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更新日:平成29(2017)年3月2日

ウィークリー千葉県

ウィークリー千葉県平成27(2015)年9月26日放送分(特集) 「あきまつり」

掲載日:平成27年9月28日

「あきまつり」

特集

動画の内容

(キャスター)
「特集」です。
県内でも、たくさんの地域であきまつりが開催されていますね。
さあ、中川さんが、今回取材して来たのは?

(リポーター)
はい、千葉県の無形民俗文化財にも指定されている「下総三山の七年祭り」です。
このお祭りは、安産と子育てを祈願するもので、船橋市の三山にある二宮神社を中心に船橋市・八千代市・千葉市・習志野市の4つの市から
9つの神社、9社の神輿が集まり、盛大に行われます。
祭りは、今から560年以上前の室町時代から始まったとされていて、
丑(うし)年と未(ひつじ)年の6年ごとに開催。
数え年で7年ごとになることから、「七年祭り」と呼ばれています。
そして、今年は未(ひつじ)年、6年ぶりの祭りの年です。
特徴的なのは、二宮神社が父、子安(こやす)神社が母、時平(ときひら)神社が長男、高津比咩(たかつひめ)神社が姫君などの役割があることです。

(キャスター)
子守に産婆、伯父に叔母の役割の神社もあるんですね。
正に、安産と子育てのお祭りらしい役割ですね。

(リポーター)
はい。今回の「下総三山の七年祭り」は、9月の「小祭」と10月31日~11月2日までの「大祭」、そして「大祭」のあと、各神社が地元へ帰って行う「花流し」に大きく分けられます。
そして、私が取材してきたのは、9月13日に行われた「小祭」です。
「小祭」の意味や、氏子達の祭りに対する思いなどを取材してきました。
それでは、ご覧ください。

(リポーター)
9月13日、「小祭」当日。朝5時30分。二宮神社に氏子たちが集まってきました。
朝6時、神輿が神社を出発します。
前の晩に、神社の本殿から、御霊を遷した神輿が、町内を練り歩く、神輿渡御の始まりです。

神輿渡御の行列は、なんと、総勢700名を超えます。
行列の前方は、天狗の面の猿田彦(さるたひこ)、榊の台車や山車など、道を清め先導する人々400名ほどです。
後方は、神職以下、神輿など、300名以上が続きます。
40人余りの舁夫(かきふ)と呼ばれる担ぎ手が、神輿を次々と交替で担ぎながら練り歩きます。
実は、二宮神社の氏子である三山の人達は、11月の「大祭」では、9社の神輿行列の世話役に徹する為、二宮神社の神輿は、隣町の藤崎と田喜野井の人たちが担ぎます。
そのため「小祭」は、三山の人たちが神輿を担げる貴重な機会です。
神輿の担ぎ手を統率するのは、舁夫長。舁夫長の指示によって、神輿の担ぎ方が変わります。
神輿の担ぎ方で、一番盛り上がるのは、「差しもみ」と呼ばれるもの。
神輿を2回上げ下げして勢いを付け、 3回目に頭上に神輿を差し上げます。勢いがよければ神輿は宙に舞い、観衆から喝采が起こります。

行列が御神酒所に到着しました。神輿は、御神酒所の中に入り、もまれた後、御幣を立てた盛り砂の小塚に納められます。
御神酒所では、700名にも上る神輿渡御の行列の接待が行われます。
これには、神様と行列一行が、共に食事や酒を酌み交わし、祝祭の宴をくり広げるという意味があるのだそうです。
「小祭」では、町内の主だった場所、12カ所に御神酒所が設けられ、渡御行列は、祝祭の宴をくり広げながら、丸一日かけて練り歩きます。

行列の通り道は、この辺りが田畑の中の集落だったころの道をたどります。

こちらは、神揃場と呼ばれる場所です。まもなく神輿渡御の行列が、到着するという事で、こちら会場には大勢の観客の方が集まっています。
神揃場は、三山に集う神々の御旅所で、「大祭」の時は、ここに二宮神社を含む9社の神輿が集まります。

(リポーター)
二宮神社の氏子の方たちにとって、「七年祭り」とは、どういうものなんでしょうか?

(寅待会 平成27年度舁夫長 土橋敬治さん)
もう、本当に生きがいですね。
これのために、氏子連中「寅待会」というのもあるし、その会の保存のためにも、代々受け継いでいきます。

(リポーター)
伝統を守っていくための苦労というのも多いと思うんですけれども、いかがでしょうか?

(土橋さん)
本当に、自分の子どもたちにも受け継いでもらいたいんだけど、氏子の数がだんだんと減っている状態なんですよ、現実として。
親を見て、こうやって祭りに参加して一緒に出てくれれば、自然と体がお祭り人間になってきます。子どもたちが参加してくれるっていうのは本当に一番ですよね。

(リポーター)
三山の方達にとっての「小祭」とは、どういったものでしょうか?

(土橋さん)
三山の人たちの本祭りですよ。
11月の「大祭」は、三山だけじゃなくて、習志野・八千代・千葉、その地域みんな交えての祭りになるので、その時は、三山の人たちは接待にまわるわけなんですよ。御神輿をじかにこうしてかつぐのが、この9月の小祭なんです。だから、私らは、それが本祭みたいなものですよ。

(リポーター)
お祭り参加してみていかがでしょうか?

(お囃子連の方)
最高です。

(お囃子連の子どもたち)
楽しいです。

(先導役の方)
楽しいですよ。6年待ったかいがありましたね。

(地元の氏子家族《親》)
生まれたのが前の「七年祭り」の時で、ちょうど今年、年とって参加できた。

(リポーター)
お祭り参加してみてどうですか?

(地元の氏子家族《子》)
楽しいです。

(リポーター)
大きなお祭りが地元にあるというのは?

(地元氏子女性)
うれしいです。ここに生まれてよかったです。

(リポーター)
こちらは二宮神社前です。朝出発した神輿が、ご覧ください、あの辺りまで帰ってきています。

二宮神社に到着した神輿は、一度拝殿前に安置され、同じ二宮神社の氏子である、藤崎・田喜野井の人達に引き継がれます。

この後、前の晩に神輿に移した御霊を、本殿に還す「御霊還し」を行い、神輿は神輿殿に納められ、「小祭」は終了します。

(リポーター)
「小祭」だけを見ても盛大で、都市化した地域にありながらも、はるか昔から続いているお祭りを、今に伝えている氏子達の、熱い思いというものか、非常に伝わってきました。

(キャスター)
そして、子どもたち大勢参加してましたね。安産、子育て祈願のお祭りということですが、子どもたちがこうして沢山参加することで、伝統が受け継がれていくんですね。

(リポーター)
はい。先程のあの神輿の中には、晒が詰められていまして、安産のお守りとして、氏子の皆さんや、縁者に渡されるそうです。

(キャスター)
いいですね。
この祭り、子どもたちの健やかな成長への願いが込められていますからね。「大祭」も楽しみですね。

(リポーター)
はい、盛り上がりそうですよね。
前回の「大祭」の映像がありますので、ちょっとご紹介します。

初日には、習志野市の禊場で禊式が行われます。
これは、大祭参加者が身を清める神事で、二宮神社の神職、氏子、関係者一向が参加します。

そして、2日目に行われるのは、「安産御礼大祭」。
9つの神社から出発した神輿が、神揃場に集まります。
大祭では、神揃場や二宮神社までの沿道に、桟敷席が設けられ、ひいきの神輿におひねりを投げて、祭りを楽しむ人々の姿も見られます。

神輿を受け入れる三山の氏子たちは、御神酒所で接待を行います。
前回は、16カ所の御神酒所を設置しました。

9社の神輿は、二宮神社へ向かい、昇殿参拝を行います。

そして、翌日、3日目の早朝、昔、海岸があった千葉市の幕張地区で、
「安産祈願」の神事「磯出式」が行われます。

祭りでは、安産のお礼をしてから安産祈願をするので、「三山の祭は後が先」と言われています。

そして、二宮神社から帰った9社が、それぞれの地域で行う祭りが「花流し」です。

(キャスター)
「大祭」はまた、スケールが大きいですね。

(リポーター)
はい。ちなみに前回の「大祭」は、10万人の人出だったそうです。
「大祭」の期間中は、交通規制が行われますのでご注意ください。
このお祭りについては、二宮神社のホームページで詳しく紹介しています。

(キャスター)
さて、県内では、これから他の地域でも、あきまつりが開催されます。
少しご紹介しましょう。
明日、27日は、鴨川市の「吉保八万神社の流鏑馬」が、
そして「佐原の大祭 秋祭り」が、10月9日から11日までの3日間。
そして、10月17日には、館山市で「南総里見まつり」が。
10月17日と11月23日には、南房総市の高家神社で「庖丁式」が行われ、
10月24日・25日には、「成田弦まつり」が開催されます。

皆さんもこれを参考に、あきまつり楽しんでくださいね。
以上、「特集」でした。

(キャスター)
続いて、「今が旬 ちばの食材」。
今回は「落花生」です。

千葉県の特産品として知られる「落花生」。知名度だけでなく、生産量、品質も、日本一を誇っています。
「落花生」の生産が盛んな千葉県では、今の時期、加工されていない生の「落花生」がお店に並びます。
「落花生」は黄色の花が咲き、その花の茎が地中に潜って実になる不思議な植物。
千葉県で多く栽培されている品種は、風味が豊かな「千葉半立」や粒揃いの良い「ナカデユタカ」、甘みのある「郷の香」に、大粒な「おおまさり」など、それぞれ優れた特長がある美味しい「落花生」です。

Q.袖ケ浦市の落花生の特長は?

(ゆりの里出荷者協議会 会長 山口武夫さん)
A.よく肥えてる土ですから、落花生も良い落花生ができます。

Q.オススメの食べ方は?

(山口和子さん)
A.茹でていただいて食べるのが、一番美味しいです。

Q.ゆで落花生の保存方法を教えて下さい

(山口和子さん)
A.保存はね、冷凍すると長く持ちます、(食べる時は)自然解凍すれば美味しく食べられます。

(キャスター)
これからの季節、「落花生」を積み上げた「ぼっち」が並ぶ風景は、千葉県の秋の風物詩です。
全国に誇る千葉の落花生を、ぜひ召し上がってみて下さい。

ちばの食材について、詳しくはホームページをご覧下さい。
それでは、プレゼントです。

(リポーター)
今週は、「千葉県のご当地レトルトカレー」をセットで、5名の方にプレゼントします。

(キャスター)
ご覧の必要事項と番組の感想を必ずお書き添えの上、ご応募ください。

さあ、「ウィークリー千葉県」そろそろお別れの時間となりました。
来週の特集は、「ひとり親家庭等サポートプラン」をお送りします。
それでは、今週のウィークリー千葉県、このあたりで失礼します。

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課放送・インターネット班

電話番号:043-223-2245

ファックス番号:043-227-0146

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