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更新日:平成24(2012)年3月28日

千葉県の観光

馬と牧羊のまち 富里市

「いってみよう!ふさの国2007」。第2回目は、富里市のスポットをご紹介します。
千葉県の北部、下総台地にある富里市といえば、スイカの生産地として有名ですが、実は牧場や牧羊場に深い歴史があり、現在では競走馬の生産地としても知られています。みなさんに富里の新たな一面をご紹介します。

動画の内容

千葉県の北部、下総の台地にある富里市。
富里市は、スイカの生産が有名で、その産出量は全国第1位(平成17年)を誇りますが、実は牧場や牧羊場に深い歴史があるまちなのです。

富里は、古く武士の時代には、馬を確保するための牧場、「牧」がつくられました。
その牧を守るために任命されたのが、牧士と呼ばれる人たちです。
こちらは当時の資料を展示してある、藤崎牧士資料館。
「江戸時代には軍馬の育成を目的に牧士と呼ばれる管理者が置かれました。その当時の資料が展示されております。」
牧士は武士待遇の農民というような人たちで、
ここには武士の身分を思わせるようなものがたくさん展示してあるのです。
たとえば、刀のつばや、鎧兜など・・・。

豊受神社のある富里市の御料や十倉には、明治時代に羊毛の国内自給を図るために、日本で最初の牧羊場がつくられました。
当時、現地の調査に訪れた大久保利通の鶴の一声でこの地に決まったそうで、豊受神社にはその記念碑が建てられています。
現在ではこの辺りはスイカ畑になっています。
県道43号線沿い、十倉の地にある神武神社。この神社には富里牧羊場跡の碑があります。
国内初の牧羊場経営という試みは、短期間で、明治13年に一旦終了しますが、昭和17年には下総御料牧場として再生し、現在の成田空港が建設されるまでの長いあいだ、下総台地での大規模な牧場経営は続きました。

現在では、富里は競走馬の生産地として知られています。十倉にある「競走馬のふるさと案内所」。
競争成績や系統などの競走馬に関する資料がたくさん所蔵されています。
ここでは、競走馬を見学したい方のために牧場の紹介などをしてくれます。
「軽種馬※、サラブレッドの生産者団体の事務所でございます。なおかつ、生産した馬が走って、最終的には、地元に戻ってきて、それを馬の好きな方たちに見ていただくと言うようなことが基本として成り立っている事務所でございます。利用される方は大半が競馬ファンの方ですね。10代から高齢の方まで幅広い年齢でいらっしゃっていただいております。ここからですと、3分から5分です。一番近い牧場ですね。」

軍馬、牧羊、競走馬と歴史的にも様々な牧場経営が行われてきた富里。
現在では、競走馬のふるさととして、その歴史を刻んでいるのです。

※軽種馬;一般的にはアラブ、サラブレッド、アングロアラブ、アラブ系種、サラブレッド系種を指す。競争馬や軍用馬などに使用される。

「ウィークリー千葉県」