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更新日:平成28(2016)年5月16日

ウィークリー千葉県

ウィークリー千葉県平成28(2016)年5月14日放送分(特集)「いすみ環境と文化のさと」

掲載日:平成28年5月16日

里山の緑や水辺など自然環境に恵まれ、多彩な小動物が生息する夷隅地域。
今回はいすみ市にある自然体験施設「千葉県いすみ環境と文化のさと」を紹介します。

特集

動画の内容

(キャスター)
今週の特集は、「いすみ環境と文化のさと」についてです。

(リポーター)
はい。
平成4年、当時の環境庁は「環境と文化のむら」という施設を全国に4か所に設置する方針を決めました。
「屋久島」や「八ヶ岳の南麓」などとともに、その地域として選ばれたのが、実は千葉県の夷隅(いすみ)地域なんです。

(キャスター)
「屋久島」などと一緒に…。
どうして、夷隅地域が選ばれたんでしょうか。

(リポーター)
はい。
こうした地域を選定する基準というのが、こちらです。

では、その基準をみたす「いすみ環境と文化のさと」…。一体どんなところなのでしょうか。

(リポーター)
千葉県の南東部に位置する夷隅地域。
夷隅川が流れ、田畑や丘陵地、草地など様々な自然環境に恵まれています。
豊かな自然の中で生活が営まれ、神社やお寺も数多く残されています。

まずは、「千葉県いすみ環境と文化のさと」の中心施設「ネイチャーセンター」を訪ねました。

(千葉県いすみ環境と文化のさとセンター 所長 須藤 雅彦さん)
「いすみ環境と文化のさと」は、たいへん自然に恵まれたこの「いすみ地域」を訪れる人々に、ここで育まれた自然と文化について、より深くふれていただくために設置された施設です。

今来ていただいている「ネイチャーセンター」。
ここはセンター地区と呼びますけれども、ここを中心としてですね、周辺に「照葉樹の森」「トンボの沼」、またですね「ホタルの里」…、このようにですね、7つほどの地区がありまして、全体を総称して「いすみ環境と文化のさと」というふうに呼んでおります。

(リポーター)
「ネイチャーセンター」では、いすみの自然やさとの文化について、展示や行事を通じて学ぶことができます。

(須藤さん)
この「いすみ地域」は、まだミヤコタナゴがですね、里山に生息している場所なんです。
かつては当たり前のように見られた魚だったんですが、現在たいへん減少してしまいまして、国の天然記念物や「国内希少野生動物種」に指定され、種の保存が図られている魚です。
このほかにも、こちらネイチャーセンターでは魚類や両生類などを展示しています。
この外には野外施設がありますので、せっかくですから外で観察してみませんか。

(リポーター)
いいですか。

というわけで、センター内にある水路に連れていってもらいました。

(須藤さん)
ここはゲンジボタルの幼虫がですね、暮らしている場所なんです。
それで夜になるとここ、6月の前半からですね、5月の後半から6月の前半に発光飛翔するですね、ゲンジボタルが見られます。

こうガサガサと逃げ込んでいるいるところを追い出してやるんですけれども…。
そうすると…。

(リポーター)
あー、いた! なにコレ。

(須藤さん)
ハゼの仲間なんですけれども、トウヨシノボリと、まあ図鑑には未だにトウヨシノボリと出ているようなものですね。
こちら、見えますか。透明な、ピョンピョン動いています。

(リポーター)
うわーっ、何…、エビ?

(須藤さん)
そうです。カワエビです、はい。
これ、種類はですね、ちょっとよく見てみないといけないので、ちょっと箱のほうに移してみましょうかね。

これはですね、テナガエビという…。

(リポーター)
「てながえび」?

(須藤さん)
大きくなるとですね、非常に手が長くて目立つんですけれども、この状態だとルーペ等で見ないとなかなか見づらいかもしれないですね。
上から見るとちょっとテナガエビらしいのがわかりますかね。
ハサミ腕が2本出ていると思います。

(リポーター)
本当だ!良く見える…、すごい!!

こちらは、また独特な雰囲気ですね。

(須藤さん)
そうですね。
マルバヤナギの、今は水没林となっています。
この季節は水位が高いものですからこういう状態なんですけれども、こういう湿地にも大変強い木なものですから、こういう景観を見せてくれています。

(リポーター)
そのほかに珍しい生き物は…?

(須藤さん)
はい、この上のほうにですね、水が湧きだしているような場所があるんですけれども、小さなトウキョウサンショウウオというサンショウウオがですね、産卵する場所になっています。

(リポーター)
では、行ってみましょうか。

(須藤さん)
ふだん親たちはこの森の中、落ち葉の下なんかで暮らしていて、なかなか目にすることはできないものなんですけれども、ここにですね、卵のあと「卵のう」なのですけれども、ここに袋状のものがあるのわかると思います。

これがそうですね。
たくさん、そこにまだ残っていると思います。

(リポーター)
本当だ…。

(須藤さん)
サンショウウオのいわゆる幼生ですね、両生類ですので生まれた後はですね、しばらくエラ呼吸で水中生活をしています。
その後、今度は上陸して肺呼吸になるわけですね。
肺で呼吸するようになって、森に帰っていきます。
またですね、このネットが目立つと思うのですけれども、最近増えているアライグマがですね、食べてしまうことを防ぐためにこうやって保護しているんですね。

(リポーター)
そうなんですね。

こちらには田んぼもあるんですね。

(須藤さん)
当センターの田んぼなんですけれども、4月30日にですね、ちょうど行事で田植えのイベントを行いました。
子どもたちも一緒に手で植えつけたものです。
「いすみ環境と文化のさとセンター」では、年間を通して様々な行事を行っていますが、先月末に行った田植え体験は人気です。
また、先ほどの水路では生きもの観察会を行っていて、今度は夏の7月24日・30日にですね、またイベントを行います。
ぜひ多くの皆さんにご参加いただければと思います。


(リポーター)
それでは、ここで点在するいくつかのスポットについてご紹介しましょう。

ここは、戦国時代に万木城という山城のあった丘です。
現在は、展望台から周囲の景観が一望できるほか、散策路が設けられ、野鳥の観察も楽しめます。

田園地帯のこの地域では、「ため池」があちらこちらに見られます。
こちらの「ふるさとの森」にも大小のため池があり、カモやサギなどの水鳥がやってきます。
神社を中心とした森の中には、イタチやタヌキなども住んでいるそうです。

ここ「トンボの沼」は、古くから農業用水として利用されてきました。
さまざまな水生植物が生え、水場を必要とする数多くの生きものが生息しています。

特に、トンボは、千葉県で生息する多くの種類を見ることができます。

(リポーター)
これは、今何をされているんですか。

(千葉県いすみ環境と文化のさとセンター 大曽根 正一さん)
今はね、縄を綯ってます。
縄綯(な)いです。

(リポーター)
縄綯い…、私もやれたりしますか?

(大曽根さん)
できますよ。
小学生もやってますので…。

(リポーター)
やってみてもいいですか?

(大曽根さん)
はい、どうぞどうぞ…。

はい、はい。回してください。

(リポーター)
あっ、こっち(ワラが)足りない。

(大曽根さん)
踏んで、踏んで!

(リポーター)
踏むのと(ワラを入れるのと)ちょっと大変だな。

(大曽根さん)
慌てなくていいですよ。
私ら小学生の頃、これやらないと遊びにいけなかったの。

(リポーター)
そうなんですか…、えーっ。

(大曽根さん)
お手伝いでね。

(リポーター)
お手伝いで、へーっ。
はい、止めます。

(大曽根さん)
はい、はい。立派にできましたよ。

(リポーター)
できましたか?

(大曽根さん)
はい、できました。

(リポーター)
本当だ、できてる。
この編んだ縄でどんな製品が(できるんですか)

(大曽根さん)
編んだ縄ではね…、まずこのムシロですよね、このムシロ。下に敷いてあるこのムシロ、これをムシロといいます。
これだって縄がないとできないし…。

(リポーター)
これは?

(大曽根さん)
ワラ草履…。
まあこうやって生活用品ですよね。
無くてはならない、全部ワラが基本で作っていましたよね。

(リポーター)
最後にこちら「いすみ環境と文化のさとセンター」の今後の展望について聞かせてください。

(須藤さん)
今ここにたたずんでいると鳥の声…、今ちょっとカエルは鳴き止んでいますかね。
でも、こういう生き物の声などに包まれていると、特に都会暮らしの方は大変リフレッシュできるんじゃないかと思います。

また多数開催しています行事などにご参加いただければ、自然や文化に関する様々な体験ができますし、さらに団体のご利用については私どもでプログラムの提供・ご提案ですとか、また講師の提供をしておりますので、ぜひですね、ご活用いただければと思います。

(キャスター)
里山の風景、いいですよね。思わず、足を運んでみたくなりました。

(リポーター)
はい。
なお、6月4日・5日のホタルの観察会ですが、こちらは大変人気がありまして、間もなく定員になりそうとのことです。
お問い合わせのうえ、申し込んでいただけたらと思います。

(キャスター)
さて、ゲンジボタルがたくさん生息し、大切に保護されているこの地域ですが、今月下旬にはホタルの里で「源氏ぼたる観賞の夕べ」という
イベントも予定されています。幻想的な光の舞をご覧になってみてはいかがでしょうか。
豊かな自然、こうした環境をいつまでも大切にしていきたいですね。

以上、特集でした。

続いて、「食の宝庫ちば」。今週は「たまねぎ」です。

(キャスター)
千葉県有数の「たまねぎ」の産地として知られる白子町。
ここでは温暖な気候やミネラルを含んだ砂地など、九十九里の恵みを活かした「たまねぎ」作りが盛んに行われています。

「たまねぎ」が完熟し、葉が倒れたら収穫のサイン。手で次から次へと引きぬいていきます。

(白子町玉葱出荷組合 組合長 片岡 喜男さん)
Q.白子町のたまねぎの特長は?

白子のたまねぎはみずみずしさ辛みが少ないことですね。水にさらさないでね、食べられますから、それが一番の特長ですね

Q.オススメの食べ方を教えて下さい

スライスしてかつおぶしですね、それにしょうゆをかけて、これが人気ですね。

(キャスター)
「たまねぎ」は農産物直売所やスーパーなどに出荷されます。地元で獲れた新鮮な食材が集まるこの直売所では、特産品の「たまねぎ」を
たくさんの人に味わってもらおうと全国へ発送も行っています。

「新たまねぎ」のシーズンは5月いっぱいまで。ずっしりと重いものはよりみずみずしいそうです。

ちばの食材について詳しくは、ホームページもご覧ください。
それでは、プレゼントです。

(リポーター)
今週は、白子町の「たまねぎ」を5名の方にプレゼントします。ご応募は、はがきか番組のホームページからお願いします。
ご覧の必要事項と、番組の感想を必ずお書き添えください。

(キャスター)
さて、来週の特集は?

(リポーター)
今年4月に、指揮者の山下一史(かずふみ)さんを音楽監督に迎えたニューフィルハーモニーオーケストラ千葉。
就任記念となる第99回定期演奏会を控え、県民に親しまれるオーケストラを目指す活動についてリポートします。

(キャスター)
それでは、ウィークリー千葉県、また来週です。

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課放送・インターネット班

電話番号:043-223-2245

ファックス番号:043-227-0146

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