちば」。今回は「なす」です。

日本で古くから親しまれてきた夏を代表する野菜「なす」。
千葉県では、匝瑳市や野田市、九十九里町などで栽培が行われていて、本格的な夏を迎えるこれからは、とても柔らかく、香りも強くなり、特に美味しくなります。

Q.お店で買う時のポイントは?
(生産者茂木宏之さん)
実の色、ツヤですね。この黒紫の部分が、とにかく光っていること、それからヘタがクセの無いことですね。

Q.保存方法を教えてください
(生産者茂木みつほさん)
冷蔵庫に入れてしまうと色が変わってしまうので、常温で保存という形が一番ベストなんですけど、そんなに長持ちする野菜じゃないんですよ、ですから、なるべく早めに使っていただいた方が美味しいと思いますけど。

(キャスター)
こちらで収穫された「なす」は、新鮮な食材が集まる地元の交流ターミナルなどに出荷されます。
直売コーナーには、生産者の顔が見える安全安心な農産物や、手作りのお惣菜など、地元一押しの品が揃います。
和・洋・中、問わず、色々な料理で楽しめる「なす」。
油との相性が良いので、一度さっと揚げてから調理すると甘みが増して、ぐっと美味しくなりますよ。

ちばの食材について、詳しくはホームページもご覧ください。
では、プレゼントです。

(リポーター)
今週は、「夏野菜の詰め合わせ」を、5名の方にプレゼントします。

(キャスター)
ご覧の必要事項と番組の感想を必ずお書き添えの上、ご応募ください。

(キャスター)
さて、「ウィークリー千葉県」そろそろお別れの時間となりました。
来週の特集も、梅澤さんのレポートですね。

(リポーター)
はい、千葉県内のビール工場を訪ねて、ビールの魅力やこだわりをご紹介します。

(キャスター)
それでは、今週はこのあたりで失礼します。

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課放送・インターネット班

電話番号:043-223-2245

ファックス番号:043-227-0146

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