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更新日:平成24(2012)年3月28日

千葉県の観光

三番瀬でとれる海産物 船橋市

江戸時代から豊穣の海といわれてきた三番瀬は、魚や貝、海苔の漁場となっています。特に海苔は、豊富な栄養と潮の干満により昔から養殖が盛んで、高品質の江戸前海苔がつくられています。冬は海苔漁の最盛期。三番瀬でとれた海苔がどのようにして作られているのかを紹介します。

動画の内容

千葉県の北西部にある船橋市。駅前は県内でも有数の商業地です。この船橋市の東京湾岸には三番瀬が広がります。三番瀬は、東京湾に残された貴重な干潟で、豊富なえさを求めて多くの野鳥が訪れたり、春から初夏にかけては潮干狩りが楽しめます。また、古くから豊穣の海といわれてきた三番瀬は、魚や貝、海苔の漁場となっています。

ここ、船橋漁港では、たくさんの魚介類が水揚げされています。三番瀬で取れたアサリやカレイのほか、スズキなど・・・。船橋漁港で水揚げされた海産物は江戸前としても人気があります。

これら三番瀬で採れる海産物の中から、今回は今が最盛期の海苔漁をご紹介しましょう。
朝6時、日の出前に出港です。
三番瀬の海苔養殖は遠浅の海で行われているのが特徴です。
ここでは、浅瀬の海でしか出来ない方法で海苔を養殖しています。
海に支柱柵という竹で作られた柵を立て、そこに網を縛り付けて海苔を養殖するのです。海苔を採るときは小型の船で網をくぐるようにして持ち上げ、船についているローラーで網についた海苔を落としていきます。
「支柱柵っていうのは、浅い海の独特の養殖法ですね。千葉県内だと木更津、船橋、市川。水深は1m50cmぐらい。干潮のときは水から出て、日に照らされて、乾くんですね。そうすると、海苔の細胞壁が鍛えられるんですね。それで良い海苔が採れるようになっています。」

水揚げされた海苔は、自前の工場で乾燥海苔に仕上げます。まずは、海苔の撹はん機という「いけす」に入れて、加工の直前まで海苔を生かしたまま待機させます。こうすることで、海苔にねりが出て品質が良くなるのだそうです。

次に、海苔を海水でよく洗い、細かく切っていきます。
続いて、調合機の中で大量の真水と海苔を一定の比率に混ぜ合わせます。
このときの比率によって乾燥海苔の厚さが決まるのです。
調合された海苔をすきます。

すかれた海苔をプレスして、水分を搾り出します。
そして、乾燥機の中で約2時間じっくりと乾燥させて、完成した海苔が機械から出てきます。
検査機を通して合格した海苔を束にして、ちばのりの帯をつけて完成です。
こうして作られた海苔は問屋さんに卸され、市場に出回ります。江戸前の千葉海苔は、味もかおりもよく、人気も高いそうです。

ベイエリアに残る貴重な干潟、三番瀬。三番瀬は、私たちに豊かな海の幸をもたらしてくれます。

「ウィークリー千葉県」