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更新日:平成24(2012)年3月28日

千葉県の観光

懐かしい浦安のまち 浦安市

浦安市は、人気のテーマパークや、リゾート地のような新しい住宅街も見られるなど、近代的な街並みのイメージがありますが、かつては漁師町としての活気に満ちあふれた町でした。今ではなかなか見ることのできなくなった当時の漁師町・浦安の街並みの様子を実際に体験できるところをご紹介します。どこか懐かしい昭和の雰囲気を味わってみませんか?

動画の内容

浦安市は現在、人気のテーマパークやリゾート地のような住宅街などが立ち並び、近代的な街並みを見ることができますが、かつては、漁師町でした。

これは、昭和31年ごろの浦安を上空から見た写真です。
昭和40年から始まった海の埋め立て事業により、浦安市は埋め立て前の4倍の広さになりました。埋め立て前の浦安の海は、広大な干潟にさまざまな生き物が棲む魚介類の宝庫でした。
たくさんの種類の魚や貝、海苔など、豊かな海の恵みを受けて、浦安は漁師町として栄えたのです。
今回は、漁師町であった昭和の街並みや当時の暮らしを体感できる浦安市郷土博物館を訪ねてみました。

昭和27年、漁師町として最も活気に満ち溢れていたころの浦安が再現されています。ここには、地域のボランティアの方々がたくさんいらして、声をかけると、漁師だったころのことなどを色々と教えてくれます。
まずは、べか舟について教えていただきました。
「あれは、海苔採ったりね、・・・海苔、それから川の中の・・・」
「ま、しじみでもあさりも、べか舟は一番利用価値多かったんじゃないの。」
「一人用だからね。」

当時の「境川」をイメージしたこの川で、実際にベカ舟に乗せてもらうこともできます。


川沿いには、漁師の家が再現されています。
舟に積む漁具を置いたり、補修作業を行ったりする都合上、土間が川に面した方向に作られています。
このように、境川を中心とした漁師の暮らしをうかがい知ることができます。
こちらは当時、一部の船に取り付けられていた「焼玉エンジン」。これは、どういうエンジンなのでしょうか?

「これがほら、焼玉の・・・焼玉の玉ってのはね。これを温めて、ノズルから噴射させて、そのエアーでもってエンジンをかけるわけ。」ポンポンというエンジン音から、ポンポン蒸気船を思い出す人もいるかもしれません。
これは昭和33年製造のもので、約30年間江戸川の川底に沈んでいたそうです。
「沈没しちゃってるのを引き上げて、それでここまで直したわけよ。」
動かすことのできる焼玉エンジンは、国内でも珍しく、非常に貴重な資料です。

街中には、当時使用していた共同水道も再現されています。
「浦安に水道が敷かれたのは戦後・・・。それまでは水を買ってたんだからね。水売りが来てたんだよ。」
他にも、買った水を貯蔵する水がめや井戸などが再現されています。

ここには全部で8棟の建物がありますが、そのうち4棟は実際にあった建物を移築したもので、県又は市の有形文化財に指定されています。こちらのタバコ屋は中に入って自由に家の中のものを触ってみることもできますし、実際に2階に上がってみることもできます。

漁師町として栄えた浦安の街並み。
みなさんもどこか懐かしい昭和の雰囲気を味わいにいらっしゃいませんか?

さて、旧江戸川沿いには、釣り船や屋形船を出す「船宿」がいくつかあります。ここは、「青べか物語」に登場する船宿のモデルとなった、昔からある船宿。
現在ではこのような風景が、当時の海とのかかわりを残すもののひとつといえるでしょうか。

「ウィークリー千葉県」