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更新日:平成29(2017)年3月2日

ウィークリー千葉県

ウィークリー千葉県平成27(2015)年8月1日放送分(特集) 「博物館のこだわり~房総のむら編~」

掲載日:平成27年8月3日

「博物館のこだわり~房総のむら編~」

特集

動画の内容

(キャスター)
続いて特集です。
今回は「博物館のこだわり」。
千葉県には県立の博物館として8つの施設がありますが、それぞれこだわりがありそうですね。

(リポーター)
はい。県内の博物館は、千葉県ゆかりの美術資料を集めた「県立美術館」、房総の歴史や自然をテーマとする「県立中央博物館」など、それぞれのテーマで展開されています。
いずれも芸術や自然、文化、歴史、産業などを楽しく学んでもらうための場としていろいろなこだわり、工夫があります。
今回は、参加体験型の博物館として人気の「房総のむら」へ行き、こだわりをキーワードにリポートしてきました。

(リポーター)
成田国際空港にほど近い、印旛郡栄町にある房総のむら。
敷地面積およそ51ヘクタール、東京ドーム11個分程の広さを誇り、古墳群が広がる風土記の丘エリアと江戸時代から明治時代にかけての商家の街並みなどが再現されたふるさとの技体験エリアという2つのエリアがあります。
今回はこちら、ふるさとの技体験エリアでこだわりを探していきます。

(リポーター)
まずは、にぎわう町場を再現している、商家の町並みです。
こちらのグループ長の福田さんにお話を伺います。

(リポーター)
街並みがとってもリアルで、タイムスリップしたような気分になりますね。

(房総のむら 商家グループ長 福田久さん)
そうですね。こちらの町並みは、香取市の佐原の街をイメージして作られております。
建物につきましては、再現したものもございまして、こちらは成田山新勝寺の近くにあります大野屋さんという旅館をモデルにして作られております。
桐箪笥であるとか、箱階段という階段、そういったものもかなり忠実に再現されております。

(福田さん)
房総のむらでは、様々な昔の技術を利用した体験ができるようになっております。
こちらで体験できるのが千代紙ろうそくです。

(リポーター)
かわいいですね。
でも、これって時代劇とかに出てくるろうそくとは、またちょっと違いますよね。

(福田さん)
そうですね。
こちらのろうそくの原料は石油なんですけれども、昔は和ろうそくといいまして、木の実の油を取ってろうそくを作っておりました。
こちらにある千代紙をハサミで切り抜いて、ろうそくに貼るだけでいいという簡単な作業で作れるということがあります。

(リポーター)
こちらの体験では、はじめは「和ろうそく作り」を行っていたそうですが、1度に多くの人が気軽に参加できるものとして「千代紙ろうそく体験」を始めたそうです。
「和ろうそく」の体験は今でもあり、子どもから大人までそれぞれの希望、スキルに合わせて体験演目を選べるよう工夫されています。

(リポーター)
館内を進んで行くと古い品種の稲を栽培する水田、農家も見えてきます。
今度は農家のグループ長、萩原さんにお話を伺ってみます。

(リポーター)
こちらの農家では、どんな体験ができるんですか?

(房総のむら 農家グループ長 萩原衣美さん)
はい。こちらでは畑での野菜の収穫体験や田んぼでの米作り体験、また、その田んぼで収穫した稲わらを使った、こういった日常生活の道具を作る体験も行っております。
今日、あそこで行っているのはぼっち笠という笠を作る実演です。

(リポーター)
先ほどかぶってましたよね?

(萩原さん)
はい、そうです。
ぼっち傘とは、農家の女性が外作業の時に被る日よけ用の傘で、畳の原料となる「い草」という草を編み込んで作っています。

(リポーター)
こちらで今行われているのは「実演」。
房総のむらでは、体験のほかに実演という形で物づくりの様子や伝統文化を来館者に伝えています。
またこの場を使って、技術の伝承もしているそうです。

(後藤さん)
一つ一つの工程が沢山あるので、覚えてもらうのはなかなか時間がかかって、とても教えるのは難しいですね。
(ぼっち笠は)被っていてとても涼しいですし、機能的なのでずっとこういう物があったらいいなと思うんですけど、こういう作る技術がなくなるというのはとても寂しい事だと思うので、なるべく繋げていきたいなと思います。

(リポーター)
これ一つ作るのにどれくらいかかるんですか?

(伊藤さん)
うまい人では大体、1日で出来上がるんですけど、私まだここに入って数か月しか経ってないので、2日かかってしまいます。
昔の物をこのまま引き継いでいけたらいいなと思います。

(リポーター)
昔ながらの技術を実演という形で展示したり、体験できたりというところにこだわりを感じますね。

(萩原さん)
はい。房総のむらは古くから培われてきた伝統的な暮らしや技、また、生活の知恵などを保存、継承してお客様に学んでいただくということを目的としています。
ですから、より多くの方々にこの昔ながらの技を見て、触れて、感じていただきたいと思っております。

(リポーター)
生きた技術や文化を残して展示する房総のむらのこだわり。
今でも資料を集め保管する取り組みが行われています。
房総のむら学芸員の柴崎さんは現在、秋に開催予定の企画展のために、県内各地から資料や情報を集めています。

(リポーター)
(企画展の)内容はどういったものになりますか?

(房総のむら 学芸員 芝﨑浩平さん)
はい。今回は千葉の鍛冶というタイトルで鎌とハサミを取り上げます。
鎌は千葉県でいえば鴨川の方と、あとは君津市の久留里の方で昔から作られていたんですね。
その話を今まであまり知られてなかった部分も多いので、それをまとめて発表するように決めてます。

(リポーター)
(資料を集めるのに)苦労したことってありますか?

(芝﨑さん)
昔はもちろん鉄が貴重なので、使える限り使うんです。
なので、形として残らないという場合が多くて、今回はたまたま運よく作ってた方に当たれたので、そこで持っていたものを提供してくださったり、本当にたまたま新品の物が古い金物屋さんに残っていて、それも提供してもらったり、なので、金物屋さんだとか昔の職人さんだとか色んな方に支えられて集めることが出来ました。

(リポーター)
それでは最後に、房総のむら副館長の太田さんにお話を伺います。
よろしくお願いします。
今日、館内を見て回ったんですけれども、色々なこだわりを知ることができました。
太田さんが考える房総のむらのこだわりはなんでしょうか?

(房総のむら 副館長 太田文雄さん)
ここは昔の雰囲気、そういったものを大切にしております。
当時の技術、あるいは伝承された文化、そういったものを直に皆様に体験していただけるように工夫をしているところです。
体験演目には、来館当日に気軽に参加できる簡単なもの、予約をして時間をかけて行うもの、さらに年間を通して高度な内容を継続的に行うものがあり、初心者から上級者までそれぞれのニーズに合わせて楽しめるように工夫しています。
また、最近は江戸近郊の農村で作られていた野菜の品種を掘り起こした伝統野菜の栽培も始めております。
これからも千葉で根付いてきました暮らしであったり、文化、あるいは技術そういったものを皆さんに伝えていきたいと考えております。

(キャスター)
房総のむらのこだわり。
館内の建築物や調度品に、体験演目まで至るところで感じることができるんですね。
そして、技術の伝承というのもとても大事なこだわりのようでしたね。

(リポーター)
はい。手仕事の大変さまでが展示されているというところにこだわりを感じました。

(キャスター)
そうですね。
さて、県内の博物館では夏休み期間中、様々なイベントを企画しています。

(リポーター)
はい!まずは、房総のむら。
来週8日と9日は「むらの縁日・夕涼み」としまして、開館時間を延長しています。
夜ならではのイベントを体験しに行ってみてはいかがでしょうか?
県立中央博物館では、妖怪にまつわる企画展が開催中です。
暑い夏にヒヤッとしたい方、怖いもの見たさの方におすすめです。

(キャスター)
この他の博物館でも、様々なイベントを用意しています。
くわしくは、それぞれの博物館のHPを参考になさってみてください。
以上、「特集」でした。

(キャスター)
続いて「今が旬 ちばの食材」。
今回はあわびです。
千葉県はあわび類の漁獲量が全国第3位。
特に南房総市や外房地域で獲れる「あわび」は「ちばブランド水産物」に認定されている逸品です。
ここ南房総市千倉町の海岸は、岩礁が広がる海の生き物たちの宝庫。
「あわび」の餌となる海藻も多く、岩場は恰好の住みかです。
海岸沿いにあるこちらの直売所は、地元で獲れた海の幸や、水産加工品の品揃えが豊富です。
併設している生簀では、特産の「あわび」の直売も行っています。

Q南房総市で獲れるあわびの特長は?

(東安房漁業協同組合 渡辺靖浩さん)
主に赤あわびと黒あわびがあがります。 
赤あわびは刺身にすると柔らかいんで美味しいです。
黒あわびはちょっと歯ごたえがありますので、味が濃厚です。
旨みが強いって感じですね。

(キャスター)
磯の香りたっぷりの「あわび」はお刺身で、また踊り焼きなど火を通しても絶品です。
それに加えて夏の「あわび」は肉厚で食べ応えも十分ですよ。
ちばの食材について詳しくは、ホームページもご覧ください。
それではプレゼントです。

(リポーター)
今週は、房総のむらマスコットキャラクター「ぼうじろー」のせんべいと、てぬぐい、そして(体験演目スケジュールなどが掲載されている)「体験のしおり」をセットで5名の方にプレゼントします。
ご覧の必要事項と番組の感想を必ずお書き添えの上、ご応募ください。

(キャスター)
来週のウィークリー千葉県。
特集では「地域を体感!道の駅」をお送りします。

(リポーター)
地域の魅力を活かした道の駅で楽しめる体験やグルメの情報をご紹介します。

(キャスター)
ぜひご覧ください。
それでは今週はこのあたりで失礼します。
来週もお楽しみに。

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課放送・インターネット班

電話番号:043-223-2245

ファックス番号:043-227-0146

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