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更新日:平成29(2017)年6月16日

ウィークリー千葉県

ウィークリー千葉県平成28(2016)年2月13日放送分(特集) 「歴史を感じるまち 関宿」

掲載日:平成28年2月15日

県の最北端にある野田市関宿を訪ね、関宿ゆかりの人物に関するスポットを紹介します。

特集

動画の内容

(キャスター)
特集です。
今週は番組の冒頭でもお伝えしましたが、野田市関宿です。

(リポーター)
はい、野田市関宿は、2003年に野田市と関宿町が合併して、野田市関宿となりました。
東は利根川を境に茨城県、西は江戸川を境に埼玉県に隣接している場所です。

(キャスター)
私は関宿と聞くと、千葉県立関宿城博物館を思い浮かべますが。

(リポーター)
はい、お城の形をした博物館ですよね。
では、なぜ関宿にお城があったのかご存知ですか。

(キャスター)
え、何でですか。
わからないです。

(リポーター)
木次さんが興味を持ってくれたところで、今回のレポートをご覧ください。

(リポーター)
野田市関宿を訪ねました。
野田市関宿が千葉県のどこにあるのかというとこちら。
「チーバくん」の鼻の部分なんです。
覚えやすいですよね。

(リポーター)
千葉県の最も北にある町、関宿。
最初に訪ねたのは、千葉県立関宿城博物館です。

(リポーター)
立派なお城ですね。
ここ関宿城博物館は、かつての関宿城を古い記録に基づいて再現したものだそうです。

(リポーター)
関宿にお城が、いつ頃、どうして築かれていたのでしょうか。
学芸課長の横山さんに伺いました。

(千葉県立関宿城博物館 学芸課長 横山仁さん)
関宿城は、今から500年以上前の1457年に築城されたと伝えられております。
その頃の関宿周辺は、利根川・渡良瀬川・常陸川の三大水系が集まっていて、関宿は水上交通の要になっていました。
武器や兵の移動が船を使って容易にできたことから、軍事的拠点として、この地に城が築かれたと思われます。
天守閣が建てられたのは、古い記録によると、江戸時代の四代将軍徳川家綱の治世、1671年とされています。
実際に関宿城があった場所は、当館から南へ500メートルほど離れています。

(リポーター)
そんな関宿、江戸時代には関宿藩が置かれ、江戸幕府の重要拠点とされていました。
この時代の関宿は、どのような様子だったのでしょうか。

(横山さん)
江戸時代になると、全国的に河川が整備され、関東では利根川や江戸川を利用した水運が発達し、川の港である河岸が誕生します。
関宿においても河岸が設置されます。
東北から銚子を経由してここを通り江戸に至るなど、物流の拠点として栄えていました。
利根川・江戸川の水運の主役だったのが、こちらの高瀬船です。

(リポーター)
こちらの高瀬船ですが、実際にはどれくらいの大きさだったのでしょうか。

(横山さん)
船の長さは最大のもので30メートル近くあり、1,300俵の米俵を積むことが可能だったと言われております。
これは実際に使われていた高瀬船の帆です。

(リポーター)
ずっと上まで続いていますね。

(横山さん)
はい、長さが約14メートルあります。

(リポーター)
えっ、14メートルもあるんですか。

(横山さん)
はい。

(リポーター)
帆の長さに驚きながら階段を上って、最上階の展望室へ。
わー凄い、開けているんですね。

(横山さん)
そうですね。

(リポーター)
あちらに見える山は何ですか。

(横山さん)
あれは日光連山で、一番高い山が男体山です。

(リポーター)
あの白くなっている部分は雪。

(横山さん)
雪です。

(リポーター)
綺麗ですね。

(横山さん)
そうですね。

(リポーター)
天候に恵まれれば、展望室からは、利根川・江戸川の流れをはじめ、筑波山や富士山など、関東平野を取り巻く山並みを見ることができます。

(リポーター)
千葉県内でこんな景色を見ることができるのは、関宿ならではじゃないですか。

(横山さん)
利根川や江戸川の歴史などの展示にふれてから眺めると、また、違った視点でこの景色を楽しめると思います。

(リポーター)
続いて訪ねたのは、野田市鈴木貫太郎記念館。
鈴木貫太郎さんは、終戦時に内閣総理大臣として活躍した人物で、映画や書籍でおなじみの方も多いと思います。
館内を「むらさきの里野田ガイドの会」の芝田さんに案内していただきました。

(リポーター)
芝田さん、こちらに展示されている品々はどういったものなのでしょう。

(むらさきの里野田ガイドの会 芝田栄太郎さん)
第42代内閣総理大臣鈴木貫太郎さんの遺品やゆかりの品々です。

(リポーター)
鈴木貫太郎さんは、どういった人物だったのでしょうか。

(芝田さん)
鈴木貫太郎さんはですね、1867年に関宿藩士の長男として生まれました。
そして、1872年にこの関宿に移り住みました。
そして、地元の小学校に通っていました。
鈴木貫太郎記念館は、旧家の隣に建っております。
鈴木貫太郎さんは、17歳の時に海軍兵学校に入学しまして、日清・日露戦争に活躍しまして、海軍大将になられました。
その後、侍従長になられまして、二・二六事件を体験しています。
その時に負傷を負いましたけれども、無事生還しております。
鈴木貫太郎さんは、1945年に史上最高齢で内閣総理大臣になった方です。
そして、ポツダム宣言の受諾を決めた8月14日の御前会議をとりまとめた方であります。

(リポーター)
終戦処理の大任を果たした鈴木貫太郎さんは、80才の時に郷里・関宿に戻ってきたそうです。

(芝田さん)
関宿に戻った鈴木貫太郎さんは、酪農経営が農業経営に役立つのではないかと思って、青年たちに酪農経営をものすごくすすめました。
それが、現在もこの関宿に酪農家が点在していることになっています。

(リポーター)
鈴木貫太郎さんは、関宿の皆さんの将来のことまで考えていらっしゃったんですね。

(芝田さん)
そうですね。

(リポーター)
続いては、「近代将棋の父」と呼ばれる人物ゆかりの場所を訪ねました。

(リポーター)
こちらが「近代将棋の父」と呼ばれる関根金次郎さんですか。

(野田市将棋専門委員 松尾師孝さん)
はい、そうです。
十三世名人の関根金次郎です。

(リポーター)
この対局しているお相手の方はどなたですか。

(松尾さん)
関根金次郎の永遠のライバルと言われている阪田三吉・八段です。
2人は数多くの名勝負を繰り広げて、将棋界を盛り上げたそうです。

(リポーター)
関根金次郎さんは、なぜ「近代将棋の父」と呼ばれているんでしょうか。

(松尾さん)
将棋界は江戸時代から家元制というのを採用していまして、そこから名人を選出していたのですが、その当時は終身名人制という制度を採用しておりました。

(リポーター)
終身名人制というのは、どういった制度なのでしょうか?

(松尾さん)
一度選ばれた名人がお亡くなりになるまで、次の名人が決まらないという制度でございます。
しかしながらですね、関根名人は生きている間にその終身名人制を改革しまして、実力名人制という制度に改革しました。
現在の短期実力名人戦の基礎を築きました。
また、多数の弟子を育成しまして、将棋界に影響を与えたことから「近代将棋の父」と呼ばれております。

(リポーター)
関根金次郎さんは、ここ関宿町とどのような関係が。

(松尾さん)
昔、関宿町役場がありまして、東宝珠花村というところで関根名人は生まれ育ちました。
小さい頃から将棋が強くて、近隣ではかなう人がいませんでした。
その当時、天才少年の事を○○小僧と呼んでいまして、関根名人は、宝珠花小僧というふうに呼ばれていました。

(リポーター)
将棋の世界で、こんなにも有名な方が千葉県野田市関宿の出身だということを今日初めて知りました。

(松尾さん)
関根名人ゆかりの地にですね、関根名人記念館ができまして、これからも資料収集に努めまして、将棋の情報発信基地として活用していきたいと思っています。

(リポーター)
これからますます楽しみですね。
今日はありがとうございました。

(松尾さん)
ありがとうございました。

(キャスター)
関宿は交通の要衝だったんですね。
そして、鈴木貫太郎さんに関根金次郎さん。
関宿ゆかりのお二方の業績は、今も地元に息づいていますね。

(リポーター)
はい、地元出身の関根金次郎さんを称えて、毎年5月に「関宿城将棋大会」も開催されています。
また、記念館には対局室もあって、どなたでも気軽に将棋に親しめるようになっています。
そして、鈴木貫太郎記念館で案内してくださった芝田さん。
芝田さんの所属する「むらさきの里野田ガイドの会」は、野田市内の史跡・施設・建物などを無料で案内してくれるボランティア団体です。
ガイドのお申込みやお問合せは、ご覧のところまでお願いします。

(キャスター)
地元の方に案内していただくと、また新しい発見がありそうですね。
皆さんも「歴史を感じるまち関宿」を訪ねてみてはいかがでしょうか。
以上、特集でした。

(キャスター)
続いて、「今が旬ちばの食材」。
今回は「レタス」です。
シャキッとした食感が人気の「レタス」。
千葉県産は冬に旬を迎えます。
千葉県では、袖ケ浦市のほか、各地で「レタス」の栽培が行われていて、圃場では、大きさの揃った肉厚な「レタス」が収穫されていきます。
冬の「レタス」は、より瑞々しくて美味しいそうです。

(袖ケ浦露地部会 有原努さん)
切り口の部分がですね、この部分が赤くなっていると、日が経っているものが多いので、白や透明感がある方が新鮮だと思われます。
なるべく寒い所に置くっていうんですかね、ちょっとこう、暖房がかかっていない所に置いておけば、で、袋に入れておいて今持っている水分が飛んで行かないように保存しておいてあげれば良いと思います。

(キャスター)
鮮度が大切な「レタス」は、収穫後、すぐに農産物直売所などの店頭に運ばれます。
ここは「レタス」をはじめとした新鮮な野菜や、地元の特産品を求めるお客さんで賑わう直売所です。
色々な食べ方がある「レタス」。
ご飯とお好みの具材を「レタス」で巻いた手巻き寿司もおすすめですよ。
ちばの食材については、ホームページもご覧ください。
それでは、今週のプレゼントです。

(リポーター) 
今週は、野田市関宿の名物「手焼き煎餅」を3名の方にプレゼントします。

(キャスター)
ご覧の必要事項と番組の感想を必ずお書き添えの上、ご応募ください。
さあ、「ウィークリー千葉県」。
そろそろお別れの時間となりました。
来週の特集は、「江戸前の味を守る」と題しまして、一度絶滅した本ハマグリの復活に向けた取り組みなどを紹介します。
それでは、今週の「ウィークリー千葉県」、このあたりで失礼します。

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課放送・インターネット班

電話番号:043-223-2245

ファックス番号:043-227-0146

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