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更新日:平成29(2017)年3月2日

ウィークリー千葉県

ウィークリー千葉県平成27(2015)年5月23日放送分(特集) 「千葉の港探訪」

「千葉の港探訪」

特集

動画の内容

【特集コーナー】
(キャスター)
今週の特集です。

(リポーター)
さっそくですが木次さん、千葉県には、このように7つの港湾があって、それぞれの地域の特性に応じながら、産業振興や地域経済の活性化に重要な役割を担っています。
たとえば、京葉工業地帯の一翼を担っている木更津港は、最近、東南アジア向け中古車の取り扱い量も、ものすごく伸びてきているといいます。
館山港や銚子の名洗港は、観光としての港づくりや、マリーナの整備などが行われています。
その中でも、日本一広い港「千葉港」をきょうはご紹介します。

(リポーター)
日本のほぼ中央に位置し、北は市川市より南は袖ケ浦市まで、海岸線延長約133キロメートルの日本一広い港、千葉港…。
昨年の貨物取扱量は、1億6283万トンで、名古屋港に次いで全国第2位、全国に18ある「国際拠点港湾」のひとつに指定されています。
千葉港が開港したのは、昭和28年。工場が数多く立地し発展を続けてきました。
主な取扱貨物は、原油、石油製品、液化天然ガス、鋼材、鉄鉱石などで、重化学工業の「産業機能集積港」となっています。
そのため、船が接岸するふ頭も、各企業の専用が多く、港湾取扱貨物量の92パーセントが、企業専用岸壁で取り扱われています。
また、千葉港には千葉中央埠頭をはじめ、多くの公共岸壁が整備されており、コンテナ貨物をはじめ、様々な貨物の輸出入が可能となっていて、千葉県の産業振興に重要な役割を果たしています。

(リポーター)
液化天然ガスを積んだあの大きなタンカーが、桟橋にゆっくりと接岸されようとしています。
この船はサハリンから液化天然ガス、いわゆるLNGを運んできた船ということですが、千葉港の取扱貨物の特性を見てみますと、輸入貨物の4分の3がLNGや原油、石油製品で占められています。
こちらは、東京ガス袖ケ浦LNG基地という施設で、関東一円に都市ガスを供給しているほか、隣接する東京電力袖ケ浦火力発電所向けの、発電用燃料ガスを供給しています。
東京ガス袖ケ浦LNG基地は、日本初の液化天然ガス専用基地として、1973年に誕生しました。
貯蔵する液化天然ガスは、230万世帯が1年間使用するガス量に相当し、まさに世界最大級の規模を誇ります。

(リポーター)
こちらが液化天然ガスを運ぶタンカーの、専用の桟橋という事なんですけれども、近くで見ると迫力がありますね。

(東京ガス(株)袖ケ浦LNG基地 製造部長 足立 一 さん)
はい、そうですね。
こちらはLNG船の専用桟橋で、我々は「バース」と呼んでいます。
今まさに液化天然ガスを、陸に移す作業を始めるところです。

(リポーター)
あの独特の形をしたタンクの中に、液化天然ガスが入っている状態なんでしょうか。

(足立 さん)
そうですね。まあガスというわけではなくてですね、実際はマイナス160度に冷却し、液化させた液化天然ガス「LNG」というものが入っております。
気体に比べて、600分の1の体積となるため、タンカーでの輸送やタンクでの大量の貯蔵が可能となります。
船と陸を結ぶ、アンローディングアームという設備を使って、荷揚げされたLNGは、マイナス160度のままタンクに貯蔵されます。
この作業は一昼夜を要します。
タンクは、超低温に耐えられる金属が使われております。また周りの土壌も、凍らせない工夫も行っております。

(リポーター)
さて、こちらの基地では、一般の方々の見学を受け付けています。
これから、見学の際に行われている実験を交えて、ガスの製造工程や性質について教えていただきます。

(東京ガス(株)袖ケ浦LNG基地総務部総務グループ 夜久 彰良さん)
今日こちらにLNG・・・、先ほどタンクから抜き出してご用意しました。
これから、このガラス瓶のほうに移していきます。
柄杓を入れますと温度差がありますのでね・・・、少し沸騰します。

(リポーター)
「ふつふつふつ」・・・、と音がしました。

(夜久さん)
海外で採れます天然ガスは、すべてがガスの状態で採れます。
そのガスの中には、不純物が含まれています。硫黄分ですとか、あとは塵、水分・・・、そのようなものをすべて取り除いてから温度をどんどん下げていきますと、このキレイな液体「LNG」になります。
マイナス160度ですかね・・・。

(リポーター)
160度ですね・・・、マイナス。

(夜久さん)
今ちょうどこの水みたいな液体「LNG」、マイナス160度あるということになります。
ではこの冷たい液体にですね、カーネーションを入れて凍らせてみます。

軽く手で触れる事ができます。

(リポーター)
はい・・・、いいんですか。
ワッ・・・、わーっ!一瞬で粉々になりました。

(夜久さん)
そうですね。
今、風船が徐々に大きくなってきています。これは三角フラスコの周りから熱をもらいまして、自然とガスに戻ったものがここに溜まっていると思っていただければ、よろしいかと思います。
この基地では、この冷たい液体を、配管の内側に通しまして、外から海水を降らせることによってですね、一度にたくさんのガスをつくっているという風に思っていただければよろしいのかなと思います。
この風船の中は、メタンガスなんですね。ですから都市ガスって空気より軽いんですね。

(リポーター)
ということは・・・?

(夜久さん)
このまま手を放していただければ、風船は上にあがっていきます。
都市ガスはすべて軽いという事になります。

(リポーター)
どうでしょうか、放してみます・・・。わー。

(リポーター)
あーっ、もうすでに・・・。

(夜久さん)
けっこうススが出ていますね。

(リポーター)
まっ黒ですね。

(夜久さん)
天然ガスの場合にはほとんどススが出ないんですね。

(リポーター)
ご覧ください。

(夜久さん)
それだけ完全燃焼しやすいという事で、ススが出ない、環境にも優しいエネルギーというふうに思っていただければ、よろしいのかなと思っています。

(リポーター)
もしも漏れてしまっても・・・。

(夜久さん)
もし漏れて、水の上にこぼれたら、このような形で氷になってしまいますね。
キラキラ光った、っていうものが無いんですね。
それはLNGの中には、油分って一切入っていないんです。
ですから、もしLNG・・・、荷役中に海にこぼしたとしてもですね、ここでしたら東京湾ですね。東京湾を汚染する事はありません。
それだけキレイな原料という風に思っていただければよろしいのかな、と思います。

(リポーター)
ふだん何気なく使っている都市ガスですが、タンカーで運ばれた液化天然ガスを、このように気化し各家庭に供給しているんですね。
首都圏に張り巡らされているガス管は、60、000キロ近くになるといいます。
袖ケ浦LNG基地からは、千葉県内や東京、神奈川、埼玉方面の供給区域にガスを供給しています。
陸上ばかりではなく、東京湾の海底を通っているガス導管からも、対岸へ供給しています。

(リポーター)
私たちの生活を支える千葉の港。
見学を受け入れている施設は他にもありますので、実際に足を運んで、産業の集積地、物流の拠点などとして、地域経済の活性化に果たす役割を実感してみてはいかがでしょうか。

(リポーター)
今回取材をさせて頂いたあちらの基地には、なんと年間200隻を超えるLNG船がやってくるそうです。

(キャスター)
ほぼ毎日のような状態ですね。

(リポーター)
私たちが普段何気なく使っている都市ガスなんですが、実験を通してなるほどなと、とても勉強になりました。
このように見学できる施設もありあますので、HPなどを参考にしながら、是非みなさんも千葉の港、ぜひ皆さんも探訪してくださいね!

(キャスター)
以上、特集でした。
続いて、「今が旬 ちばの食材」、今回は「すいか」です。

(キャスター)
汗ばむ陽気の日も多くなり、だんだん夏が近づいてると感じるこの頃、甘いすいかを冷やしてガブッと食べたくなりませんか?
千葉県はすいかの生産量が関東で一位。
中でも甘さが自慢の富里市のすいかは北総台地の水はけの良い土と、昼と夜の温度差が大きい気候で育った、地域ブランド品です。

Q美味しいすいかの見分け方を教えて下さい。

(地域特産物マイスター 篠原 弘安さん)
一個のまま買う時は叩いてもそんなにわからないのでなでてみて、ちょっとボコボコしてる感じ、それを選ぶようにしてもらうのと、あと、カットのスイカを選ぶ時は種の所が、ちょっとザラッとしたやつの方が良くできてるかなと思います。

(キャスター)
こちらは、この富里スイカをはじめ、朝獲れの新鮮野菜や豚肉の加工品などを取り扱う、地域密着型の農産物直売所。すいかを買い求める地元の消費者で賑わいます。
7月中旬までが出荷シーズンの富里スイカは、このシールが目印です。
ちばの食材について詳しくは、ホームページをご覧ください。
それでは、プレゼントです。

(リポーター)
今週は、「今が旬 ちばの食材」でもご紹介しました、富里のスイカを3名の方にプレゼントします。
ご応募は、はがきか番組のホームページからお願いします。
ご覧の必要事項と、番組の感想を必ずお書き添えください。

(キャスター)
さて、来週の特集は、「明日の農業を担う」です。

(リポーター)
農業の担い手の育成を行う農業大学校と、新規就農者の様子などをご紹介します。

(キャスター)
それでは、今週のウィークリー千葉県、このあたりで失礼いたします。来週もどうぞお楽しみに。

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所属課室:総合企画部報道広報課放送・インターネット班

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